歴史を肌で感じる・・・

ノルマンディー地方にいる。
ノルマンディーといえば、モン・サン・ミッシェル。

一昨日土曜日、日中の空いた時間で車で出向いた。
ナビの実力を改めて思い知る。

さて、モン・サン・ミッシェルは孤島にそびえる見事なる修道院が見どころだ。
駐車場に車を停め、そこからは、島の入口を繋ぐリムジンに乗る。
かつては巡礼者が、歩いて、目指したのだが、
駐車場から遥か彼方に、そびえ立つ、モン・サン・ミッシェルまで、
歩くにはちょっと気合いが必要だ。
ましてや、ノルマンディー地方の特徴なのか、晴れていたと思ったら、突如の大雨・・・、暫くすると、また晴れる・・・といった具合の天候だったので、
迷わず、リムジンへ飛び乗った。

案の定、リムジンを降りるころから、土砂降りの雨・・・、
その中を、リムジン降車場から、モン・サン・ミッシェルまで、500メーターほどを歩く。
持参した折り畳みの傘が役立つ・・・が、横殴りの雨だから、左半身は、ずぶぬれ状態。そんな中でも、なんとかカメラを取り出して、
雨中のモン・サン・ミッシェルの雄姿をパチリ・・・。
かつての、巡礼者の苦労に比べれば・・・って感じだ。

修道院入口から、登り始めると、今までの雨が嘘のように上がり、
徐々に晴れ渡ってくる。

最上階の有名な回廊は、見事な晴れ間の中で、観ることができた。

モン・サン・ミッシェルでは、その雄姿とともに、有名な食べモノがある。
島にわたってくる巡礼者のためにボリュームのある食事を・・ということで、
作られたという、オムレツだ。
卵を泡立ててメレンゲ状態にし、そこに具材を入れて焼き上げる。
そのオムレツを、しっかり、平らげて、島を後にした。
帰るころには、またまた、天気が崩れ始め、晴天の中での雄姿を撮ることは
出来なかった・・・。
約2時間の滞在だったが、歴史を肌と目と胃と・・・全身で受け止めることができた。

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