アーカイブ : 2012年 8月 15日

日本食は、革新的に進歩し続ける

昨日は、予想通り、朝から、溜っていたものの処理作業・・・
を朝の内に、出来るところまで行ってから、
昼前からは、横浜、川崎、四谷、新橋・・・と打ち合わせの連続だった。

出張中から、日程の調整が入り、順次、予定が埋まっていくのだが、
中には、勝手に、
「忙しいでしょうから、来週以降に、スケジュール調整をお願いします」
なんていうメールが来ることがある。

「近いうちに・・・」
これは、時の総理大臣が使ったフレーズで有名になったが、
実現しそうで実現できない時に、使われる、
このフレーズと同じ響きと受け取ってしまう。

勝手に、「忙しいでしょうから・・・」なんて、決めて欲しくないのだ・・・。
現に、今日も、急な予定が、2つも昨日の夜に入った・・・。

スケジュール調整のやり方で、相手のその案件に懸ける思いや意志などが、
ある程度探れるものである。

さて、昨日の夕食を挟んでの打ち合わせは、
僕にとっては、約1ヶ月ぶりの日本料理。

出張中に、日本料理を恋しくなったことは、全く無かったが、
日本料理の繊細さ、多彩さ、技・・・圧倒されたのは事実である。

トウモロコシのすり流し・・・
うーん、出汁の旨みとトウモロコシの甘さとコクがこれでもか・・・!と
僕の口の中で踊る。
ご一緒していた3人の中のM社長が
「出汁をコンソメに変えたら、フランス料理ですねえ」とおっしゃていたが、
この絶妙な素材の生かし方・・・は、日本料理の真骨頂だろう。

真鯛とタコの塩水カルパッチョ風・・・
これを、醤油じゃなく、ウルカを出汁で溶いたものをつけて頂く・・・、

赤ムツの煮物を、いくらのコクをプラスしていただく・・・、

こんなに美味しく楽しい食は、デンマークから来ていた3人組と、
若いご夫婦の、カウンターでの初対面の場面を、楽しく、盛り上げてくれ、
また、我々4人の打ち合わせもしっかり、盛り上げてくれるのだった・・・。