新しい出会いが出張冥利だ・・・

出張の楽しみと言えば、新しい出会いだ。

それが、ヒトであっても、食であっても、景色であっても・・・。

一昨日、小倉での宿泊と相成り、遅くにホテルにチェックイン。
ホテルで、繁華街というか、飲食店街の場所を教えてもらって、
遅くからの夕食。

フラッと入った、家庭料理「ふじむら」は、
カウンターで3年前に、二人三脚で店をやってきた、
お母様が亡くなられて以来、女将一人で切り盛りする
家庭料理のお店だった。

その日に市場で購入した素材を見て、メニューを決めるという。
素朴だけど、しっかり美味しい家庭料理は、
どこか、安心感に満ちている。

昨日は、博多で、午前、午後、夕方・・・と、個別の打ち合わせ。
多くの方々と、お会いして、お話しが出来るというのは、楽しい。

今日は、名古屋・岐阜での打ち合わせがある。
移動は新幹線。
日帰りだから、往復の約3時間強の時間で何が出来るか、何をするか、
どんな新しい出会いがあるのか・・・
・・・何となく、楽しみだ。

便利だが・・・

動きが大きいと、、、たまに自分がどこにいるのか、
どこに向かっているのか・・・わからなくなる時がある。

昨日は、朝から宮崎、福岡と連続で移動。
いつもある、博多のホテルは満室・・・!
ちょっと、というか、かなりのショック。

結局、博多ではホテルは無く、小倉へ。
聞けば、SMAPのコンサートが福岡であったらしい。
すごいものだ・・・。

迷惑メールで、時間を割く、もったいなさ

パソコンのメールにも、携帯のメールにも、、、相変わらず、迷惑メールが多い。

差し出す側は、おそらくコンピューターで、ランダムに、
アルファベットや数字の組み合わせで、アドレスを作り、
送っているのだろうが、その労力に見合う、
得られる成果はどれくらいあるのだろう?

G-メールは、迷惑メールをしっかりフィルターにかけてくれるから、
受信箱がキレイに出来るが、
パソコンで普段使う、メールソフト「Becky」や、
携帯メールには、そのような機能が無いから、受信箱の整理が厄介だ。

まあ、そんなものは、無視して、必要なものだけを、
ピックアップすればいいのだろうけど、どうしても気になる性質なのか、
「Becky」上では、差出人でソートをかけて、まとめて消すようにしている。

普段、使っているパソコンは、3台あるから、この作業は、ちょっと大変・・・
と思うと、免疫力がダウンしてしまうから、
受信箱を整理する時は、今まで、万が一、見逃していたメールがあれば、
それをピックアップする作業なんだ、、、と自分に言い聞かす。

なんか、良い方法は、無いだろうか・・・。

ロンドン五輪は、まだ終わっていないのに、何故、いま、パレードか?

昨日は、朝一番で・・・といっても、
「今から寝るの?今起きたの?」状態の僕にとっては、
また、早朝から動いている僕にとっては、
どこからが朝一番なのかは、わからなくなってきているが・・・、

僕が関わっている会社の中で、3つの会社の決算が8月ということで、
その打ち合わせを行う。

それを踏まえた上で、残り、約1週間の動き、
そして、新しい期の始まりとなる来月からの動きを、じっくり考える。
考える・・・これは、孤独な世界だ。
経営者は孤独だ・・・ということを、この様な時に、あらためて、知る事になる。
方針について、「朝令暮改だ」「支離滅裂だ」・・・と、言われるような、
決断がある時、これらを、しっかり支えてくれるのが、周りのスタッフだ。

優秀なスタッフに恵まれて、お陰で、僕に関わる、どの会社も、どの団体も、
しっかりと、未来を見据えて、活動が出来ている。

さて、先日の、ロンドン五輪のメダリストの銀座パレードの様子が、
テレビや新聞などで、大きく報じられた。
50万人ものヒトで沿道が埋まったという。

パレード自体をうんぬん言いたくないが、僕は素直に喜ぶことは出来ない。

五輪でメダルを獲得することは素晴らしい。
そして、それを皆で祝福することも素晴らしい・・・が、
ロンドン五輪は、終わっていない。
来週の29日から始まる、パラリンピックの終わりが、
ロンドン五輪の終わりなのである。

このパラリンピックにも日本の方が多数、参加する。
メダル獲得する方もいらっしゃるだろう。
この方々も、立派な、ロンドン五輪メダリストだ。
もし、メダル獲得の祝福パレードを、そして首相官邸での感謝状授与を行うなら、
このパラリンピックの方々も、対象となるべきなのだ。

急遽、このパレードを実施した政府の意図が、
原発反対、消費税反対、領土問題、、など政府への大きな国民の
不満行動への、目くらましではないのか、と僕は思っている。

報道の姿勢にも納得できない。
確かに、パレードへ50万人が集まって、盛り上がったことを、
報道するのは良いだろう。
でも、反面、毎週、行われている原発反対や政府への不満を静かに訴える、
20万人規模のデモの様子は、ほとんど伝えない。
さらには、その何十倍もの、国民の不満の声も伝えない。

報道内容も、政府御用報道として、意図的に行っているとしか思えない。

我々は、しっかりと、現実を見据え、国の将来を
考えなければならないのではないか、と僕は思っている。

明日の金曜日は、先週に引き続き、出張のため、東京にいないのだが、
来週の金曜日には、首相官邸の前で、叫ぶつもりだ。

自分自身がまずは、変わって、行動を起こさねば、
少なくとも、現状は一切変わらないであろう。

国が駄目なら、国に頼れる時が来るまで、
自分自身がしっかり生き抜いていくことも必要だろう。

未来と、自分は、自分自身で変えられるのだから・・・!!

【食】を通じて、快適な生活に貢献する

昨日まで、JR東日本が主催するプロジェクト「のもの」
「福島のもの」が開催された。

「のもの」は、地域再発見プロジェクトで、その地産品ショップである。
上野駅で行われている。

この「福島のもの」に昨日までの3日間、(株)本物の市場が出店した。

僕が土から作った農場からの、また、農場が在る矢祭町からの、産物を、
広く、皆様に発信した。
発信と同時に、(株)本物の市場そのものの、アピールも行った。
多くの方々に、これからも、【本物】を発信していきたいものだ。

その「福島のもの」での発信は、スタッフに任せ、
僕は、昨日、新横浜で、「若返る食べ方、本物の健康食品」なる講演会を行った。

講演会では、博士として、社長として、それぞれの立場から、
話をさせていただいた。
こちらも、大いに盛り上がった。

僕が関与するいろいろな会社や組織が、
いろいろな地域で、3次元的に広まっていっているのを、
感じる今日この頃である。

全ての理念は、《【食】を通じて、快適な生活に貢献する》・・・である。

食の情報を多方面から、発信し続ける。

一昨年の9月から今年の3月までの1年半に渡って、
ラジオ番組「若山祥夫 食の情報最前線」(ラジオ日本(AM1422KHz))で
情報発信をしていた。
放送が休みの回は無かったので、放送回数は、82回に及んだ。

毎回、ゲストをお招きしたり、有名なお店に出向いて、
それぞれ、食材を取り上げて、そのゲストやお店の大将・シェフなどと、
やり取りをしながら、食の情報をお伝えした。

毎回、取り上げる食材を考え、その食材についての情報を収集し、
ゲストやお店の情報を収集し、放送でのやり取りの内容を組み立てる・・・、
結構、タフな作業だったが、蓄積される情報量の多さは、
僕の貴重な財産になっている。

この放送の内容は、
NPO法人 食の未来研究所のホームページから、聴いて頂ける。

ゲストは多彩だから、収録されているゲストで、
興味のある方の放送分だけでも、聴いて頂ければ、
番組の様子がわかって頂けるはずだ。

番組開始当初は、ぎこちなかった僕の様子が、
回を追う毎に、少しずつ、慣れていって、
アドリブも出るようになる様子も面白いかも知れない・・・。

現在、このラジオ放送の内容の文字起しをしている。
文字にするとそれはそれで、面白いと考えている。

出来上がり次第、食の未来研究所のホームページにアップしていくつもりだ。

このラジオ番組のタイトルそのものを、
食の未来研究所のブログ的発信サイトにして、
「食の情報最前線」として、発信も開始している。

「食」に関するニュースと情報、
「食」のよもやま話、
美味しいお店とメニュー、
研究所からのお知らせ・・・と
今は、4つのカテゴリーで、展開している。
もっともっと、充実させていきたいものだ。

静岡講演会・・大いに盛り上がった

昨日は、静岡での講演会だった。

静岡ではたびたび、講演会が行われるのだが、
静岡行きには、ちょっとした楽しみがある。
新幹線の三島駅から新富士駅にかけて、車窓から眺める、雄大な富士山の姿だ。
こだまを利用すれば、三島駅や新富士駅での停車時間に、
ホームに降りることも可能だ。

晴れていれば無論のこと、曇っていても、雨であっても・・・
その雄姿によって、何度も勇気付けられ、元気をもらった事だろう。

昨日は、晴れていたので、東京駅で、切符を買う時、しっかりと、
山側の座席を指定・・、カメラをしっかり鞄から取り出して準備万端・・・。

三島駅が近づいて来る・・・。

ところが、空は晴れ上がっているのに、
富士山は、その裾野が見えるだけで、1合目から頂上まで、
すっぽりと雲で覆われていた・・・。
かなり、がっかり・・・。

この免疫力ダウンの状態で、会場入り。
会場に着くと、玄関には、主催のメンバーの方々が、出迎えてくれる・・・。
僕の笑顔は少々、ぎこちなかったに違いない。・・・が、
そのぎこちない笑顔は、会場に入って、控えの席に着いた途端に、
自然な笑顔に変わっていった、、、もちろん心の中での笑顔だけれど。

会場は、ほぼ満席状態で、初めてお越しの方が、20人近くもいらっしゃったのだ。

講演では、
「本当に大切な食」
「食と薬の違い」
「若返る食べ方」
「食の革命による、本物の健康食品とは」・・・などを、
僕の研究履歴を披露しながら話すのだが、
昨日は、会場に、医療機関に属する方々も多数お見えになっていたので、
通常のそれよりは、かなり気合いが入った、講演会となったのだった。

そんなわけで、講演は2時間たっぷりの講演会となってしまった。

お陰で、僕の免疫力はしっかりアップして、会場を後に出来たのだった。

ビジネスのシーンでの必須アイテム

一昨日から昨日にかけて、多くの方にお会いした。

お会いして、ご挨拶の場面では、名刺は必須アイテムだ。

通常は、その名刺を、名刺入れに入れて、持ち歩く。
出張時には、鞄の中に、名刺のストックを入れている・・・のが通常なのだが、
先日までの海外出張時から帰って、鞄を整理した時に、
ついつい、名刺のストックを取り出し、そのままになっていたのだった。

つまり、今回の出張時には、鞄にストックの名刺が無かったのだ。

気付かずに、一昨日、多数の方との名刺交換をして、
そろそろ、名刺入れに名刺を補充するか、、、と鞄を覗いた瞬間・・・
鞄の中に名刺のストックがないことに気付く。
次の日も、多くの方との名刺交換が予想されたので、
かなり焦りまくり、会社のスタッフに電話を入れ、
「航空便でも良いから、明日の午前中までに、名刺を届けて欲しい」
・・・と頼んだのだった。

すると、スタッフは、即座に、
「博士・・、航空便は可能ですけど・・・、今は、即座に名刺を作ってくれる
お店がありますから、博士の泊まるホテル周辺で、
そんな店が無いか、探してみます。」と。
うーん、その手があったか・・・。

スタッフは、僕の泊まるホテルへ電話して聞いてくれて、
そのホテルの案内で、博多駅前の24時間サービスをしている、
「kinko’s」を見つけてくれた。
今の名刺をそのままコピーして、ほぼ、同じように2時間で作製してくれる。

そんなわけで、一昨日の夜の7時頃、名刺を持ち込んで、
昨日の朝早くに、50枚の臨時の名刺を受け取ることが出来たのだった。

昨日の名刺交換には、この50枚が、大活躍してくれた。

昨日の夜は、博多では初めてのお店、寿司「たつ庄」で、食事を交えての懇談。
東京行き、飛行機の出発までの慌ただしい中での食事であったが、
短い時間でも、美味しいお店に出会えたのは、嬉しかった。

プロペラ機からの景色は感動ものだ・・

昨日は九州出張。朝からバタバタ・・、
こんな時は、結局、今の今までバタバタが続く。
悪いことでは無いけれど・・・。

福岡経由で宮崎入り。
福岡からはプロペラ機。
良い天気のプロペラ機の席は窓際が良い。

なんで雲はこんなに感動を与えてくれるのだろう・・・
何でこんなにヒトは山と山の間のホンの隙間みたいな平地を探し当てて、
住居、畑、田圃を開拓してきたんだろう・・・、

いろいろな意味で地球の凄さを改めて思い知るのだ、

前向きな考えで、病気と闘う

昨日は、午前中の早めから、午後の昼食を挟んでの打ち合わせ。

昼食後は、久しぶりの?散髪へ。
だいたい、理想的な散髪の間隔は、僕の場合、3週間に1回なのだが、
今回の長期出張で、1ヶ月以上の間隔が開いてしまった。
髪全体の雰囲気は、ごまかせるような気がするのだが、
やはり、髪の生え際などが、いかにも、散髪をさぼっている
という状態になってしまう。

今日から、3日間、出張なので、昨日を逃すと、
さらに1週間の「さぼり」が続いてしまう恐れがあったのだ。

昼食を摂りながらの打ち合わせを午後1時過ぎに終わらせて、
いつもお願いしている、O氏の元へ。

このO氏・・・、実は今、病と戦っている。
肺がんだ。
今年の春に、肺にこぶし大の影など、数個の影が見つかり、
病院へ通いながら仕事を続けている。

なんとなく、呼吸が辛い・・・ということから、病院へ。
検査結果から、いきなり、告知されたらしい。
それでも本人は、「タバコを吸わないのにねえ」・・・といたって明るく、接してくれる。

僕が出来ることは、いつも通りに、必要最小限の挨拶程度の会話をして、
散髪の間は貴重な睡眠の時間とする・・・つまり、必要以上に、気を遣わないこと、
それと、病と闘うには、医師の言うことを良く聞いて、
きちんと、処方された薬を服用するようにとアドバイスすること・・、
そして、何より大切なのは、O氏自身が、前向きに楽しく暮らすことが大切だ
・・・などと、ちょっとしたアドバイスをしてあげること・・・、である。

さらには、僕が開発した、きのこの中から、霊芝、アガリクスを酵素の力で
丸ごと溶かしてエキス化した、健康ドリンク「ウィルパワー」を、飲んでもらうことだ。もちろん、飲むのは、O氏だから、O氏の判断で・・・ということになる。
僕の薦めもあって、O氏は、今年の春から、「ウィルパワー」を飲んでくれている。

免疫が高まり、抗がん剤などの副作用と闘う力が出てくるので、
抗がん剤をキチンと服用しやすい身体となる・・ハズ、、、
という僕の説明は、O氏が飲み始めてからすぐに証明された。

医師がビックリするほど、副作用が無く、仕事も続けられているのだ。
そして、昨日の会話・・・

「どう?調子は?」
「ええ、お陰で、良い感じですよ。
先日、レントゲン写真を撮ったのですが・・携帯に撮ってあるので、見て下さいよ。」

「へえ、どんな感じなの?」
「これが、今年の春・・ほら、この白い部分が癌で、かなり大きいでしょ?」

「素人でもわかるねえ」
「そして、これが、先日の写真・・、癌の形が崩れて、
小さくなっているから、薬を継続しよう、副作用も全く無いし・・って、先生が・・・。」

こんな感じのO氏の説明に、
開発者としては感動を覚えざるを得ないのであった。

このO氏は、闘病しながら、僕のアドバイスを聞いた結果かどうかは知らぬが、
好きなゴルフをしっかり続け、
このお盆休みは、家に来ている孫とワイワイとしっかり遊んでいるという。

薬が効いて、前向きに生きて・・・、病気が治らないわけが無いのだ。

毎日が、ワクワク・・・充実した日々は楽しく過ぎていく

フト気付くと、もう8月も半ばが過ぎた。思い出すのは、
小中学校の頃の夏休み・・・
夏休みに入る前、「宿題を7月中に終わらせて、8月いっぱい思い切って遊ぶぞ・・」なんて、ワクワクしながら計画を作るものの、
いざ、休みに入ってしまえば、楽しいことだらけで、
なかなか、宿題には手が着かない。

そして、フト気付くと、8月も残り2週間・・・。
2週間後には、学校が始まってしまう。
学校に行けば行ったで、楽しいのだが、頭の中は、
「もう夏休みが終わっちゃう」なんていう悲壮感で一杯だ。

毎週、日曜日の夕方から夜にかけての、
「あーあ、明日から学校だ・・」というあの、気持ちだ。
こんな繰り返しをしていた、子ども時代のことを、フト、思い出した。

歳を重ね、毎日毎日、ワクワクすることが繰り返されるからか、
ただ、単に歳を取ってしまったからだけかは、知らぬが、
あの子どもの頃の、気持ちは、今は無い。

昨日も、日中は、明日に向かう、方向性を見出し、
夕方からは、盆休みにも関わらず、開いている店を探して、
遅くまで、気心知れた知人達との時間を過ごしたのだった。

日本食は、革新的に進歩し続ける

昨日は、予想通り、朝から、溜っていたものの処理作業・・・
を朝の内に、出来るところまで行ってから、
昼前からは、横浜、川崎、四谷、新橋・・・と打ち合わせの連続だった。

出張中から、日程の調整が入り、順次、予定が埋まっていくのだが、
中には、勝手に、
「忙しいでしょうから、来週以降に、スケジュール調整をお願いします」
なんていうメールが来ることがある。

「近いうちに・・・」
これは、時の総理大臣が使ったフレーズで有名になったが、
実現しそうで実現できない時に、使われる、
このフレーズと同じ響きと受け取ってしまう。

勝手に、「忙しいでしょうから・・・」なんて、決めて欲しくないのだ・・・。
現に、今日も、急な予定が、2つも昨日の夜に入った・・・。

スケジュール調整のやり方で、相手のその案件に懸ける思いや意志などが、
ある程度探れるものである。

さて、昨日の夕食を挟んでの打ち合わせは、
僕にとっては、約1ヶ月ぶりの日本料理。

出張中に、日本料理を恋しくなったことは、全く無かったが、
日本料理の繊細さ、多彩さ、技・・・圧倒されたのは事実である。

トウモロコシのすり流し・・・
うーん、出汁の旨みとトウモロコシの甘さとコクがこれでもか・・・!と
僕の口の中で踊る。
ご一緒していた3人の中のM社長が
「出汁をコンソメに変えたら、フランス料理ですねえ」とおっしゃていたが、
この絶妙な素材の生かし方・・・は、日本料理の真骨頂だろう。

真鯛とタコの塩水カルパッチョ風・・・
これを、醤油じゃなく、ウルカを出汁で溶いたものをつけて頂く・・・、

赤ムツの煮物を、いくらのコクをプラスしていただく・・・、

こんなに美味しく楽しい食は、デンマークから来ていた3人組と、
若いご夫婦の、カウンターでの初対面の場面を、楽しく、盛り上げてくれ、
また、我々4人の打ち合わせもしっかり、盛り上げてくれるのだった・・・。

健康が一番大切・・・これをあらためて感じる

昨日の夕刻、ロンドン発のJAL便で、帰国した。

同じ機には、ロンドン五輪の取材からの帰りなのであろう
・・サッカー解説者の方々が乗っていたり、
顔馴染みのキャビンアテンダントが僕の担当であったり、
それはそれで、結構、楽しめた機中での12時間だった。

今は明け方の3時半前。

もうすぐ、始動するが、おそらく、自宅がそうであったように、
多くの郵便物、書類の処理に、今日は追われてしまうことだろう。
でも、その処理は、午前中の早い時間に終えねばならない・・・。

今日の午後からは、打ち合わせの予定が立て続けに、入っているし、
すぐに、地方への出張も続いていく。

幸い、健康に不安が無いから、
ヒトから見ても、自分自身で振り返っても、
結構、ハードなスケジュールをこなしていけるのだ
・・・有り難いことである。

実際に見て、実際に確かめる、大切さ

今回は、この歳になって、初めてのイギリス行きとなったのだが、
関心があった「食」の場面では、実際に見るのと聞くのとでは、
大違いなのだなあ、と感じることばかりであった。

イギリスの国民食であると言われる、
フィッシュ&チップス、パイ料理、、僕が食した限りでは、
全て美味しく食すことができた。

今まで、イギリスの「食」は、それほど、美味しくない・・・と思いこんでいた
自分を悔いてしまうほどであった。

確かに、来る前に読んだイギリスの「食」に関する本にも、
「実は美味しいのだ」「素材の味を大切にする」・・・などの、
イギリスの「食」を批判的に書いてあったり、
僕のように思い込みでのみ、イギリスの「食」をイメージしている者へ
反対の論調で書いてある本が沢山あった。

さらには、フェイスブック上で、実際に食した、
イギリスでの食を紹介すると、まだ人数は少ないけれど、
僕のフレンズ・・・の皆さまから、
僕の、イギリスの食が美味しかったという記述に、
多くの同調していただけるコメントも頂いたのだった。

まあ、ここら辺の、食の情報は、追々、食の未来研空所 のサイトや、
最近始めた、新サイトである、食の情報最前線 の中で、
紹介していこうと思っている。

もう、あと少しで、イギリスを後にする・・・

それぞれが自分自身で生き抜くこと・・が大切だ

パリ、ロンドンと、都市に戻ってくると、携帯電話の電波は快適だし、
インターネット環境も問題ないので、仕事上のやり取りを行ったり、
情報を収集したりする際の、電波確保のストレスが全く無い。
ありがたいことだ。

でも、ほんの数日前まで、小さな村々で、到着すれば、
まず、電波の有無・強さ、ネット環境有無の確認を、
パソコン、携帯電話を片手に動き回っていたのが懐かしい気分にもなる。

今回の海外は、ちょうど、五輪の開催と時期と場所が重なったので、
良く、「オリンピック観戦ですか」と聞かれるが、全く違う。
いずれ、この出張の成果が現われる日が来るだろう。

さて、日本では、重要な消費税増税が採決された日のテレビのトップニュースが、
高校野球であったり、オリンピックであったり・・・ということが伝わってくる。
また、韓国大統領の動きに対する日本政府の無策ぶり、
原発再稼働反対のデモの拡大から始まっている民意・・・を
正確に伝えようとしないで、オリンピックの動向を伝えることに
力を入れるマスコミのこと・・・も伝わってくる。

本当に、こんなことで良いのだろうか。

「原発を再稼働さえしてしまえば、国民はすぐに、
再稼働反対の熱い気持ちを忘れる・・」などの甘い考えがあったようだが、
ひょっとして、国民総バカ化を狙っているのではないか・・とさえ思えてしまう。

このような情勢なら、個人個人がしっかり自立して、
今は国に期待せず、淡々と、自身の生きる道を探していくしか無いようにも思えてくる。

オリンピックの開催地ロンドンに着いて3日目となる。
7月には、およそ10日間、イギリスに滞在したが、
僕が見る限り、ロンドン市内、ロンドン市民、新聞・テレビ、、、などは、
決して浮かれていない。

イギリスの田舎の村でもそうであったが、閉会式迫る、このロンドンでも、
感じることは無い。
なんか、淡々と行われているような静かな感じだ。

単に、国民性の違いだけではなさそうだ。

国家そのもの、マスコミそのもの・・・の違いに、原因があるような気がしてならない。

電車での移動もまた楽しい

昨日の朝、ディジョンから、パリに電車で移動。

移動は、フランス国鉄 (SNCF) が運行する高速鉄道、TGVだ。

車両には、日本の新幹線とは違い、海外からの大きな荷物を持つ旅行者に優しい、
荷物置きスペースが広く取ってある。

「こんなに大きな荷物を持つ多くのヒトが乗ったら、荷物はどうなるのだろうか」
なんて、いつも心配になるのだが、乗車口近くにある、収納スペースには、
係の方がいて、ヘルプしてくれる。

ここまで、来ればひと安心・・・となるのだが、ここまで来る際はちょっと苦労する。

パリのような大きな駅は大丈夫なのだが、ディジョンのような普通の駅の場合、
エスカレーターなどの設備が整っていない場合が多いのだ。

昨日のディジョン駅でも、出発の10分前になって、やっと、
電車のホームが電光掲示板に表示される。
その表示から、乗客は一斉に移動し始めるのである。

例えば大きな荷物を2つも3つも持つ、家族連れなどは、
階段の昇り降りの移動となるので、時間が少ない中、本当に大変だ。

エスカレーターなどの設備の有無はまあしょうがないとして、
パリの大きな駅でもどこでもそうなのだが、
発車のホーム番線はもっと早くわからぬものなのか・・・と思ってしまう。

昨日、パリに移動して、すぐに打ち合わせ。
これから、帰国まで、パリ、ロンドンで、打ち合わせが控えている。
約3週間前の状況から、どのようになっているのかが楽しみではある。

パリからロンドンへの移動は、ユーロスターだ。
約2時間と少々で、ロンドンへ着く。

葡萄の収穫期は、さぞ、賑やかなことだろう・・

昨日は、ブルゴーニュ最後の夜を過ごすため、
そして、パリで借りたレンタカーを返却するため、ディジョンへ移動。

ガイドブックのワイン街道とされるルート上にある、
小さな村、ポマールなる村をナビに入力。
ナビは優秀だ。

こんな道に入っていくの?というくらい、未舗装の荒れた道路を走ると、
車一台がやっと通れるような道路沿いに、一面に広がるブドウ畑・・・
そうか、これが本当の、ワイン街道か・・・、ということで、
暫し、景色に見入るのであった。

ポマールに着いたのが正午過ぎ。
ポマールの村のはずれに、ワイナリーを併設しているレストランを発見。
迷わず、ここで昼食を摂ることを決めた。

小さな村の小さなレストランで、手料理なのだが、
正当な?ブルゴーニュ郷土料理をしっかり堪能したのであった。

昼食後、ナビにディジョンにある、ハーツレンタカーをセットして、
ディジョンへ向かった。

営々と築かれているヒトの営み

フランス・ブルゴーニュ地方の、通称「ワイン街道」を車で走る。
広大なワイン畑が見える街道は、すべて「ワイン街道」になるわけだが、
【フランスの美しい村】に選ばれたような、小さな村を、訪ねる際、
高速道なんて利用せずに、街道を利用する。

ある時はワイン畑、ある時にはトウモロコシ畑、
ある時にはひまわり畑、ある時には牧草地・・・
いずれもその広大さに目を見張るのだが、
ヒトの生きる営みが、営々と続けられていることに、
感謝と感動を覚えずにはいられない。

そして、美しい村々に必ず存在する、
数百年以上前に建てられた、教会や修道院・・・石だけの建築で、
これほどまでの建築物が、出来たとは・・・
あらためて、人間の知恵や努力に、感動する。

「食」は、生きる根本だ・・・

昨日は、ブルゴーニュ地方の、
”ワインの香り溢れる街”として知られる小さな町、ボーヌにある、
「ホテル・デュー」を訪ねた。

町の中心にある素晴らしい建物は、病院として建てられたものだ。
いまは、博物館として内部を見学でき、中世の病院内部の様子や、
看護婦たちや、病人用料理の調理場の様子が再現されている。

病の治療の根本は食にあり・・・、
中世医療の根本は、「食・瀉血(しゃけつ)・浣腸」にあり・・・、などの解説を聞けば、
やはり、生きる根本は「食」にあり!とあらためて学ばせてくれる。

さて、今日までの3泊を、ボーヌ近郊の、
農家をホテルに改装したホテルを利用している。
広大な敷地に、まさに、ポツンと・・・。

このホテルに日中もぼーっとしているのも良いのかもしれないが、
食の情報を求めて飛び回っている。

晴れた日の夜は、ホテルを1歩出れば、辺りは満天の星と月の明るさによって、
うっすら明るい。

夜は、シーンと静まり返るホテルの部屋で、外を眺めながら、
時々聞こえてくる動物たちの声を聞きながら、じっくり、考え事をする・・・。
帰国後に待ち構えている、スケジュールに思いを馳せる・・・。

自業自得のパソコン環境・・・

昨日から、パリより南下した、ブルゴーニュに移動した。

ノルマンディーから、およそ、400Kmの移動となる。

これだけの移動をすると、気候は無論のこと、料理の種類も全く異なってくる。

気候は、あの荒れ果てた?そして、夏だというのに、
朝晩は、車のウインドウに霜が付くくらいに冷え込むような、状況から、
少なくとも日中は、30℃近い真夏日となり、朝晩はやや涼しいものの、
今までいた寒い夏を満喫していたのとは、全く異なる気候・・・。

料理は、海の幸から山の幸への急変だ。

この数日の間に、僕が好きな、ブルゴーニュのワインの元となる、
ブドウ畑やワイン蔵をめぐり、食材を巡る。
また、マスタードといえば、「ディジョン」だが、その古里である、ディジョンを訪ねて、
本場で、マスタードの源泉を探ろうと思う。

さて、日本では、僕の帰国を待ってのスケジュール調整が行われている。
連絡は、インターネット環境と携帯電話環境だ。

昨日から宿泊しているのは、ブルゴーニュの小さな農村のさらにはずれにある、
農地の首領だったのであろう、農家を利用した、ホテルである。

門から建物まで、車で3キロ・・・。
一帯が、全て、このホテルの主の土地だ。
こんな所なので、雰囲気は抜群だが・・・、案の定、携帯電波が届かない。
パソコン環境は、大丈夫なのだが、部屋の中で、電波の届き方が違う。
安定して、電波が届く場所が、入口のドア近く・・・ということで、
椅子を二つ利用して、ひとつを机代わりにして、即席の書斎が完成した。

こちらの夜中から朝方までが、日本の日中・・・ということで、
背中を丸めて、パソコンに向かっている・・・自業自得の姿である・・・。

歴史を肌で感じる・・・

ノルマンディー地方にいる。
ノルマンディーといえば、モン・サン・ミッシェル。

一昨日土曜日、日中の空いた時間で車で出向いた。
ナビの実力を改めて思い知る。

さて、モン・サン・ミッシェルは孤島にそびえる見事なる修道院が見どころだ。
駐車場に車を停め、そこからは、島の入口を繋ぐリムジンに乗る。
かつては巡礼者が、歩いて、目指したのだが、
駐車場から遥か彼方に、そびえ立つ、モン・サン・ミッシェルまで、
歩くにはちょっと気合いが必要だ。
ましてや、ノルマンディー地方の特徴なのか、晴れていたと思ったら、突如の大雨・・・、暫くすると、また晴れる・・・といった具合の天候だったので、
迷わず、リムジンへ飛び乗った。

案の定、リムジンを降りるころから、土砂降りの雨・・・、
その中を、リムジン降車場から、モン・サン・ミッシェルまで、500メーターほどを歩く。
持参した折り畳みの傘が役立つ・・・が、横殴りの雨だから、左半身は、ずぶぬれ状態。そんな中でも、なんとかカメラを取り出して、
雨中のモン・サン・ミッシェルの雄姿をパチリ・・・。
かつての、巡礼者の苦労に比べれば・・・って感じだ。

修道院入口から、登り始めると、今までの雨が嘘のように上がり、
徐々に晴れ渡ってくる。

最上階の有名な回廊は、見事な晴れ間の中で、観ることができた。

モン・サン・ミッシェルでは、その雄姿とともに、有名な食べモノがある。
島にわたってくる巡礼者のためにボリュームのある食事を・・ということで、
作られたという、オムレツだ。
卵を泡立ててメレンゲ状態にし、そこに具材を入れて焼き上げる。
そのオムレツを、しっかり、平らげて、島を後にした。
帰るころには、またまた、天気が崩れ始め、晴天の中での雄姿を撮ることは
出来なかった・・・。
約2時間の滞在だったが、歴史を肌と目と胃と・・・全身で受け止めることができた。

準備万端に越したことは無い

海外に出向く時に、必ず忘れたり準備を怠ってはならぬもの・・・
それは、日本とのやり取りをおこなう、通信環境の確保である。

今回は、イギリス・ロンドン、フランス・パリでの予定にプラスして、
それぞれの地方を回る計画で、地方での通信環境には気を使う。

以前、マレーシアのかなり、奥地・いわゆるジャングルに出向いた時には、
携帯は、無論のこと、インターネット環境もまず駄目だろう・・・、
と考えていたところ、しっかり携帯の電波がとどくようになっていた
なんてこともあったし。

今回は、長めの海外なので、通信環境の確保は大切なものとなる。

先日は、ドコモの電波障害で、優に20時間以上の通信が
一切できなくなってしまったし、
その前からは、ドコモと持ち歩いていたアイフォンに不具合が生じてしまった。

これは、どうも本体の故障らしく、アイフォンの故障センターとのやり取りを何度しても、
どうにもならない・・・、帰国後、アイフォンのチェックをして、原因を確かめる。

こんなわけで、ドコモの通j新が出来なくなった時には、
アイフォン、ドコモともに、ダウンした状態・・・両腕を取られてしまった。

ここで、活躍したのが、日本でレンタルした、ワイファイへ接続できるモバイルだった。
携帯電波が届く限り、いつでもどこでも、パソコン環境が手に入れられる。

田舎の小さな町や村で、うまくインターネット環境がその宿泊先に無い場合でも、
ドコモの電波障害をいち早く知り、日本の政治をはじめ様々なニュースを
手に入れられるのも、このモバイルのお陰である。

こんなわけで、携帯、スマートフォン、パソコンとそれぞれの通信環境の確保が、
海外での必携品なのである・・・、当たり前のことだけど・・・。
今年残り5か月の間に、海外へ出向く機会が増えそうなので、
今回の教訓?過去の経験が生かされる機会も増えていくのだろう。

携帯電話不具合は困りものだ・・・

一昨日の午後から、急に、携帯が圏外表示に・・・、移動距離が長かったので、
電波の届きにくい箇所なのかな?・・・と最初は気楽なものだった。

だが、夕方、それまでは、快適に使えていた、宿泊場所に戻ってきても、
圏外表示が続く。
電源のオフ、オンを繰り返したり、電池を抜いたりして、リセットをしてみても、
うんともすんとも言わない・・・。

PCで調べてみると、確か、昨年も関東で生じた、
ドコモの電波障害に原因があることがわかったのだった。
まあ、原因が分かれば、機械の故障では無いのだから、
復旧を待つしかないのだが、昨日の朝になっても、復旧しない。
調べれば、国際ローミングの復旧は、順次行われているのだという・・・が、
フランスの田舎町までは、普及の手がなかなか及ばない。。。
結局、こちらの正午ころ、日本の昨日の夜遅くに復旧と相成ったのだった。

携帯がもう手放せない昨今・・・、困った人がたくさんいたろうなあ、と思うのであった。

さて、昨日は、拠点としているオンフルールから、車で足を延ばし、
ビーチが美しく、またそこのビーチパラソルの色彩の鮮やかさで有名な、ドーヴィルへ。
その隣町の高台からの景色も美しかった。

観光地などで、高台があるようなところでは、必ずそこへ通じる通路や階段がある。
これを、迷いながら、見つけ出して、ちょっと汗をかきながら、上がっていって、、、
眼下に広がる素晴らしい景色に触れるのは、一つの醍醐味ではある。

さて、ドーヴィルを後にして、シードル発祥の地、シードル街道を走り、
シードル街道沿いの村で一休み。
小さな村だが、これからの冬支度のため、大量の牧草を運ぶ、
トラックが往来する、のどかなひと時だ。
ここでの、シードルは、カップで出してくれた。

夕食は、オンフルールのこれまた、地元のヒトで賑わう、料理屋さんで、海産物尽くし・・・。

僕のコメントが載った新刊本・・・

本日、朝日香出版社から、
山見博康氏著「58歳からはじめる定年前後の段取り術」が、発刊される。

今日から大型書店に並ぶ予定だ。

≪「これから」の価値ある時間を作れる本。岡本行夫≫と、岡本氏の推薦文もある。

この中で、僕も少しではあるが、取材された内容が取り上げられている。
僕が話している内容は、普段のそれと変わりは無いが、
定年間近な年齢の方以外にも、節目節目を迎えていく、
多くの方にとって、何らかの参考になるだろう。

さて、昨日から、いつもながら思うが、
ハーツレンタカーの看板はかかっていても、
相変わらず、フランス風の仕組みの鷹揚さ?に、
ちょっとイライラしながらも、パリでレンタカーを借り、
約160キロ離れた、ノルマンディー地方の、港町、オンフルールを目指した。

途中、ノルマンディーの入口の古都、ルーアンに立ち寄って、
ノートルダム大聖堂を見学しながら、カフェで休憩。

そして、夕方遅くというか、夜の8時前にオンフルールに到着。
レンタカーにナビが付いているからこそ、出来ることである・・・。

ノルマンディーといえばワインよりは、
リンゴのお酒「カルヴァドス」や、「シードル」が有名だ。

観光客がたくさん入る、ハーバー沿いのにぎわうレストランを尻目に、
ホテルの女主人から薦められた、もちろんフランス語しか伝わらない、
地元の方々に愛されるという、夜遅くに入ったレストランで、
まずは「シードル」で喉を潤したのだった。

その後の、もちろん港町にふさわしい、海の幸は、
僕の免疫力をしっかり高めてくれたのだった。

パリ市内を一望し、英気を養う・・

昨日の日中は、夜からの打ち合わせの時間までを有効に利用して、
パリから高速郊外鉄道で約25分の所にある、サンジェルマン・アン・レー へ。

東京で言えば、川崎や横浜くらいに位置する小さな町だ。

メイン通りは活気があるが、ちょっと裏道に行けば、
そこには、フランスの生活がある。

さて、駅に降りて、地下から地上へ上がっていくと、
そこには、カフェの賑わいと、城が目に飛び込んでくる。

この城の正面に回ると、城へ向かうまっすぐな道。
城の庭園は広大だ。
この庭園を抜けると、パリ市内とセーヌ川が一望できる、
テラスと呼ばれる遊歩道にぶつかる。
遊歩道は、2キロを超える長さだ。
この遊歩道をゆっくり歩く。
幸い、昨日は晴天だったので、遠くエッフェル塔、パリの高層ビル群・・・が一望できた。

この景色を見るだけで、ここを訪ねて良かったなあと思えた。

昼過ぎに、ちょっと小腹が空いたので、城が望めるカフェに入って、
城を眺めながらの遅めの昼食。

頼んだのは「クロックマダム」。パンにチーズとハムが乗せられ、さらには卵が・・・。
この卵を加えなければ、「クロックムッシュ」となる。

歩き疲れた体に、再び活力を注ぎこむことができ、
サンジェルマン・アン・レーを後にした。

イギリス海峡横断鉄道「ユーロスター」

昨日は、ロンドンとフランス、ベルギーを英仏海峡トンネルを通って結ぶ
、国際列車、ユーロスターに初乗車。

インターネットの時代、、
チケットはインターネット上で日本で予約済みだから、便利だ。

ロンドンのセント・パンクラス駅に着くと、
すぐに、ユーロスターの乗り場の方向が示される大きな看板が・・・。

すでに、チケットはバーコード状態で持っていたが、
念のため、数多く駅構内にいる係官に聞いてみると、
これまた、非常に親切に教えてくれる。

改札をバーコードをかざして、入場すると、
その先には、手荷物検査場が。
飛行機の搭乗時と同じく、全ての荷物と身体を検査される。

その後に待ち構えるのがパスポートコントロール、いわゆる入国審査だ。
そりゃそうだ・・・たった2時間で行けるが、行く先は外国なのである。

そこを抜けると、イギリスから出国して、フランスに仮入国・・・というわけだ。
あとは、ユーロスターに乗るだけだ。
14:55発、パリ北駅行きだ。

14時過ぎには待合室に入れたので、余裕だ。

さて、何番線からの出発かな?・・・と掲示板を見るが、
乗車のプラットフォームは掲示されていない・・・
これは、ヨーロッパでは、当たり前の光景だ。
出発直前に、突然変更されることさえある。

乗客がだんだん集まってくる。
14時半過ぎ・・・だんだんと広い待合場所が一杯になってくる。

ようやく8番線・・の表示が出たのが、14時35分過ぎ。
一斉に乗客が動き出す・・・大きなスーツケースを持つ人がほとんどである。

日本だったら、荷物の置き場所があるだろうか・・・と心配になりそうなものだが、
こちらでは心配無用だ。
列車には、大きな荷物置きの棚やスペースがたっぷり設けられているからだ。

ましてや、ユーロスターは国際列車、皆、大きな荷物を携えている・・・
だから、焦ることは無いのだが、焦りの若山君・・・としては、
落ち着いた振りをしながら、内心では焦っていた。
・・・だが、心配はやはり無用だった。
大きな荷物スペースのお陰で、余裕で、
大きなスーツケースを置くことができたのだった。

席に着けば、あとは、2時間少々でフランス・・・というわけである。

イギリスの国民食に欠かせない調味料・・・

イギリスの国民食といえば、「Fish and Chips」だ。

白身の魚・・・日本で言うタラや、カレイなどの仲間の身に、
衣を付けて揚げたものと、フレンチフライが添えられてある。

これが、行く先々のレストランやバー、パブなどで、メニューに載っている。

まあ、「Fish and Chips」に限らず、ここまで、統一するかな・・・って感じで、
どこへ行っても、ほぼメニューは同じ・・。
前菜、メインに分かれ、それぞれの内容は、大抵が同じ・・・、
では、どこで店の差別化が出来るのか・・・、
それは、いかに地元の方に親しまれるか・・・、ということになるのだろう。

また、「Fish and Chips」に限れば、
その魚の種類、衣の種類、衣の厚さ、揚げる油の種類、
そして付け合わせの、ジャガイモの種類・・・などで、
「あの店は美味しい」・・・となるのだろうと、想像できる。

昨日までの間で、僕も、少ないながら、様々な「Fish and Chips」を体験した。

形と大きさで言えば、日本でいう、大き目のホッケの開きのような魚が揚げられて、
大皿に敷き詰められた、日本の一般的なジャガイモの
2倍以上はある大きな英国のジャガイモ、おそらく、一個分のチップスの上に、
皿からはみ出しそうになった「Fish and Chips」とか・・・
大きさにびっくりしながら、口に運べば、揚げ油がグレープシードオイルなのか、
妙に軽い。思わず、完食・・・チップスは、残してしまったが。。。
なんていう、「Fish and Chips」・・・。

さて、この「Fish and Chips」に欠かせないのが、塩と酢だ。
好みによるが、塩を好みで、たっぷり振りかけた上に、
酢をこれまた好みでかけて食す・・・これが、イギリス式食べかた。

最初は、えっ?お酢?って感じだったが、この酢によって、
味がすっきりして、思わず、うーん、旨い・・・ってなってしまうのだ。

この酢は、僕の初体験である、モルトビネガー(穀物酢)だ。
酸っぱさがまろやかで、そのままでも飲めそうなのだ。
大麦が原料なのだが、これは、いける。
今度、日本のてんぷらを食す時に、
塩とこのモルトビネガーの組み合わせを試してみようと思っている。

この「Fish and Chips」はじめ、体験した食は、
追々、「食の情報最前線」で、報告していこうと思う。

8月7日TOHOKU FOOD EXPO への出展

僕が代表を務める、㈱本物の市場 は、文字通り、【本物】が集う市場を目指している。

今は、㈱本物の市場の福島県矢祭農場や矢祭工場で生産している、
お米、野菜、果物、卵、純米酒、水、加工食品・・を中心に展開している。

いずれは、全国の【本物】を紹介できるような市場にしたい。

矢祭農場は、ただの農場では無い。
杉の木の皮を、微生物発酵によって2年間好気発酵させて、
作った土で、農作物を作っている。
微生物の生きている土の力は、農作物に生命力をつける。
だから、この土で育てた農作物は、病気になりにくく、イキイキと育つのだ。
生き生きと育った結果は、食べて美味しいことで証明される。

同じく農場で作った酒米で、地元の醸造元・藤井酒造さんで作った
純米酒「夢の結祥」は、食事に良く合う日本酒として好評だ。

卵は、餌そのものに微生物発酵物を取り入れ、
これまた生きた餌のためか、見事な卵「ウィルエッグ」が産まれてくる。

水は、矢祭町との共同事業で、横掘り70メーターの地下水脈からの、
天然アルカリイオン軟水だ。
100年前の雨水が、硬い花こう岩を浸透して、恵んでくれた、
pH9.1、硬度7.0という、国内トップクラスの水「矢祭の水」だ。

いずれも、絶対の自信を持って、多くの皆様にお届けしている。

純米酒「夢の結祥」はアメリカに輸出され、順調に広がっている。
これからは、水、お米・・・など、順次、アメリカへの展開をはかっていくつもりだ。

福島県というだけで、原発事故の放射性物質汚染が懸念される中、
福島県の最南端に位置し、阿武隈山脈によって、
放射性物質の飛来の影響をほとんど受けていない、
矢祭町の生産物の安心の証を、検査が日本以上に厳しい、
アメリカ市場で得ていることで、日本の皆様にも安心していただきたいと思うのである。

来る、8月7日に東京ビックサイトで開催される「TOHOKU FOOD EXPO 」に出展する。㈱本物の市場の考え方や自信をもってお勧めできる生産物を
一人でも多くの方々にお伝えしたい。

時間の無駄をしないためには用意周到が必要だ

昨日から、移動して、昨日から2泊の予定で宿泊するホテルにチェックイン・・・、
だが、相変わらず、ホテル内およびホテル周辺では、携帯電話の電波が全く届かない。

携帯電話、携帯メール、アイフォン・・・ともに、こちらの定額プロバイダーである、「vodaphon UK」への接続だ。

これ以外に、接続してしまうと、いわゆる高額料金請求が発生してしまう恐れがある。

特に、アイフォンの場合、自動ローミング機能をオフにしておかないと、
簡単に接続できるプロバイダーを自動ローミング、
そして、ソフト類を勝手に自動更新するので、高額請求のトラブルが多いらしい。

そのため、アイフォンのサービス?で、高額請求が発生すると、
その時点で、一切の接続をストップして、利用者の安全を確保する・・・が、
これがかえって、いけない場合がある。

僕が、使っているアイフォン・・・もちろん、海外パケット通信、定額契約はしていて、「vodaphon UK」への接続をして、自動ローミングはオフ・・・、
それでも、一昨日から、接続が出来なくなったのだ。

幸い、インターネット環境は確保できていたから、
アイフォンのトラブルセンターを検索。

電話番号を携帯に入力して、携帯電波が届くところまで、車で移動・・・、
「繋がらないのだろうなあ」と思いながら、ダイヤルすると、
すぐにオペレーターが対応してくれた。

結果、やはり、海外での使用料が、1万円を超えたので、ストップしたのだという。

海外の定額が1日最高3000円弱だから、すでに1週間以上いるわけで・・・
当然の結果なのだ。

こちらへ来る前に、警告というか、使用制限の制限を、大きくするか、
滞在期間をあらかじめ、伝えておけば良かった・・・と思うのであった。

「電波は通じているのに、なんで、接続できないのだろう?」・・・と
様々な場所で試してみたり、アイフォンのトラブルセンターを探して、
電話をかけてみたり・・・この労力と時間は戻っては来ない。

ちなみに、トラブルセンターへの電話料金は、
しっかり、ドコモから請求が来るはずだ。
アイフォンからの電話なら、無料らしいが・・・、
アイフォンの電話も使えない状態になってしまったので・・・、
トホホの時間が、空しく過ぎていったのだった・・・。

散策は、心身ともにリフレッシュさせてくれる

現在、イギリスのコッツウォルズ地方の小さな村を拠点としている。

昨日は夕方遅くにロンドンに出れば良かったので、日中は、近くの村を散策だ。

結構、精力的に動いている・・・、
時間は有限だから、有効に使わないと。ってことで、
出向いたのが、レッチレイドという、水門の村として知られる村。

ここには、テムズパスと呼ばれる遊歩道という、パブリックパスがある。

このパブリックパスは、コッツウォルズの端から端まで完備されていて、
しようと思えば、数日間かけて、歩いて、この地方を回れるという。

さて、レッチレイドにあるテムズパスは、
レッチレイドを流れるテムズ河に架けられた、
2つの橋の間を両岸でつなげているから、2つの橋を大きく一周で回れる。

ゆっくり歩いて2時間、急いで1時間少々・・・時間がかかるのだが、
やはりお勧めは、時間をかけてゆっくり回ることだ。

片岸は、森の中を歩く感じなので、景観は普通だ。
だから、もう一方の、草原をテムズ河を眺めながらあるく道を
単純に往復しても良いと思う。

昨日の日中、そのテムズパスを歩いてみた。

初めは、森の中を歩くパスしか見つけられなかったので、
片道は森の中・・・どうも様子が違うなあと思いながらの歩行、
当然、早足になってしまう。

橋のたもとに着いて、少し探すと、もう一方のパスが見つかった。
案内は、無いし、ヒトがほとんどいないので、
こんなところから、始まるの?って感じで、テムズ川沿いの草原の散策が始まった。

照りつける太陽の元、
すぐ目の前や周りで草を食べている牛達の間を縫って行く・・・。

草をむしり取って食べるその音は、生きる原点を思い出させてくれる。
こんなに間近で、放牧された牛が草をむしり食べ、
テムズ河の水を飲む姿を見れる・・・、

そして、さらには、白鳥達が、川では藻などの食を水中でむしり取り、
陸に上がれば、陸で草を食べる・・・、

カルガモの親子が、草原から、それこそカルガモの行進で川に飛び込み、
あとは、優雅に泳ぐ・・・、

非日常の世界が目の前に広がる。

こんな世界には、1秒でも長く接していたいものだ。

こうして、散策を終え、
これまた、テムズ河沿いにある、バーで、暫しの休憩。

こんな状態で、飲むビールは、僕を心身ともにリフレッシュさせてくれるのだ。

海外でのネット環境は、命綱だ

今の季節・・・といっても、それほど詳しいわけではないが、
こちらイギリスでは、朝は、6時過ぎから明るくなり、
夜は8時過ぎてもまだまだ明るい。

だから、時間が有効に使える。

6時過ぎからの夜のフリー時間となっても、まだまだ散策ができるのだ。

田舎道を歩くと、小川があったり、その小川で魚が泳いでいたり・・・
何となく、ホッとし、癒される時間を持てるのだ。

そんな時間以外は、時差として8時間遅れのイギリスにいて、
日本との連絡は、携帯電話、携帯メール、アイフォンによるインターネット
・・・が便利である・・・というか命綱だ。
もちろん、パソコンのネット環境も重要だ。

昨日から場所を移動している。

ロンドンからどんどん離れているのだが、昨日、ホテルにチェックインしてから、
焦りの連続だった。

山間にあるそのホテル・・・携帯、アイフォンの電波が一本もたたない
・・・というか、「圏外」表示のみ・・・。

「これはまずい」ということで、パソコンを開く。
パソコンのネット環境が無かったら、日本との連絡手段は無いのだ。
室内のデスク周りには、ラン環境は見当たらない。
無線・・・?ということで、パソコンを立ち上げた。
そこには、ホテル内WiHi環境の案内があった・・・
ほっとしながら、登録を終えたのだった。

パソコンのインターネット環境を確保し、メールのチェックをしてみると、
電波の強さが良いのか、非常に、サクサクと早く行く・・・、
こんな時には仕事がはかどり、気持ちも楽になるのだった。

光り輝く白亜の壁で、リフレッシュ・・・

昨日は、コッツウォルズから、車を飛ばして、一路、ロンドンへ。

1時間半のフリーウエイのドライブで、道に迷うことなく、
ロンドンへ着けるのは、装着したナビのお陰だ。

イギリスのナビは、ナビに住所を入れる代わりに、
ポストコード・・・日本の郵便番号を入力すれば、
その建物にピンポイントで誘導してくれる。

ロンドンで打ち合わせを終えてから、南に足を延ばし、
さらに1時間ほどドライブして、「光り輝く白亜の壁」で名高い、
遠くにフランスを望む、断崖絶壁・・・セブン・シスターズを目指してみた。

駐車場に車を停めてから、断崖の見える海岸まで、
のんびりと?平原を、30分強歩く。

この数日間は、イギリスには珍しいくらいの晴天が続き、
強い太陽に照らされながら、往復1時間強のウォークは、
僕の顔や、腕を容赦無く焼いていく。

まあ、こんな晴天だからこそ、行ってみようと思ったのだから、
日差しの強さや暑さに文句を言うつもりは無い。

平原には、大きな川が流れ、牛や、羊が放牧され、
本当にのどかなのだが、ちょっと目をやると、
強い海からの風に耐え忍び、風の方向に靡いている木・・・、
普段の自然環境を思うことが出来る。

ロンドンで会った人たちが一様に、
「こんなにいい天気は珍しい・・・来週からは崩れるよ」
と言っていたから、こんないい天気に恵まれたのは、
本当にラッキーと言えるのだろう。

目の前に広がる景色の素晴らしさ・雄大さ・雲一つ無い青空・・・によって、
あんな遠くまで行けるかな?との疑問は、吹き飛び、
瞬く間の平原ウォークの先に海岸が出現したのだった。

左手に目をやれば、そこには、「光り輝く白亜の壁」が・・・。

暫し言葉を忘れてしまう。

ちょっと足を延ばしてみようという軽い気持ちだったが、
結構、ハードなスケジュールとなってしまった・・・。

ウォークを終え、駐車場近くのビジターセンターに戻ってきた、
日焼けした僕を、クリーム&アイス入りのアイスコーヒーが待っていてくれた・・・。

ロンドン郊外の小さな小さな村々・・・

一昨日から昨日にかけて、ロンドンから西へ向かった、
コッツウォルズ地方の小さな村々を回っている。

レンタカーがフル稼働である。

途中、ラベンダーガーデンや、英国式庭園などに立ち寄って、
暫しの、目の保養と、癒しを得たのである。

移動中、小さなホテルの看板があり、その下に、
「アフタヌーンティー」なる表示が。

英国といえば、昼食が終わって、おやつの時間、
つまり、15時過ぎくらいから、サンドイッチ、スコーン、ケーキなどを
つまみながら、紅茶で喉を潤す・・・いわゆる「アフタヌーンティー」が有名だ。

朝は英国式ブレックファースト、
昼は、チーズとハムがたっぷりの焼きサンド・・・を
しっかり食べているから、ちょっと・・・という感じではあったが、
「アフタヌーンティー」にトライしようということで・・・。

その小さなホテルのバーの門を叩いたのだった。

オープンテラスで、きれいな芝生を見ながらの食のシーン。

あとは、ツリー状に重なった、サンドイッチ、スコーン、ケーキが
出てくるのを待つだけだ。

お茶を飲みながら、待っていると、想像とはかけ離れた、
スコーンが2つと、バターとジャムが乗せられたプレートが運ばれた。

そうか、このホテルでは、あとから、サンドイッチなどが出てくるのだな・・・、
と思っていたのだが、出てこない。

耐えきれず、店員に聞いた。

「これは、アフタヌーンティーですか。」
帰ってきた答えは・・・、「そうですよ!」。

ちょっと、解せないまま、まあ、こんな腹ぐあいでは、
どっちみち、サンドイッチやケーキまでは平らげることは出来なかったろうし
・・・なんて、負け惜しみを呟きながら、そのホテルを後にした。

仕事を終え、夕食を終えて、落ち着いてから、調べてみると、
その場所場所で変わるのだろうが、
「ライト・アフタヌーンティー」
「クラシック・アフタヌーンティー」
「シャンパーニュ・アフタヌーンティー」とあるらしい。

いつかは、正式な「クラシック・アフタヌーンティー」に
行きついてみようと思ったのであった。

郷に入れば、郷が最良・・・

現在、移動の手段は、レンタカーだ。

車といえば、ナビの存在で、移動の幅が広がり、
訪問先へのルートが簡単にわかるようになった。

今借りている車にも当然ナビは付いている・・・もちろんオプションだけれど。

日本でレンタカーを借りると、それはほとんどが、
料金の範囲内でナビが付いているのだが・・・。

さて、すくなくとも僕の日本で利用しているナビは、
例えば、1キロメーター先の角を左折するというルートの場合、
300メーター手前で、「およそ300メーター先角を左折です」なるアナウンス。
そして、手前で、「その先、左折です」「間もなく。。左折です」・・・となる。
ただ、絶妙のタイミングの案内があるわけでは無いので、
近づくと、ナビのモニターを見ながら、運転するということになる。

これが、少なくとも、今、僕がイギリスで使っているナビは、
400ヤード手前で「その先、400ヤード先を、国道○号方面へ左折です」
・・・となり、まさに曲がる角で、「今、左折です」・・・となるのである。

この、「今」・・なるタイミングが絶妙なので、迷うことが無い。

それに比べ、日本の僕が使用しているナビはその先、、とか、
間もなく、なる案内なので、手前の角を曲がってしまったり、
目的の角を曲がれないことが多々発生するのだ・・・。

これは、英国のナビの方が優秀だなあと思っていたのであるが、
良く良く考えると、曲がり角自体が少ない、イギリスの田舎と、
曲がり角が多数ある東京の道路事情では、状況が全く異なるのだと、気付いた。

郷に入れば郷に従え・・・との諺があるが、どうも僕は、
郷に入れば郷が最良だ・・・と思う性質らしい・・・。

食は進化し続ける

彼の昔・・・紀文時代のことだが、会社のはからいで、
英語の自主学習の機会が与えられ、
会社からの補助でグループ学習ではあるが、
英国人の背の高い男性の先生に英会話を教えてもらっていたことがある。

当時、会社は、アメリカはじめ、世界へ進出しようとしていたので、
英会話の出来る社員を育てようとの狙いがあったのだった。

結局、この企画は1年ほどでとん挫したのだが、
企画が始まってから、半年ばかりが過ぎたころ、
英国人教師が、僕ら5人ほどを、土曜日のディナーへ招待してくれた。

僕らは、夕方6時頃に彼の自宅へ行った。
彼は独身か単身赴任か・・・記憶の中に家族の姿は無く、
彼がひとりで家にいたのは記憶している。

5人揃って、彼の自宅の玄関のベルを鳴らす。
リビングルームに通される。
ビールなどを出してくれて、ディナーは始まるかに思えた・・・、

キッチンに引っ込み、時々顔を出して、ビールなどを勧めてくれる彼の姿・・・、
だが、時間が2時間も過ぎてくると、
さすがに僕らは、「どうなってんだろうね・・」などと囁くようになっていた。

それから小一時間後、彼が嬉々として、
「出来上がったよ。お手製のイギリス料理だよ」・・・と言いながら登場。

・・・出された料理は、各自一皿に、肉とジャガイモの煮込んだもの
・・・料理の名は知らないが、日本で言う、肉が大きい肉じゃが、
肉とジャガイモの煮物、肉がメインのポトフ・・・となるのだろうか。

「さあ、食べよう!」と彼は言った。

「待たせてごめんね。」なる言葉を聞いた記憶は無いので、
この料理を仕込む3時間は、既定路線だったのだろう。

腹ぺこの僕は、いずれにしても、目の前の肉を頬張った・・・が、
腹ぺこでも、不味いものは不味い

。あまり、僕は不味い・・・とは思わない鈍感さがあるのだが、
味にインパクトが無く、素材の味だけで食べる料理としか思えなかった。

それならそれで、もっとインパクトがあるなら、嬉しいわけだが、、、

そんな経験と、以来、いろいろな書物から、
英国の料理はそれほど美味しくは無い・・・と思いこんでいた訳なのだが、
今までの3日間で食した料理でまずいと思うものには一切出会っていない。

食文化は世界共通で、どんどん時代の流れに沿って進化し続けているのだろう。

今回の出張中で、「不味い」料理に出会うことはあるのだろうか・・。

入国管理・・・免疫下がるのが、常だった

いつものことだが、海外へ行って、まず、並ぶのが、入国管理の窓口となる。

僕の経験上、国によってその窓口の混雑ぶりは様々なのだが、
飛行機の到着便が重なる重ならないで、列の長さが異なるのだが、
一概に言って、最低でも20分は待たされる・・・。

良く行く、ロサンジェルスの空港は、特に、待たされる。
下手をすると、1時間を超えることもある。
長蛇の列の入国者を2-3人で捌いているのと、
どうも、それぞれの係官が、ゆっくりとこなしているように思える・・・
のが、混雑の原因だと僕は思っている。

入国管理を終えて、荷物をピックアップして、すぐに出れるわけでは無い。
その後の税関を通るための長蛇の列に再び並ぶのである。
まあ、こちらは、ほとんどの場合、税関申告書を提出するだけだから、
長蛇の列だが、流れは速く進む・・・が、
長蛇の列の連続は、僕だけかもしれないが、
機内でのゆっくりした時間を過ごしてきて、
免疫力がアップした状態の僕を、多大なストレスで包みこむのである。

今までの中で、最も混雑していてたのは、エクアドルのマリスカル国際空港だった。

入国管理窓口がいったいいくつあるのか、列はどうなっているのか・・・が
全くわからない、
入国管理のホールがヒトで満杯状態。

まあ、エクアドルへ行った初めての、たった一回の経験だから、
常時混んでいるのかどうかはわからないが。

さて、19日に着いた、ヒースロー国際空港では、
今までとは全く違う経験をした。

入国管理窓口が3重になっていて、、、つまり窓口の数がやたらに多い。
そんなわけで、入国者は、係官の華麗なる?誘導でスムーズに窓口にたどり着け、
スムーズに入国が出来るのであった。

僕の経験上、史上初めてのスムーズな入国管理だった。

さらに驚いたのは、スムーズに短時間で、手荷物カウンターに着いてみると、
すでに、ターンテーブルから下され、荷物がきちんと揃えてあったのだ。
税関手続きも無く、手荷物を受け取り後、すぐに外へ出ることができ、
結果、スムーズにタクシーのヒトとなったのだった・・・。

あっという間のフリータイム

昨日は、フリーな場面が多かったので、
こんな時には、一人行動・・・ごいうわけで、
地下鉄の一日券を購入して、観光名所を駆け足で見に行った。

日本にももちろんその存在があるのは知っていたが、
一日券があれば、かなり割り得で、地下鉄を利用できる。

この一日券とともに、役に立ったのが、アイフォンであった。

この地図機能によって、ロンドンの行きたい所へ、簡単に導いてくれるのだ。

こんなことなら、もっと使いこなせるように訓練しておけばよかった・・・
と思う場面も多かったのだが、
見知らぬ土地でそれこそ文字通りにしっかりと道案内をしてくれたのだった。

散歩の途中、午後近くにブランチを摂ったり、歩き疲れたら甘いものを。。。
とデザートを食べたり・・・、あっという間に時間が過ぎ去っていくのだった。

いろんな経験が出来るから、生きるのは楽しい

昨日の11時45分成田空港発のJAL便で、一路、ロンドンへ・・・の予定で、
いつものように、一昨日の夜は、それこそ一夜漬けの、準備で、
寝ている時間はほとんど無かった。

どこかで、ウトウトしているからなのか、
長期の出張に臨むある種の高揚感?からなのか、
妙に眠気を感じないで、搭乗の3時間前を目指して、
車のハンドルに手を伸ばすのであった。

8月に入ってからのフランスでの訪問先への土産を買うのを
忘れていたことに気づき、搭乗手続きカウンターにトランクを預けて、
お土産の購入。

選んだのは日持ちのする和菓子・・・。

カウンター前で、トランクを開けて、急遽の荷造り・・・
ちょっと恥ずかしいけれど、手荷物に加えて、
ただでさえ重い手荷物をさらに重くして、
気分まで重くなってしまうことを考えれば、
恥ずかしいなんて言っていられないのだ。

結局、ラウンジへ着いたのは、目標の、搭乗時間3時間前より30分の遅れ。

それでも、パソコンをチェックしたり、電話をかけたり・・・
軽く食事をしたり、軽くワインを飲んだり・・・、余裕の時間を過ごせたのだった。

そしていよいよ搭乗・・・、ここまではごく普通の風景だ。

ところが、昨日は違っていた。

出発時刻がとっくに過ぎても、なかなか機体はゲートを動こうとしない。
遅くなった乗客を待っている様子も無い。
・・・あまり気に留めることも無く、ウトウト状態に・・・、と、
その時、しきりに繰り返されるアナウンスが、
夢の彼方から聞こえるような聞こえないような・・・。
だんだんと意識が戻ってくる。

アナウンスの内容は、
「燃料漏れが改善できない」
「この機は使用できない」
「乗り換えて、改めて出発となる」・・・。

結局、約4時間遅れの15時35分発の便での出発と相成ったのだった。

まあ、今日は、午後に着いてからの予定は無かったので、
到着が夜になっても構わないから、良かった。

それにしても、燃料漏れ・・・おそらく微量の漏れなのだろうが、
よくぞ、地上整備官が見つけてくれたものだ。

飛行中だったらどうなるのか、わからないが、
深刻な状態に陥らないという保証は無いだろう。

緊迫感は一切無かったが、貴重な経験となったのだった。
まあ、長く人生やってると、いろんな場面に遭遇するものである。

情報発信は多岐にわたる

昨日は、今日からの長期出張のため、午前中、事務所の机回りの整理。

公私ともに渡る広報・広告を担当してくれている、
N社長ら3人と新横浜の事務所近くの、
滝が流れるレストラン「モダングリル」で昼食を摂りながらの打ち合わせ。

僕は、サラダバー付き、ハンバーグ・・・
トッピングにチーズ、ベーコン、目玉焼き・・を選択。

打ち合わせを充実させるに十分な美味しさであった。

打ち合わせでは、現在行っている情報発信の今後の展開について語り合った。

その中で、特に11日から始まったサイト「食の情報最前線」は、
NPO食の未来研究所の情報発信サイトで、
この中で、食の情報をいろいろ発信できそうで、楽しみである。

僕が土から作った農作物や、
僕のオリジナル技術で作った加工食品などを、
販売している(株)本物の市場の展開も楽しみだ。

僕個人でいえば、今読んでいただいている
このブログ、若山祥夫.com や、
このブログの自動転送であるツイッター、wakayamahakase
そして、最近始めた、フェイスブック、若山祥夫・・・
それぞれでいろいろな出会いがあって、楽しい。

そしてこれらの活動は、日本を離れていても、毎日欠かさず出来るのである・・・。

もっともっと、それぞれの情報を拡散させていければなあ、
と思っている今日この頃である。

議論の熱さ、梅雨明けの暑さを、吹っ飛ばす

昨日の日中は、新横浜の事務所中心で仕事。

午後からは、事務所内のセミナールームで博士講演会。
主催のHさんの名司会と段取りの上手さもあって、大いに盛り上がった。

夕方からは、都内に戻って、食事を交えての打ち合わせ。
20代後半から僕の年齢を上回る年齢のかたまで、
多岐にわたるメンバー構成だった。
総勢8人のこぢんまりした会合だったけれど、
目標を高く持つ、気の置けない仲間との打ち合わせは、
夕方から、10時半の閉店まで、あっという間に過ぎ去っていった。

料理は四川料理だったのだが、
その辛さは、梅雨明けした暑さとともに、

議論でヒートアップした心身の熱さをしっかり吹き飛ばしてくれた。

心身のリフレッシュ・・・時には必要だ

昨日は、朝から天気が良く、朝の5時半前、早朝の一仕事を終えた時、
フト、思い立ち、ちょっと歩いてみた・・・。

「さて、どこを歩こうか・・・」

実際に歩こうとすると、目的がないだけに、戸惑う・・・、

日差しがきつくなりそうな一日=ちょっと涼しげな、木立=公園・・・
とは思ってみたが、周辺には小さな公園しか思い浮かばない。

そんな時に思い浮かんだのが、神宮外苑の銀杏並木。
青山通りを車で通る時には、必ず、目に入るのだが、歩いたことはない。
そんなわけで、外苑へ。

銀杏の並木は、近くで見ると実に見事で、
みどりのトンネルを、ほぼ独占できたのだった・・・
やはり、早起きは三文の得ってあるんだな、と妙な納得。

外苑を後にして、向かったのは、青山墓地。
ここも、結構広い。
墓石に刻まれた、年号で、歴史を感じ、著名人の名で、歴史を感じ・・・
墓地歩きのおもしろさを知ったのだった。

ほんの、1時間強のウォーキングだったが、
充分に頭の切り替えと心身のリフレッシュが出来たのだった。

技術革新・・・

一昨日、朝方の羽田空港駐車場満車事件を乗り越え、
なんとか辿り着いた博多で、多くの方にお会いすることが出来た。

昨日の日曜日、朝から通常通りの動きをして、
途中、データー整理のためのハードディスク&メモリースティックを購入。

ハードディスクは、手のひらに乗るような小さなポータブルタイプだ。

この小さな箱?に、なんと、1テラ=約1000ギガ・・・の情報が入るという。
ギガという単位は、良く目にしているが、テラ・・・となると、
大量のデーターが入るのだな・・・としか思えない。

今回保存したいのは、ビデオカメラに収めた情報なので、
大きめの容量のハードディスクを探したのだった。

それにしても、こんな小さな箱に、大容量のデーターが保存できるなんて、
ほんとうに、技術革新は凄いなあ、とあらためて感じるのであった。

僕は僕の開発した技術で、食の革命を起こすつもりだが、
このハードディスクのように、多くの方々から、
いつの日か、認めてもらえる時が来るのを、楽しみにしている・・・。

教訓・・・

昨日は、日帰りで、博多へ出張。

9時30分発、11時15分着予定のJALで、福岡空港へ行き、
11時半過ぎから1時間強、13時半から2時間強の打ち合わせ&説明会をこなして、
17時福岡空港発のJAL便で帰京というスケジュール。

もし、時間に余裕があるなら、昨日14日から15日未明にかけては、
博多祇園山笠のクライマックスだから、雰囲気に触れることも考えるのだろうが、
今日も朝から東京で予定が入っているので、日帰り予定なのだ・・・。

そんなわけで、昨日は、いつものように、
出発予定の1時間半前の8時に、新横浜の事務所をマイカーで出発。

羽田空港まで、30分見ておけば、大丈夫なので、
1時間半前に動き出せば、出発予定時刻の1時間前には、搭乗手続き完了となる。

昨日も、8時半に、羽田空港へ・・・。

ところが、状況がいつもとは違っていた。
4つある駐車場(P1~P4)の案内板に、この4つの駐車場すべてが、
満車であることを示す、赤字の【満】の表示・・・。

かなり前のことになるが、この状態で、かなりのピンチに陥ったことを、思い出した。
その時は、同行していた、部長が僕の車に一緒に乗っていたので、
僕が駐車場の入場待ちの列に並び、部長を降ろして、搭乗手続きをしておいてもらい、
駐車場待ちの車がノロノロではあるが進んだので、何とか間に合ったのだった。

そんなことを、思い出しながら、駐車場待ちの車の列へ。
かなりの長い列だ・・・。
でも、あまり焦りはしない。1時間も余裕があるし・・・。と

ころが、車の列は、動かない以前のピンチの時と何となく様子が違う。
5分経って、1,2台分、動いたろうか。
待っている車は、優に30台以上はある・・・。
10分経ってもほとんど動かない。
焦りがピークに達する。
こんな時には、ナビが役立つ、ということで、付近の駐車場を探す。

今まで見たこともない「P5」が、空港内にあるのを、ナビシステムで発見。
すぐに、列を離れ、P5を目指した・・・のだが、ナビの通り行ってみると、
途中で、道が無くなってしまった・・・、ピンチは広がる。

「こうなれば、奥の手だ・・・」と今度は、空港内のガソリンスタンドへ。
「すみません・・、駐車させてもらえませんか」と、
即答で返ってきた言葉は、「駐車は一切できません・・。」。

こうなりゃ、もう一度、ナビシステムに頼るしかない。

すると、空港の外に、「つばさパーキング」が見つかった。
駐車場から、送迎してくれる民間の駐車場だ。

「これだ!」
「これなら何とか間に合うな・・」ということで、ハンドルを切ったのだった。

さすがはナビシステム・・・。
僕を正確に案内してくれる。

「1台良いですか」
「はい、、、予約は頂いていますね?」

「いえ、飛び込みなのですが・・」
「スミマセン、本日は予約車で一杯なので」

古い表現だが、《ガーン・・・!》。

もう時間は9時を回っている。

再度、ナビシステム。
すると、「流通センター駐車場」が、見つかる。
これにかけるしかない。
所要時間10分強の「流通センター駐車場」を目指しながら、
「流通センター駐車場」からの足を確保するため、タクシーを手配・・
同時に、JALの予約センターへ電話して、遅れるかも・・・と、
搭乗カウンターに知らせておいてもらう。

そんなわけで、「流通センター駐車場」にマイカーを停めて、
タクシーで空港を目指したのが、9時15分。
搭乗手続き締め切り時間だ・・・。

タクシーから再び、JAL予約センターへ。
「ギリギリまで、お待ちしますが、出発時間には、出発することはご了承下さい。」
「次の便は予約できますか?」

「生憎、10時25分の次便からは満席ですから、キャンセル待ちでの予約となります」
つまり、乗り遅れたら、今回の福岡の仕事がパーになる確率が高いのだ・・。

こんなやり取りで、運転手さんもわかってくれたのだろう・・、
かなり無理してくれて、空港へ着いたのが、9時25分。
カウンターへは27分・・・。

カウンター職員の配慮と誘導で、飛行機に搭乗したのが、9時32分・・・、
綱渡りの搭乗だった。
搭乗すると、当たり前なのだが、そこには、なーんにも無かった、平穏な空間が
広がっているのであった・・・。

聞けば、3連休の初日で、駐車場が大混雑・・・、
ある家族は、父親が駐車場の列に並び、父親だけが乗り遅れた・・・、
なんていう例が続出したという。

連休などの初日には、車ではなく、交通機関を利用して、空港を目指そうと思う・・・。
昨日、身をもって得た教訓である。

新サイト、「食の情報最前線」

一昨日のよみうりテレビ系の、夕方の情報番組「news every.」・・・
【ワケありランチ】特集で、たまたま席にいて、取材された。
運良く?ビデオに撮ることが出来た・・・
まあ、どうでも良いことだけど・・・

さて・・来週から、海外への長期出張を予定している。

ヨーロッパへの更なる可能性を、見出すとともに、
普段触れられない、食文化に直接触れてくることが、目的だ。

それに合わせて、昨日午前中一杯、8月中旬までの諸事項を、
確認し合うため、幹部スタッフと打ち合わせ。

午後から夜にかけては、都内での打ち合わせ。

夕食を摂りながらの、昨日最後の打ち合わせは、定例のK社長との技術打ち合わせだ。

約20年ほど先輩にあたるK社長・・・いつもながら元気だ。
元気の源は、美味しい食事とウオーキングと仕事だという。
毎週の週末は、近郊の山をハイキングなさるのだという。

「踏み外したら転落する」
「落雷に注意する」・・・など、
非日常の頭を使うことで、明日への仕事がリセットされるのも
ハイキングのメリットなのだそうだ。
見習うことが多い。

さて、僕が所長を務める、NPO法人 食の未来研究所 では、
生きる根本である、「食」について、その未来の形も含めた、
様々な側面からの研究を続けている。

この度、食の未来研究所のブログを開設した。
その名は、「食の情報最前線」。

研究所からのお知らせ、
「食」に関する最新ニュース、
僕やスタッフがお邪魔した美味しいお店とメニュー紹介・・・等を軸に、
僕とスタッフ(研究員Yと研究員M)の3人でお届けする予定だ。

テレビ出演!!・・・誰も気付かなかったろうが・・。

関東地域限定と思うが、よみうりテレビ系の、
夕方の情報番組「news every.」(ニュース・エブリー)という番組がある。

昨日の夕方6時過ぎに放映される「特集」で、僕のインタビューが放映された・・・、
一瞬の事だったけれど・・・。

「特集」の内容は、【ワケありランチ】。

通常の夜メニューに比べ、お得な値段で、ランチをいただける・・・といった内容で、
ワケありランチを提供する4店舗が紹介された。

この1番目に紹介された店、銀座にある「鮨からく」にたまたまランチを
食べようとしていた時に、丁度、取材があったのだった。

取材されたのは、6月1日だから、そのインタビューのことは、ほとんど忘れていた。

その時に、ディレクターに言われた放送予定日は、6月末頃・・・ということだったので、
チェックはしていたのだが、あっという間に7月になってしまって、
インタビューを受けたことさえ忘れていたのだ。

昨日は、バタバタした移動の多い一日だった。

バタバタの中で、夕方、世田谷の事務所で所用をこなしていた時、
フト、観ていた、よみうりテレビから、「今日の特集は、ワケありランチ・・・」と聞こえてきた。

忘れかけていた、記憶が一瞬にして蘇った。
・・・そうして、一番目に取り上げられた、「鮨からく」での、
お得なランチメニューの紹介とともに、あるお客の=僕の、ランチの感想が放映されたのだった。
ハードディスクには録画したので、いつの日か、「若山物語・・・」なるものを作る時の、
資料になるかも知れない・・・。

その時のランチが、限定丼・・・。

ちなみに、バタバタしていた、昨日のランチ・・・は、
麺・粥が有名な中華「糖朝日本橋高島屋店」で、五目冷やし麺+アンニン豆腐・・・。

自分一人だけで生きている訳じゃない・・・。

昨日は、京都で朝を迎え、新幹線で岡山へ。
岡山で、3組の方と、連続でお会いし、また新たなる可能性を語り合うことが出来た。

その合間をぬって、昼食は、ホテルの和食ランチ。
天ぷら、寿司、稲庭うどん、茶碗蒸し・・・それぞれがコンパクトで、
いろいろな種類を食べることが出来た。
こんなランチは、忙しい合間に、ホットさせてくれる時間を僕に与えてくれる。

岡山から、夕方便の飛行機で羽田空港へ。

夜の打ち合わせが控えていたので、時間を気にしながら、
到着スポットから、羽田空港の駐車場を目指した。

そんな時、携帯メールをしながら、ゆっくり歩いているヒトに、
行く手を遮られるとイライラするものである。

昨日・・・、歩く歩道を使った方が、速いぞ・・・との判断が間違っていた。

僕の前を、歩く歩道の中央で、歩きながら、携帯メールをしている、
サラリーマン風の男性。

「おいおい、自分が遅いって、わかっているんだから、
左右どちらかに寄って、急ぐ僕のようなヒトに道を開けろよ・・・」
「・・・って、わかっていないから、中央を歩いているんだろうな・・・。」
「これなら、歩く歩道を使わなければ良かった・・・」

僕のイライラ感は頂点に達するのだ。

自分の行動が、周りの方々にどのように、迷惑かけているのか
・・・そんな気配りが欲しいな・・・と強く感じるのであった。

歩く歩道が終わって、さあ、横をすり抜けるぞ!と思って、
横に出ると、なぜか、その人も、僕と同じ方向に、身体が動いて、
またまた動きが遮られる・・・悪い時には悪いことが重なる。

京都・・・美味しい時が流れる

昨日は京都での講演会。夜の講演で、
講演前に打ち合わせが予定されていたので、正午ころ出れば良い
・・・ということで、いつものように、6時過ぎに新横浜の事務所へ。

事務所に着くと、徹夜で仕事をしていたスタッフが・・・。
無理難題を言う僕の要望に応えて、頑張ってくれているのだ。

午前中、事務所で事務ワークをこなして、新幹線へ。
最近、新幹線での移動が多くなっているが、
京都までのたっぷり2時間強の時間を有効に使えて、有意義な時間を持てる。

京都での講演会は、T氏が主催してくれた。
京都の地理は良くわからないが、車で駅まで迎えに来てくれて約10分で会場へ。

昨日もまた多くの方とお会いすることができた。
嬉しいのは、僕のことを事前にかなり宣伝してくれているので、
お越しいただく方々が、僕をしっかり迎えてくれる。

だから、僕にとっては、初めてお会いする方なのだが、
相手は、僕の事をしっかり理解してくれているのだ。
こういう状態だと、講演のし甲斐がある、講演冥利に尽きる
・・・ということになるのだ。

講演会後、事前に、「京都駅 居酒屋」のキーワードで
調べておいた、京都高瀬川にある「葱や 平吉」で、食事。
京都らしい食事をリーズナブルに味あうことができた。

今後、通ってみたいお店と出会えたのだった。

僕の心の中での訴え・・・

ほとんど毎日、出張がある時以外は、新横浜の事務所に行く。

新横浜に着く時間は、大抵、6時から7時の間だ。

駐車場に車を停めてから、徒歩で3-4分のところにある、
事務所に有る途中のコンビニに立ち寄って、
雑誌やら飲み物やら・・・を購入するのが日課となっている。

昨日の朝、コンビニで、いつも会う夜間勤務の店員、M氏に、声を掛けた・・・。

「給料、上がった?」
「えーっ?」とM氏、やや驚く。

実は、そのコンビニのオーナー夫妻も僕と同じ駐車場を利用していて、
朝、駐車場で良く会うのだが、
ある時、「あの、夜間勤務のMさん・・・本当にテキパキと良くやってますね。
Mさんが休みの時、他の方がやると、とてもあのようにはいかない・・」
と僕がオーナー夫妻に言ったのだった。

オーナー夫妻が、
「Mは、結構長いので、深夜に行う商品の入れ替えなどをテキパキやってくれます」と。

僕はさらに、
「そうだね。慣れもあるだろうけど、レジでのお客さんの捌きも、本当に速いよ。
あのようなヒトは、給料ちょっと上げて、評価してあげたいよね」
というと、オーナーは
「ありがとうございます・・・、給料・・考えましょう」と・・・
こんな会話があったものだから、冒頭のM氏への言葉となったのだ。

「オーナーにMさんのテキパキぶりを言っておいたから・・・
給料上がったんじゃないかな?・・と思ったんだ」
「わー、それは嬉しいな、あすが給料日だから、明細を楽しみにしていますね」

そんな会話を交わして、コンビニを出て、事務所を目指したのだった。

新幹線のみどりの窓口、飛行機の搭乗カウンター、銀行や郵便局の窓口、
スーパーのレジ、入国管理・・・ヒトが窓口にいる場面は多くある。

テキパキと仕事が速い窓口に並んだ時には、
時間の節約が出来た喜びと、手際の良い応対に触れることが出来た喜びで、
僕の免疫力は大いに上がる・・・のだが、
それと真反対のヒトにあたった時には、時間が掛かるストレスと、
手際の悪い対応に触れるストレスで・・・僕の免疫力は下がりに下がるのであった。

・・・・・こんな場面が有るから、一律の給料ではなく、
一人当たりの処理能力をしっかり見た上で、加減される、
能力給の導入をすべきと思うのである・・・。
サービス業でのチップ制の導入とともに、僕は、訴え続けたい・・・が、どこに訴える?

今のところ、僕自身の心の中への訴えだ・・・。

免疫力が上がる毎日を過ごす

昨日は、岐阜での講演会。先週の日曜日に引き続いての講演会だ。

先週は生憎の雨で、移動が大変だった記憶があったのだが、
昨日は、朝方の雨が嘘のように晴れ渡っていた。

こうなると、なんとなく、気持ちも晴れやかになり、
結果、講演も上手くいくのであった。

といっても、講演内容の良し悪しを決めるのは聞いてくださった方々だから、
評価を自ら下すわけにはいかない・・・。

昨日の講演会には、初めての方が、多くいらっしゃった。
ちょっと話し辛いかも・・・と、思ったのだが、司会のM氏が、
僕を上手く紹介してくださったので、会場全体が、話の冒頭から、
僕の話を聞いてくださる体勢になっていた。
嬉しいことだ。

トンボ帰りで、夜は都内で、遅くからの夕食を兼ねてのY社長とA氏との打ち合わせ。
1時間ほど、待たせてしまったが、気心知れた仲なのと、
遅くなるかも知れないということは、あらかじめ知らせておいたので、
A氏の誕生日の祝いを兼ねた食事会は、楽しい一時となった。

そんなわけで、昨日は、気持ち良く講演が出来、
気持ち良く夕食を摂れ、しっかりと免疫力を上げる事が出来たのだった。

ちょっとした時間の有効活用・・・

今日は日曜日・・・先週に引き続いて、岐阜への出張だ。
今日も先週に引き続いての講演会なのだが、引き続いての日帰りだ・・・。

新幹線での往復約3時間強を有効に使えるから、それほど苦にはならないが、
いずれは、地元の料理などを囲んでゆっくりしてみたいものだ。
この新幹線の3時間もちょっとした息抜きに繋がる・・・。

さて、昨日は、空いた時間で、自宅の書斎の片付け、
撮り溜めてあるビデオのチェック・・・、
とても全てを短時間で出来るものではないのだが、
出来る時に出来るだけ多くこなさないと・・・。

ビデオは、毎週番組を決めての予約録画してあるから、
チェックしないとどんどん溜っていってしまい、
終いには、ハードディスクの残量が無くなり、
結果、いざ、必ず見たい番組がある時に、その番組を録画できない
・・・なんていう事態が引き起こされてしまう。

こんな経験は、度重なってしたくないので、
小まめなチェック&消去が必要なのだ。

予約している番組は、NHKの「プロフェッショナル~仕事の流儀~」をはじめとする、
ビジネス番組を毎週4番組、
報道番組を毎週2本、
料理情報番組を毎週3本、
バラエティーを毎週2本・・・
だから、どんどん溜っていくのだ。

しかも毎日それほど時間があるわけでもないし、
深夜や早朝に観るテレビは、大抵がニュースやワイドショーと来ているから、
昨日のような少し時間に余裕のある時に、倍速に近い速度で再生するというわけだ。

書斎の片付けや、雑誌類の整理や、書類の整理や、電話対応・・・
などをこなしながらの、いわゆる「ながら・・・」チェックだが、
いろいろな意味でのちょっとした息抜きとなる。