アーカイブ : 2012年 8月

時間は速く過ぎ去っていく・・・

僕は、いろいろな顔を持っている。

それぞれが、まだ大成にはほど遠いが・・・。

その顔の中の一つが、「本物の健康食品」の原料・製品の開発者である。
食の革命に繋がる!と考えている「本物の健康食品」の開発者としての
自信と責任から、寄せられる多くのご質問に、おひとつお一つ答えている。

そのやり取りは、直接の口頭でのやり取りとなるわけだが、
僕はこのようなやり取りは、あまり気が進まない。
もちろん、誠意を持って、きちんとお答えするのだが、、、
気が進まない理由は、口頭での答えに僕自身が責任を持てないからだ。

口頭での答えが、どう伝わったか、どう伝わっていくか・・・に
責任が持てないのだ。
だから、出来れば質問は、手紙・ファックス・メールでして欲しい旨を
言うようにしている。
手紙には手紙で、ファックスにはファックスで、メールにはメールで、
返答させていただければ、それは、文章で残っていく。
しっかり、責任を持てるのだ。

実は、このやり取りが膨大な量となっていて、
このやり取りが、僕の研究開発活動の支えになっている。

昨日は、午前中、このようなご質問への回答や、
雑務をこなしてから、㈱本物の市場の本社&研究所へ向かった。

新規で取り扱う製品類の打ち合わせや、
関係機関への挨拶などが、目的である。
一か月に一回は、訪れたいのだが、、、
スケジュール調整がなかなか難しい。

新横浜の事務所から車で3時間半の道のり・・・、
昨日の夕方に矢祭町の本社事務所に着き、打ち合わせ。

その後、食事をしながら打ち合わせ。

ちょっと、体は疲れ気味であったが、
明日へ向かう、美味しく貴重な時間はあっという間に過ぎ去っていった。

日頃の活動をPRしていく場

昨日は、再来月、立て続けにある、イベント関連の打ち合わせ。

いずれも、僕が務める団体に関するイベントだが、
日頃の活動をPRする場面として、
スタッフや関係者の皆の協力を得ながら進めて行きたい。

まずは、10月3日から5日までの3日間・・・
メーカーである(株)らいむ として、
食品開発展2012(東京ビッグサイト 西1,2ホール)へ出展。

その開発展終了後、翌6日からの2日間は、
NPO法人 食の未来研究所 として、
第6回東京都食育フェア(代々木公園けやき並木)へ出展
・・・初日の6日の夕方には、野外特設ステージでの
特別プログラムの時間も頂いている。
展示ブース、特設ステージで、日頃の活動をアピールしていきたい。

これらの特別なイベントとは別に、本物が集まる市場である、
(株)本物の市場では、常設のもったいない市場や、
各種イベントへの積極的な参加によって、その存在のPRをしている。

これから、もっともっと、多くの方々の快適な生活に、
【食】の場面から貢献できるように、頑張りたいものだ。

講演会前後は、打ち合わせで忙しい

講演会の前後には、細かい予定が入ってくる。

一昨日の、博多での講演会・・・
講演会が始まる前の夕方からは、H社長とN先生。
講演会終了後は、遅くから、食事を摂りながら、T氏。
翌日は、朝から、S社長と・・・次いで、Y氏と・・・。

ずっと、座りっぱなしなのと、
僕は、普段はそれほど、喋るタイプではないので、
時々沈黙の時間帯が訪れる・・・
気を遣い、本当に疲れる時間帯だ。

講演会での様子と、普段は全く違うので、
講演会での僕しか知らない方々は、そのギャップに驚くらしい。

まあ、普段も、講演会の時のように、ハイテンション!とは、
いかないわけだから、普段の、飾らぬ僕の姿を出すしかない。

そんなわけで、昨日は、昼食を摂りながらの打ち合わせ後、
夕方のJAL便で、羽田空港を目指した。

最近、移動が多いためか、機内では、
良く乗務員の方から声を掛けて頂く。

「またご一緒しますね」
「以前、ご一緒したことがあるような・・」

相手もうろ覚え、僕もうろ覚え状態なのだけれど、
否定しても始まらないから、
「ええ、そうですよね。よろしくお願いします」
などと、答え、少しの会話の時間とする。

それからは、機上での貴重な睡眠時間の確保と相成るのであった。

博多での講演

博多での講演会・・・
昨日は、今までと違う会場だったが、
多くの方が来てくれて盛り上がる講演会だった。

聞けば、久留米からも博多からも便利な場所なので、
多くの方が来やすいらしい。
来月以降も、この会場が使われるかもしれない。

まあ、僕にとっては、会場の場所は関係が無い。

どんな場所でも、どんな方にでも・・・
しっかり、確実に自分の技術・考えを伝えたい。

日々、切磋琢磨で講演の質を高めていきたい。

出張が続く・・・。

昨日は、午前中、名古屋で打ち合わせをした後、岐阜へ移動。

岐阜でのミニ講演会。

まだ残暑厳しい中、僕の身体もさすがにバテ気味のハズなのに、
何故かの・・ハイテンション講演と相成った。

いろいろな所で、講演をしてきているが、
会場毎に、また講演に来て頂ける方々の年齢層毎に・・・
僕の講演中の反応が異なる。

まあ、だからこそ、講演をして回るのが楽しいのかも知れないが・・・。

昨日の岐阜での講演は、岐阜の方々のお人柄?なのかも知れないが、
今まで2回の講演とあまり変わらなかった。

他の地域の参加者の年齢よりは、平均年齢が若干、
若めではあるが、僕の講演中の反応というか、ウケというか・・・
があまり良くないのだ。

普通なら、割とドッと、ウケる場面でも、、、反応が今一歩・・・。
こうなると、ちょっと調子が狂うわけだが、
ここは、講演歴10年越えの僕としては、
何事もなかったように、乗り切っていく・・・
というのは、誇張で、講演中、皆の前で、
ウケ無い寂しさを激白してしまうのであった。

主催のM社長によれば、
「岐阜や名古屋のヒトは、皆、真剣に講演の内容を理解しようとするので、
表情が、堅めになるんです・・」とのことだが、
僕には、ちょっと自信を失った僕への慰めとしか、聞こえない。

いつの日か、会場全体が、一つになるような、
質の高い?講演会が出来るよう、
さらに、切磋琢磨していこうと思うのであった。

いつものように、大汗をかいた講演会後、喫茶店で、氷を発見。
なんの変哲もないちょっと大きめのイチゴアイスだったが、
中にアイスクリームが隠れていて、
イチゴと練乳とアイスクリームの3重奏を楽しめた。
しっかりクールダウンが、美味しくできたのだった。

新しい出会いが出張冥利だ・・・

出張の楽しみと言えば、新しい出会いだ。

それが、ヒトであっても、食であっても、景色であっても・・・。

一昨日、小倉での宿泊と相成り、遅くにホテルにチェックイン。
ホテルで、繁華街というか、飲食店街の場所を教えてもらって、
遅くからの夕食。

フラッと入った、家庭料理「ふじむら」は、
カウンターで3年前に、二人三脚で店をやってきた、
お母様が亡くなられて以来、女将一人で切り盛りする
家庭料理のお店だった。

その日に市場で購入した素材を見て、メニューを決めるという。
素朴だけど、しっかり美味しい家庭料理は、
どこか、安心感に満ちている。

昨日は、博多で、午前、午後、夕方・・・と、個別の打ち合わせ。
多くの方々と、お会いして、お話しが出来るというのは、楽しい。

今日は、名古屋・岐阜での打ち合わせがある。
移動は新幹線。
日帰りだから、往復の約3時間強の時間で何が出来るか、何をするか、
どんな新しい出会いがあるのか・・・
・・・何となく、楽しみだ。

便利だが・・・

動きが大きいと、、、たまに自分がどこにいるのか、
どこに向かっているのか・・・わからなくなる時がある。

昨日は、朝から宮崎、福岡と連続で移動。
いつもある、博多のホテルは満室・・・!
ちょっと、というか、かなりのショック。

結局、博多ではホテルは無く、小倉へ。
聞けば、SMAPのコンサートが福岡であったらしい。
すごいものだ・・・。

迷惑メールで、時間を割く、もったいなさ

パソコンのメールにも、携帯のメールにも、、、相変わらず、迷惑メールが多い。

差し出す側は、おそらくコンピューターで、ランダムに、
アルファベットや数字の組み合わせで、アドレスを作り、
送っているのだろうが、その労力に見合う、
得られる成果はどれくらいあるのだろう?

G-メールは、迷惑メールをしっかりフィルターにかけてくれるから、
受信箱がキレイに出来るが、
パソコンで普段使う、メールソフト「Becky」や、
携帯メールには、そのような機能が無いから、受信箱の整理が厄介だ。

まあ、そんなものは、無視して、必要なものだけを、
ピックアップすればいいのだろうけど、どうしても気になる性質なのか、
「Becky」上では、差出人でソートをかけて、まとめて消すようにしている。

普段、使っているパソコンは、3台あるから、この作業は、ちょっと大変・・・
と思うと、免疫力がダウンしてしまうから、
受信箱を整理する時は、今まで、万が一、見逃していたメールがあれば、
それをピックアップする作業なんだ、、、と自分に言い聞かす。

なんか、良い方法は、無いだろうか・・・。

ロンドン五輪は、まだ終わっていないのに、何故、いま、パレードか?

昨日は、朝一番で・・・といっても、
「今から寝るの?今起きたの?」状態の僕にとっては、
また、早朝から動いている僕にとっては、
どこからが朝一番なのかは、わからなくなってきているが・・・、

僕が関わっている会社の中で、3つの会社の決算が8月ということで、
その打ち合わせを行う。

それを踏まえた上で、残り、約1週間の動き、
そして、新しい期の始まりとなる来月からの動きを、じっくり考える。
考える・・・これは、孤独な世界だ。
経営者は孤独だ・・・ということを、この様な時に、あらためて、知る事になる。
方針について、「朝令暮改だ」「支離滅裂だ」・・・と、言われるような、
決断がある時、これらを、しっかり支えてくれるのが、周りのスタッフだ。

優秀なスタッフに恵まれて、お陰で、僕に関わる、どの会社も、どの団体も、
しっかりと、未来を見据えて、活動が出来ている。

さて、先日の、ロンドン五輪のメダリストの銀座パレードの様子が、
テレビや新聞などで、大きく報じられた。
50万人ものヒトで沿道が埋まったという。

パレード自体をうんぬん言いたくないが、僕は素直に喜ぶことは出来ない。

五輪でメダルを獲得することは素晴らしい。
そして、それを皆で祝福することも素晴らしい・・・が、
ロンドン五輪は、終わっていない。
来週の29日から始まる、パラリンピックの終わりが、
ロンドン五輪の終わりなのである。

このパラリンピックにも日本の方が多数、参加する。
メダル獲得する方もいらっしゃるだろう。
この方々も、立派な、ロンドン五輪メダリストだ。
もし、メダル獲得の祝福パレードを、そして首相官邸での感謝状授与を行うなら、
このパラリンピックの方々も、対象となるべきなのだ。

急遽、このパレードを実施した政府の意図が、
原発反対、消費税反対、領土問題、、など政府への大きな国民の
不満行動への、目くらましではないのか、と僕は思っている。

報道の姿勢にも納得できない。
確かに、パレードへ50万人が集まって、盛り上がったことを、
報道するのは良いだろう。
でも、反面、毎週、行われている原発反対や政府への不満を静かに訴える、
20万人規模のデモの様子は、ほとんど伝えない。
さらには、その何十倍もの、国民の不満の声も伝えない。

報道内容も、政府御用報道として、意図的に行っているとしか思えない。

我々は、しっかりと、現実を見据え、国の将来を
考えなければならないのではないか、と僕は思っている。

明日の金曜日は、先週に引き続き、出張のため、東京にいないのだが、
来週の金曜日には、首相官邸の前で、叫ぶつもりだ。

自分自身がまずは、変わって、行動を起こさねば、
少なくとも、現状は一切変わらないであろう。

国が駄目なら、国に頼れる時が来るまで、
自分自身がしっかり生き抜いていくことも必要だろう。

未来と、自分は、自分自身で変えられるのだから・・・!!

【食】を通じて、快適な生活に貢献する

昨日まで、JR東日本が主催するプロジェクト「のもの」
「福島のもの」が開催された。

「のもの」は、地域再発見プロジェクトで、その地産品ショップである。
上野駅で行われている。

この「福島のもの」に昨日までの3日間、(株)本物の市場が出店した。

僕が土から作った農場からの、また、農場が在る矢祭町からの、産物を、
広く、皆様に発信した。
発信と同時に、(株)本物の市場そのものの、アピールも行った。
多くの方々に、これからも、【本物】を発信していきたいものだ。

その「福島のもの」での発信は、スタッフに任せ、
僕は、昨日、新横浜で、「若返る食べ方、本物の健康食品」なる講演会を行った。

講演会では、博士として、社長として、それぞれの立場から、
話をさせていただいた。
こちらも、大いに盛り上がった。

僕が関与するいろいろな会社や組織が、
いろいろな地域で、3次元的に広まっていっているのを、
感じる今日この頃である。

全ての理念は、《【食】を通じて、快適な生活に貢献する》・・・である。

食の情報を多方面から、発信し続ける。

一昨年の9月から今年の3月までの1年半に渡って、
ラジオ番組「若山祥夫 食の情報最前線」(ラジオ日本(AM1422KHz))で
情報発信をしていた。
放送が休みの回は無かったので、放送回数は、82回に及んだ。

毎回、ゲストをお招きしたり、有名なお店に出向いて、
それぞれ、食材を取り上げて、そのゲストやお店の大将・シェフなどと、
やり取りをしながら、食の情報をお伝えした。

毎回、取り上げる食材を考え、その食材についての情報を収集し、
ゲストやお店の情報を収集し、放送でのやり取りの内容を組み立てる・・・、
結構、タフな作業だったが、蓄積される情報量の多さは、
僕の貴重な財産になっている。

この放送の内容は、
NPO法人 食の未来研究所のホームページから、聴いて頂ける。

ゲストは多彩だから、収録されているゲストで、
興味のある方の放送分だけでも、聴いて頂ければ、
番組の様子がわかって頂けるはずだ。

番組開始当初は、ぎこちなかった僕の様子が、
回を追う毎に、少しずつ、慣れていって、
アドリブも出るようになる様子も面白いかも知れない・・・。

現在、このラジオ放送の内容の文字起しをしている。
文字にするとそれはそれで、面白いと考えている。

出来上がり次第、食の未来研究所のホームページにアップしていくつもりだ。

このラジオ番組のタイトルそのものを、
食の未来研究所のブログ的発信サイトにして、
「食の情報最前線」として、発信も開始している。

「食」に関するニュースと情報、
「食」のよもやま話、
美味しいお店とメニュー、
研究所からのお知らせ・・・と
今は、4つのカテゴリーで、展開している。
もっともっと、充実させていきたいものだ。

静岡講演会・・大いに盛り上がった

昨日は、静岡での講演会だった。

静岡ではたびたび、講演会が行われるのだが、
静岡行きには、ちょっとした楽しみがある。
新幹線の三島駅から新富士駅にかけて、車窓から眺める、雄大な富士山の姿だ。
こだまを利用すれば、三島駅や新富士駅での停車時間に、
ホームに降りることも可能だ。

晴れていれば無論のこと、曇っていても、雨であっても・・・
その雄姿によって、何度も勇気付けられ、元気をもらった事だろう。

昨日は、晴れていたので、東京駅で、切符を買う時、しっかりと、
山側の座席を指定・・、カメラをしっかり鞄から取り出して準備万端・・・。

三島駅が近づいて来る・・・。

ところが、空は晴れ上がっているのに、
富士山は、その裾野が見えるだけで、1合目から頂上まで、
すっぽりと雲で覆われていた・・・。
かなり、がっかり・・・。

この免疫力ダウンの状態で、会場入り。
会場に着くと、玄関には、主催のメンバーの方々が、出迎えてくれる・・・。
僕の笑顔は少々、ぎこちなかったに違いない。・・・が、
そのぎこちない笑顔は、会場に入って、控えの席に着いた途端に、
自然な笑顔に変わっていった、、、もちろん心の中での笑顔だけれど。

会場は、ほぼ満席状態で、初めてお越しの方が、20人近くもいらっしゃったのだ。

講演では、
「本当に大切な食」
「食と薬の違い」
「若返る食べ方」
「食の革命による、本物の健康食品とは」・・・などを、
僕の研究履歴を披露しながら話すのだが、
昨日は、会場に、医療機関に属する方々も多数お見えになっていたので、
通常のそれよりは、かなり気合いが入った、講演会となったのだった。

そんなわけで、講演は2時間たっぷりの講演会となってしまった。

お陰で、僕の免疫力はしっかりアップして、会場を後に出来たのだった。

ビジネスのシーンでの必須アイテム

一昨日から昨日にかけて、多くの方にお会いした。

お会いして、ご挨拶の場面では、名刺は必須アイテムだ。

通常は、その名刺を、名刺入れに入れて、持ち歩く。
出張時には、鞄の中に、名刺のストックを入れている・・・のが通常なのだが、
先日までの海外出張時から帰って、鞄を整理した時に、
ついつい、名刺のストックを取り出し、そのままになっていたのだった。

つまり、今回の出張時には、鞄にストックの名刺が無かったのだ。

気付かずに、一昨日、多数の方との名刺交換をして、
そろそろ、名刺入れに名刺を補充するか、、、と鞄を覗いた瞬間・・・
鞄の中に名刺のストックがないことに気付く。
次の日も、多くの方との名刺交換が予想されたので、
かなり焦りまくり、会社のスタッフに電話を入れ、
「航空便でも良いから、明日の午前中までに、名刺を届けて欲しい」
・・・と頼んだのだった。

すると、スタッフは、即座に、
「博士・・、航空便は可能ですけど・・・、今は、即座に名刺を作ってくれる
お店がありますから、博士の泊まるホテル周辺で、
そんな店が無いか、探してみます。」と。
うーん、その手があったか・・・。

スタッフは、僕の泊まるホテルへ電話して聞いてくれて、
そのホテルの案内で、博多駅前の24時間サービスをしている、
「kinko’s」を見つけてくれた。
今の名刺をそのままコピーして、ほぼ、同じように2時間で作製してくれる。

そんなわけで、一昨日の夜の7時頃、名刺を持ち込んで、
昨日の朝早くに、50枚の臨時の名刺を受け取ることが出来たのだった。

昨日の名刺交換には、この50枚が、大活躍してくれた。

昨日の夜は、博多では初めてのお店、寿司「たつ庄」で、食事を交えての懇談。
東京行き、飛行機の出発までの慌ただしい中での食事であったが、
短い時間でも、美味しいお店に出会えたのは、嬉しかった。

プロペラ機からの景色は感動ものだ・・

昨日は九州出張。朝からバタバタ・・、
こんな時は、結局、今の今までバタバタが続く。
悪いことでは無いけれど・・・。

福岡経由で宮崎入り。
福岡からはプロペラ機。
良い天気のプロペラ機の席は窓際が良い。

なんで雲はこんなに感動を与えてくれるのだろう・・・
何でこんなにヒトは山と山の間のホンの隙間みたいな平地を探し当てて、
住居、畑、田圃を開拓してきたんだろう・・・、

いろいろな意味で地球の凄さを改めて思い知るのだ、

前向きな考えで、病気と闘う

昨日は、午前中の早めから、午後の昼食を挟んでの打ち合わせ。

昼食後は、久しぶりの?散髪へ。
だいたい、理想的な散髪の間隔は、僕の場合、3週間に1回なのだが、
今回の長期出張で、1ヶ月以上の間隔が開いてしまった。
髪全体の雰囲気は、ごまかせるような気がするのだが、
やはり、髪の生え際などが、いかにも、散髪をさぼっている
という状態になってしまう。

今日から、3日間、出張なので、昨日を逃すと、
さらに1週間の「さぼり」が続いてしまう恐れがあったのだ。

昼食を摂りながらの打ち合わせを午後1時過ぎに終わらせて、
いつもお願いしている、O氏の元へ。

このO氏・・・、実は今、病と戦っている。
肺がんだ。
今年の春に、肺にこぶし大の影など、数個の影が見つかり、
病院へ通いながら仕事を続けている。

なんとなく、呼吸が辛い・・・ということから、病院へ。
検査結果から、いきなり、告知されたらしい。
それでも本人は、「タバコを吸わないのにねえ」・・・といたって明るく、接してくれる。

僕が出来ることは、いつも通りに、必要最小限の挨拶程度の会話をして、
散髪の間は貴重な睡眠の時間とする・・・つまり、必要以上に、気を遣わないこと、
それと、病と闘うには、医師の言うことを良く聞いて、
きちんと、処方された薬を服用するようにとアドバイスすること・・、
そして、何より大切なのは、O氏自身が、前向きに楽しく暮らすことが大切だ
・・・などと、ちょっとしたアドバイスをしてあげること・・・、である。

さらには、僕が開発した、きのこの中から、霊芝、アガリクスを酵素の力で
丸ごと溶かしてエキス化した、健康ドリンク「ウィルパワー」を、飲んでもらうことだ。もちろん、飲むのは、O氏だから、O氏の判断で・・・ということになる。
僕の薦めもあって、O氏は、今年の春から、「ウィルパワー」を飲んでくれている。

免疫が高まり、抗がん剤などの副作用と闘う力が出てくるので、
抗がん剤をキチンと服用しやすい身体となる・・ハズ、、、
という僕の説明は、O氏が飲み始めてからすぐに証明された。

医師がビックリするほど、副作用が無く、仕事も続けられているのだ。
そして、昨日の会話・・・

「どう?調子は?」
「ええ、お陰で、良い感じですよ。
先日、レントゲン写真を撮ったのですが・・携帯に撮ってあるので、見て下さいよ。」

「へえ、どんな感じなの?」
「これが、今年の春・・ほら、この白い部分が癌で、かなり大きいでしょ?」

「素人でもわかるねえ」
「そして、これが、先日の写真・・、癌の形が崩れて、
小さくなっているから、薬を継続しよう、副作用も全く無いし・・って、先生が・・・。」

こんな感じのO氏の説明に、
開発者としては感動を覚えざるを得ないのであった。

このO氏は、闘病しながら、僕のアドバイスを聞いた結果かどうかは知らぬが、
好きなゴルフをしっかり続け、
このお盆休みは、家に来ている孫とワイワイとしっかり遊んでいるという。

薬が効いて、前向きに生きて・・・、病気が治らないわけが無いのだ。

毎日が、ワクワク・・・充実した日々は楽しく過ぎていく

フト気付くと、もう8月も半ばが過ぎた。思い出すのは、
小中学校の頃の夏休み・・・
夏休みに入る前、「宿題を7月中に終わらせて、8月いっぱい思い切って遊ぶぞ・・」なんて、ワクワクしながら計画を作るものの、
いざ、休みに入ってしまえば、楽しいことだらけで、
なかなか、宿題には手が着かない。

そして、フト気付くと、8月も残り2週間・・・。
2週間後には、学校が始まってしまう。
学校に行けば行ったで、楽しいのだが、頭の中は、
「もう夏休みが終わっちゃう」なんていう悲壮感で一杯だ。

毎週、日曜日の夕方から夜にかけての、
「あーあ、明日から学校だ・・」というあの、気持ちだ。
こんな繰り返しをしていた、子ども時代のことを、フト、思い出した。

歳を重ね、毎日毎日、ワクワクすることが繰り返されるからか、
ただ、単に歳を取ってしまったからだけかは、知らぬが、
あの子どもの頃の、気持ちは、今は無い。

昨日も、日中は、明日に向かう、方向性を見出し、
夕方からは、盆休みにも関わらず、開いている店を探して、
遅くまで、気心知れた知人達との時間を過ごしたのだった。

日本食は、革新的に進歩し続ける

昨日は、予想通り、朝から、溜っていたものの処理作業・・・
を朝の内に、出来るところまで行ってから、
昼前からは、横浜、川崎、四谷、新橋・・・と打ち合わせの連続だった。

出張中から、日程の調整が入り、順次、予定が埋まっていくのだが、
中には、勝手に、
「忙しいでしょうから、来週以降に、スケジュール調整をお願いします」
なんていうメールが来ることがある。

「近いうちに・・・」
これは、時の総理大臣が使ったフレーズで有名になったが、
実現しそうで実現できない時に、使われる、
このフレーズと同じ響きと受け取ってしまう。

勝手に、「忙しいでしょうから・・・」なんて、決めて欲しくないのだ・・・。
現に、今日も、急な予定が、2つも昨日の夜に入った・・・。

スケジュール調整のやり方で、相手のその案件に懸ける思いや意志などが、
ある程度探れるものである。

さて、昨日の夕食を挟んでの打ち合わせは、
僕にとっては、約1ヶ月ぶりの日本料理。

出張中に、日本料理を恋しくなったことは、全く無かったが、
日本料理の繊細さ、多彩さ、技・・・圧倒されたのは事実である。

トウモロコシのすり流し・・・
うーん、出汁の旨みとトウモロコシの甘さとコクがこれでもか・・・!と
僕の口の中で踊る。
ご一緒していた3人の中のM社長が
「出汁をコンソメに変えたら、フランス料理ですねえ」とおっしゃていたが、
この絶妙な素材の生かし方・・・は、日本料理の真骨頂だろう。

真鯛とタコの塩水カルパッチョ風・・・
これを、醤油じゃなく、ウルカを出汁で溶いたものをつけて頂く・・・、

赤ムツの煮物を、いくらのコクをプラスしていただく・・・、

こんなに美味しく楽しい食は、デンマークから来ていた3人組と、
若いご夫婦の、カウンターでの初対面の場面を、楽しく、盛り上げてくれ、
また、我々4人の打ち合わせもしっかり、盛り上げてくれるのだった・・・。

健康が一番大切・・・これをあらためて感じる

昨日の夕刻、ロンドン発のJAL便で、帰国した。

同じ機には、ロンドン五輪の取材からの帰りなのであろう
・・サッカー解説者の方々が乗っていたり、
顔馴染みのキャビンアテンダントが僕の担当であったり、
それはそれで、結構、楽しめた機中での12時間だった。

今は明け方の3時半前。

もうすぐ、始動するが、おそらく、自宅がそうであったように、
多くの郵便物、書類の処理に、今日は追われてしまうことだろう。
でも、その処理は、午前中の早い時間に終えねばならない・・・。

今日の午後からは、打ち合わせの予定が立て続けに、入っているし、
すぐに、地方への出張も続いていく。

幸い、健康に不安が無いから、
ヒトから見ても、自分自身で振り返っても、
結構、ハードなスケジュールをこなしていけるのだ
・・・有り難いことである。

実際に見て、実際に確かめる、大切さ

今回は、この歳になって、初めてのイギリス行きとなったのだが、
関心があった「食」の場面では、実際に見るのと聞くのとでは、
大違いなのだなあ、と感じることばかりであった。

イギリスの国民食であると言われる、
フィッシュ&チップス、パイ料理、、僕が食した限りでは、
全て美味しく食すことができた。

今まで、イギリスの「食」は、それほど、美味しくない・・・と思いこんでいた
自分を悔いてしまうほどであった。

確かに、来る前に読んだイギリスの「食」に関する本にも、
「実は美味しいのだ」「素材の味を大切にする」・・・などの、
イギリスの「食」を批判的に書いてあったり、
僕のように思い込みでのみ、イギリスの「食」をイメージしている者へ
反対の論調で書いてある本が沢山あった。

さらには、フェイスブック上で、実際に食した、
イギリスでの食を紹介すると、まだ人数は少ないけれど、
僕のフレンズ・・・の皆さまから、
僕の、イギリスの食が美味しかったという記述に、
多くの同調していただけるコメントも頂いたのだった。

まあ、ここら辺の、食の情報は、追々、食の未来研空所 のサイトや、
最近始めた、新サイトである、食の情報最前線 の中で、
紹介していこうと思っている。

もう、あと少しで、イギリスを後にする・・・

それぞれが自分自身で生き抜くこと・・が大切だ

パリ、ロンドンと、都市に戻ってくると、携帯電話の電波は快適だし、
インターネット環境も問題ないので、仕事上のやり取りを行ったり、
情報を収集したりする際の、電波確保のストレスが全く無い。
ありがたいことだ。

でも、ほんの数日前まで、小さな村々で、到着すれば、
まず、電波の有無・強さ、ネット環境有無の確認を、
パソコン、携帯電話を片手に動き回っていたのが懐かしい気分にもなる。

今回の海外は、ちょうど、五輪の開催と時期と場所が重なったので、
良く、「オリンピック観戦ですか」と聞かれるが、全く違う。
いずれ、この出張の成果が現われる日が来るだろう。

さて、日本では、重要な消費税増税が採決された日のテレビのトップニュースが、
高校野球であったり、オリンピックであったり・・・ということが伝わってくる。
また、韓国大統領の動きに対する日本政府の無策ぶり、
原発再稼働反対のデモの拡大から始まっている民意・・・を
正確に伝えようとしないで、オリンピックの動向を伝えることに
力を入れるマスコミのこと・・・も伝わってくる。

本当に、こんなことで良いのだろうか。

「原発を再稼働さえしてしまえば、国民はすぐに、
再稼働反対の熱い気持ちを忘れる・・」などの甘い考えがあったようだが、
ひょっとして、国民総バカ化を狙っているのではないか・・とさえ思えてしまう。

このような情勢なら、個人個人がしっかり自立して、
今は国に期待せず、淡々と、自身の生きる道を探していくしか無いようにも思えてくる。

オリンピックの開催地ロンドンに着いて3日目となる。
7月には、およそ10日間、イギリスに滞在したが、
僕が見る限り、ロンドン市内、ロンドン市民、新聞・テレビ、、、などは、
決して浮かれていない。

イギリスの田舎の村でもそうであったが、閉会式迫る、このロンドンでも、
感じることは無い。
なんか、淡々と行われているような静かな感じだ。

単に、国民性の違いだけではなさそうだ。

国家そのもの、マスコミそのもの・・・の違いに、原因があるような気がしてならない。

電車での移動もまた楽しい

昨日の朝、ディジョンから、パリに電車で移動。

移動は、フランス国鉄 (SNCF) が運行する高速鉄道、TGVだ。

車両には、日本の新幹線とは違い、海外からの大きな荷物を持つ旅行者に優しい、
荷物置きスペースが広く取ってある。

「こんなに大きな荷物を持つ多くのヒトが乗ったら、荷物はどうなるのだろうか」
なんて、いつも心配になるのだが、乗車口近くにある、収納スペースには、
係の方がいて、ヘルプしてくれる。

ここまで、来ればひと安心・・・となるのだが、ここまで来る際はちょっと苦労する。

パリのような大きな駅は大丈夫なのだが、ディジョンのような普通の駅の場合、
エスカレーターなどの設備が整っていない場合が多いのだ。

昨日のディジョン駅でも、出発の10分前になって、やっと、
電車のホームが電光掲示板に表示される。
その表示から、乗客は一斉に移動し始めるのである。

例えば大きな荷物を2つも3つも持つ、家族連れなどは、
階段の昇り降りの移動となるので、時間が少ない中、本当に大変だ。

エスカレーターなどの設備の有無はまあしょうがないとして、
パリの大きな駅でもどこでもそうなのだが、
発車のホーム番線はもっと早くわからぬものなのか・・・と思ってしまう。

昨日、パリに移動して、すぐに打ち合わせ。
これから、帰国まで、パリ、ロンドンで、打ち合わせが控えている。
約3週間前の状況から、どのようになっているのかが楽しみではある。

パリからロンドンへの移動は、ユーロスターだ。
約2時間と少々で、ロンドンへ着く。

葡萄の収穫期は、さぞ、賑やかなことだろう・・

昨日は、ブルゴーニュ最後の夜を過ごすため、
そして、パリで借りたレンタカーを返却するため、ディジョンへ移動。

ガイドブックのワイン街道とされるルート上にある、
小さな村、ポマールなる村をナビに入力。
ナビは優秀だ。

こんな道に入っていくの?というくらい、未舗装の荒れた道路を走ると、
車一台がやっと通れるような道路沿いに、一面に広がるブドウ畑・・・
そうか、これが本当の、ワイン街道か・・・、ということで、
暫し、景色に見入るのであった。

ポマールに着いたのが正午過ぎ。
ポマールの村のはずれに、ワイナリーを併設しているレストランを発見。
迷わず、ここで昼食を摂ることを決めた。

小さな村の小さなレストランで、手料理なのだが、
正当な?ブルゴーニュ郷土料理をしっかり堪能したのであった。

昼食後、ナビにディジョンにある、ハーツレンタカーをセットして、
ディジョンへ向かった。

営々と築かれているヒトの営み

フランス・ブルゴーニュ地方の、通称「ワイン街道」を車で走る。
広大なワイン畑が見える街道は、すべて「ワイン街道」になるわけだが、
【フランスの美しい村】に選ばれたような、小さな村を、訪ねる際、
高速道なんて利用せずに、街道を利用する。

ある時はワイン畑、ある時にはトウモロコシ畑、
ある時にはひまわり畑、ある時には牧草地・・・
いずれもその広大さに目を見張るのだが、
ヒトの生きる営みが、営々と続けられていることに、
感謝と感動を覚えずにはいられない。

そして、美しい村々に必ず存在する、
数百年以上前に建てられた、教会や修道院・・・石だけの建築で、
これほどまでの建築物が、出来たとは・・・
あらためて、人間の知恵や努力に、感動する。

「食」は、生きる根本だ・・・

昨日は、ブルゴーニュ地方の、
”ワインの香り溢れる街”として知られる小さな町、ボーヌにある、
「ホテル・デュー」を訪ねた。

町の中心にある素晴らしい建物は、病院として建てられたものだ。
いまは、博物館として内部を見学でき、中世の病院内部の様子や、
看護婦たちや、病人用料理の調理場の様子が再現されている。

病の治療の根本は食にあり・・・、
中世医療の根本は、「食・瀉血(しゃけつ)・浣腸」にあり・・・、などの解説を聞けば、
やはり、生きる根本は「食」にあり!とあらためて学ばせてくれる。

さて、今日までの3泊を、ボーヌ近郊の、
農家をホテルに改装したホテルを利用している。
広大な敷地に、まさに、ポツンと・・・。

このホテルに日中もぼーっとしているのも良いのかもしれないが、
食の情報を求めて飛び回っている。

晴れた日の夜は、ホテルを1歩出れば、辺りは満天の星と月の明るさによって、
うっすら明るい。

夜は、シーンと静まり返るホテルの部屋で、外を眺めながら、
時々聞こえてくる動物たちの声を聞きながら、じっくり、考え事をする・・・。
帰国後に待ち構えている、スケジュールに思いを馳せる・・・。

自業自得のパソコン環境・・・

昨日から、パリより南下した、ブルゴーニュに移動した。

ノルマンディーから、およそ、400Kmの移動となる。

これだけの移動をすると、気候は無論のこと、料理の種類も全く異なってくる。

気候は、あの荒れ果てた?そして、夏だというのに、
朝晩は、車のウインドウに霜が付くくらいに冷え込むような、状況から、
少なくとも日中は、30℃近い真夏日となり、朝晩はやや涼しいものの、
今までいた寒い夏を満喫していたのとは、全く異なる気候・・・。

料理は、海の幸から山の幸への急変だ。

この数日の間に、僕が好きな、ブルゴーニュのワインの元となる、
ブドウ畑やワイン蔵をめぐり、食材を巡る。
また、マスタードといえば、「ディジョン」だが、その古里である、ディジョンを訪ねて、
本場で、マスタードの源泉を探ろうと思う。

さて、日本では、僕の帰国を待ってのスケジュール調整が行われている。
連絡は、インターネット環境と携帯電話環境だ。

昨日から宿泊しているのは、ブルゴーニュの小さな農村のさらにはずれにある、
農地の首領だったのであろう、農家を利用した、ホテルである。

門から建物まで、車で3キロ・・・。
一帯が、全て、このホテルの主の土地だ。
こんな所なので、雰囲気は抜群だが・・・、案の定、携帯電波が届かない。
パソコン環境は、大丈夫なのだが、部屋の中で、電波の届き方が違う。
安定して、電波が届く場所が、入口のドア近く・・・ということで、
椅子を二つ利用して、ひとつを机代わりにして、即席の書斎が完成した。

こちらの夜中から朝方までが、日本の日中・・・ということで、
背中を丸めて、パソコンに向かっている・・・自業自得の姿である・・・。

歴史を肌で感じる・・・

ノルマンディー地方にいる。
ノルマンディーといえば、モン・サン・ミッシェル。

一昨日土曜日、日中の空いた時間で車で出向いた。
ナビの実力を改めて思い知る。

さて、モン・サン・ミッシェルは孤島にそびえる見事なる修道院が見どころだ。
駐車場に車を停め、そこからは、島の入口を繋ぐリムジンに乗る。
かつては巡礼者が、歩いて、目指したのだが、
駐車場から遥か彼方に、そびえ立つ、モン・サン・ミッシェルまで、
歩くにはちょっと気合いが必要だ。
ましてや、ノルマンディー地方の特徴なのか、晴れていたと思ったら、突如の大雨・・・、暫くすると、また晴れる・・・といった具合の天候だったので、
迷わず、リムジンへ飛び乗った。

案の定、リムジンを降りるころから、土砂降りの雨・・・、
その中を、リムジン降車場から、モン・サン・ミッシェルまで、500メーターほどを歩く。
持参した折り畳みの傘が役立つ・・・が、横殴りの雨だから、左半身は、ずぶぬれ状態。そんな中でも、なんとかカメラを取り出して、
雨中のモン・サン・ミッシェルの雄姿をパチリ・・・。
かつての、巡礼者の苦労に比べれば・・・って感じだ。

修道院入口から、登り始めると、今までの雨が嘘のように上がり、
徐々に晴れ渡ってくる。

最上階の有名な回廊は、見事な晴れ間の中で、観ることができた。

モン・サン・ミッシェルでは、その雄姿とともに、有名な食べモノがある。
島にわたってくる巡礼者のためにボリュームのある食事を・・ということで、
作られたという、オムレツだ。
卵を泡立ててメレンゲ状態にし、そこに具材を入れて焼き上げる。
そのオムレツを、しっかり、平らげて、島を後にした。
帰るころには、またまた、天気が崩れ始め、晴天の中での雄姿を撮ることは
出来なかった・・・。
約2時間の滞在だったが、歴史を肌と目と胃と・・・全身で受け止めることができた。

準備万端に越したことは無い

海外に出向く時に、必ず忘れたり準備を怠ってはならぬもの・・・
それは、日本とのやり取りをおこなう、通信環境の確保である。

今回は、イギリス・ロンドン、フランス・パリでの予定にプラスして、
それぞれの地方を回る計画で、地方での通信環境には気を使う。

以前、マレーシアのかなり、奥地・いわゆるジャングルに出向いた時には、
携帯は、無論のこと、インターネット環境もまず駄目だろう・・・、
と考えていたところ、しっかり携帯の電波がとどくようになっていた
なんてこともあったし。

今回は、長めの海外なので、通信環境の確保は大切なものとなる。

先日は、ドコモの電波障害で、優に20時間以上の通信が
一切できなくなってしまったし、
その前からは、ドコモと持ち歩いていたアイフォンに不具合が生じてしまった。

これは、どうも本体の故障らしく、アイフォンの故障センターとのやり取りを何度しても、
どうにもならない・・・、帰国後、アイフォンのチェックをして、原因を確かめる。

こんなわけで、ドコモの通j新が出来なくなった時には、
アイフォン、ドコモともに、ダウンした状態・・・両腕を取られてしまった。

ここで、活躍したのが、日本でレンタルした、ワイファイへ接続できるモバイルだった。
携帯電波が届く限り、いつでもどこでも、パソコン環境が手に入れられる。

田舎の小さな町や村で、うまくインターネット環境がその宿泊先に無い場合でも、
ドコモの電波障害をいち早く知り、日本の政治をはじめ様々なニュースを
手に入れられるのも、このモバイルのお陰である。

こんなわけで、携帯、スマートフォン、パソコンとそれぞれの通信環境の確保が、
海外での必携品なのである・・・、当たり前のことだけど・・・。
今年残り5か月の間に、海外へ出向く機会が増えそうなので、
今回の教訓?過去の経験が生かされる機会も増えていくのだろう。

携帯電話不具合は困りものだ・・・

一昨日の午後から、急に、携帯が圏外表示に・・・、移動距離が長かったので、
電波の届きにくい箇所なのかな?・・・と最初は気楽なものだった。

だが、夕方、それまでは、快適に使えていた、宿泊場所に戻ってきても、
圏外表示が続く。
電源のオフ、オンを繰り返したり、電池を抜いたりして、リセットをしてみても、
うんともすんとも言わない・・・。

PCで調べてみると、確か、昨年も関東で生じた、
ドコモの電波障害に原因があることがわかったのだった。
まあ、原因が分かれば、機械の故障では無いのだから、
復旧を待つしかないのだが、昨日の朝になっても、復旧しない。
調べれば、国際ローミングの復旧は、順次行われているのだという・・・が、
フランスの田舎町までは、普及の手がなかなか及ばない。。。
結局、こちらの正午ころ、日本の昨日の夜遅くに復旧と相成ったのだった。

携帯がもう手放せない昨今・・・、困った人がたくさんいたろうなあ、と思うのであった。

さて、昨日は、拠点としているオンフルールから、車で足を延ばし、
ビーチが美しく、またそこのビーチパラソルの色彩の鮮やかさで有名な、ドーヴィルへ。
その隣町の高台からの景色も美しかった。

観光地などで、高台があるようなところでは、必ずそこへ通じる通路や階段がある。
これを、迷いながら、見つけ出して、ちょっと汗をかきながら、上がっていって、、、
眼下に広がる素晴らしい景色に触れるのは、一つの醍醐味ではある。

さて、ドーヴィルを後にして、シードル発祥の地、シードル街道を走り、
シードル街道沿いの村で一休み。
小さな村だが、これからの冬支度のため、大量の牧草を運ぶ、
トラックが往来する、のどかなひと時だ。
ここでの、シードルは、カップで出してくれた。

夕食は、オンフルールのこれまた、地元のヒトで賑わう、料理屋さんで、海産物尽くし・・・。

僕のコメントが載った新刊本・・・

本日、朝日香出版社から、
山見博康氏著「58歳からはじめる定年前後の段取り術」が、発刊される。

今日から大型書店に並ぶ予定だ。

≪「これから」の価値ある時間を作れる本。岡本行夫≫と、岡本氏の推薦文もある。

この中で、僕も少しではあるが、取材された内容が取り上げられている。
僕が話している内容は、普段のそれと変わりは無いが、
定年間近な年齢の方以外にも、節目節目を迎えていく、
多くの方にとって、何らかの参考になるだろう。

さて、昨日から、いつもながら思うが、
ハーツレンタカーの看板はかかっていても、
相変わらず、フランス風の仕組みの鷹揚さ?に、
ちょっとイライラしながらも、パリでレンタカーを借り、
約160キロ離れた、ノルマンディー地方の、港町、オンフルールを目指した。

途中、ノルマンディーの入口の古都、ルーアンに立ち寄って、
ノートルダム大聖堂を見学しながら、カフェで休憩。

そして、夕方遅くというか、夜の8時前にオンフルールに到着。
レンタカーにナビが付いているからこそ、出来ることである・・・。

ノルマンディーといえばワインよりは、
リンゴのお酒「カルヴァドス」や、「シードル」が有名だ。

観光客がたくさん入る、ハーバー沿いのにぎわうレストランを尻目に、
ホテルの女主人から薦められた、もちろんフランス語しか伝わらない、
地元の方々に愛されるという、夜遅くに入ったレストランで、
まずは「シードル」で喉を潤したのだった。

その後の、もちろん港町にふさわしい、海の幸は、
僕の免疫力をしっかり高めてくれたのだった。

パリ市内を一望し、英気を養う・・

昨日の日中は、夜からの打ち合わせの時間までを有効に利用して、
パリから高速郊外鉄道で約25分の所にある、サンジェルマン・アン・レー へ。

東京で言えば、川崎や横浜くらいに位置する小さな町だ。

メイン通りは活気があるが、ちょっと裏道に行けば、
そこには、フランスの生活がある。

さて、駅に降りて、地下から地上へ上がっていくと、
そこには、カフェの賑わいと、城が目に飛び込んでくる。

この城の正面に回ると、城へ向かうまっすぐな道。
城の庭園は広大だ。
この庭園を抜けると、パリ市内とセーヌ川が一望できる、
テラスと呼ばれる遊歩道にぶつかる。
遊歩道は、2キロを超える長さだ。
この遊歩道をゆっくり歩く。
幸い、昨日は晴天だったので、遠くエッフェル塔、パリの高層ビル群・・・が一望できた。

この景色を見るだけで、ここを訪ねて良かったなあと思えた。

昼過ぎに、ちょっと小腹が空いたので、城が望めるカフェに入って、
城を眺めながらの遅めの昼食。

頼んだのは「クロックマダム」。パンにチーズとハムが乗せられ、さらには卵が・・・。
この卵を加えなければ、「クロックムッシュ」となる。

歩き疲れた体に、再び活力を注ぎこむことができ、
サンジェルマン・アン・レーを後にした。

イギリス海峡横断鉄道「ユーロスター」

昨日は、ロンドンとフランス、ベルギーを英仏海峡トンネルを通って結ぶ
、国際列車、ユーロスターに初乗車。

インターネットの時代、、
チケットはインターネット上で日本で予約済みだから、便利だ。

ロンドンのセント・パンクラス駅に着くと、
すぐに、ユーロスターの乗り場の方向が示される大きな看板が・・・。

すでに、チケットはバーコード状態で持っていたが、
念のため、数多く駅構内にいる係官に聞いてみると、
これまた、非常に親切に教えてくれる。

改札をバーコードをかざして、入場すると、
その先には、手荷物検査場が。
飛行機の搭乗時と同じく、全ての荷物と身体を検査される。

その後に待ち構えるのがパスポートコントロール、いわゆる入国審査だ。
そりゃそうだ・・・たった2時間で行けるが、行く先は外国なのである。

そこを抜けると、イギリスから出国して、フランスに仮入国・・・というわけだ。
あとは、ユーロスターに乗るだけだ。
14:55発、パリ北駅行きだ。

14時過ぎには待合室に入れたので、余裕だ。

さて、何番線からの出発かな?・・・と掲示板を見るが、
乗車のプラットフォームは掲示されていない・・・
これは、ヨーロッパでは、当たり前の光景だ。
出発直前に、突然変更されることさえある。

乗客がだんだん集まってくる。
14時半過ぎ・・・だんだんと広い待合場所が一杯になってくる。

ようやく8番線・・の表示が出たのが、14時35分過ぎ。
一斉に乗客が動き出す・・・大きなスーツケースを持つ人がほとんどである。

日本だったら、荷物の置き場所があるだろうか・・・と心配になりそうなものだが、
こちらでは心配無用だ。
列車には、大きな荷物置きの棚やスペースがたっぷり設けられているからだ。

ましてや、ユーロスターは国際列車、皆、大きな荷物を携えている・・・
だから、焦ることは無いのだが、焦りの若山君・・・としては、
落ち着いた振りをしながら、内心では焦っていた。
・・・だが、心配はやはり無用だった。
大きな荷物スペースのお陰で、余裕で、
大きなスーツケースを置くことができたのだった。

席に着けば、あとは、2時間少々でフランス・・・というわけである。