アーカイブ : 2012年 7月

イギリスの国民食に欠かせない調味料・・・

イギリスの国民食といえば、「Fish and Chips」だ。

白身の魚・・・日本で言うタラや、カレイなどの仲間の身に、
衣を付けて揚げたものと、フレンチフライが添えられてある。

これが、行く先々のレストランやバー、パブなどで、メニューに載っている。

まあ、「Fish and Chips」に限らず、ここまで、統一するかな・・・って感じで、
どこへ行っても、ほぼメニューは同じ・・。
前菜、メインに分かれ、それぞれの内容は、大抵が同じ・・・、
では、どこで店の差別化が出来るのか・・・、
それは、いかに地元の方に親しまれるか・・・、ということになるのだろう。

また、「Fish and Chips」に限れば、
その魚の種類、衣の種類、衣の厚さ、揚げる油の種類、
そして付け合わせの、ジャガイモの種類・・・などで、
「あの店は美味しい」・・・となるのだろうと、想像できる。

昨日までの間で、僕も、少ないながら、様々な「Fish and Chips」を体験した。

形と大きさで言えば、日本でいう、大き目のホッケの開きのような魚が揚げられて、
大皿に敷き詰められた、日本の一般的なジャガイモの
2倍以上はある大きな英国のジャガイモ、おそらく、一個分のチップスの上に、
皿からはみ出しそうになった「Fish and Chips」とか・・・
大きさにびっくりしながら、口に運べば、揚げ油がグレープシードオイルなのか、
妙に軽い。思わず、完食・・・チップスは、残してしまったが。。。
なんていう、「Fish and Chips」・・・。

さて、この「Fish and Chips」に欠かせないのが、塩と酢だ。
好みによるが、塩を好みで、たっぷり振りかけた上に、
酢をこれまた好みでかけて食す・・・これが、イギリス式食べかた。

最初は、えっ?お酢?って感じだったが、この酢によって、
味がすっきりして、思わず、うーん、旨い・・・ってなってしまうのだ。

この酢は、僕の初体験である、モルトビネガー(穀物酢)だ。
酸っぱさがまろやかで、そのままでも飲めそうなのだ。
大麦が原料なのだが、これは、いける。
今度、日本のてんぷらを食す時に、
塩とこのモルトビネガーの組み合わせを試してみようと思っている。

この「Fish and Chips」はじめ、体験した食は、
追々、「食の情報最前線」で、報告していこうと思う。

8月7日TOHOKU FOOD EXPO への出展

僕が代表を務める、㈱本物の市場 は、文字通り、【本物】が集う市場を目指している。

今は、㈱本物の市場の福島県矢祭農場や矢祭工場で生産している、
お米、野菜、果物、卵、純米酒、水、加工食品・・を中心に展開している。

いずれは、全国の【本物】を紹介できるような市場にしたい。

矢祭農場は、ただの農場では無い。
杉の木の皮を、微生物発酵によって2年間好気発酵させて、
作った土で、農作物を作っている。
微生物の生きている土の力は、農作物に生命力をつける。
だから、この土で育てた農作物は、病気になりにくく、イキイキと育つのだ。
生き生きと育った結果は、食べて美味しいことで証明される。

同じく農場で作った酒米で、地元の醸造元・藤井酒造さんで作った
純米酒「夢の結祥」は、食事に良く合う日本酒として好評だ。

卵は、餌そのものに微生物発酵物を取り入れ、
これまた生きた餌のためか、見事な卵「ウィルエッグ」が産まれてくる。

水は、矢祭町との共同事業で、横掘り70メーターの地下水脈からの、
天然アルカリイオン軟水だ。
100年前の雨水が、硬い花こう岩を浸透して、恵んでくれた、
pH9.1、硬度7.0という、国内トップクラスの水「矢祭の水」だ。

いずれも、絶対の自信を持って、多くの皆様にお届けしている。

純米酒「夢の結祥」はアメリカに輸出され、順調に広がっている。
これからは、水、お米・・・など、順次、アメリカへの展開をはかっていくつもりだ。

福島県というだけで、原発事故の放射性物質汚染が懸念される中、
福島県の最南端に位置し、阿武隈山脈によって、
放射性物質の飛来の影響をほとんど受けていない、
矢祭町の生産物の安心の証を、検査が日本以上に厳しい、
アメリカ市場で得ていることで、日本の皆様にも安心していただきたいと思うのである。

来る、8月7日に東京ビックサイトで開催される「TOHOKU FOOD EXPO 」に出展する。㈱本物の市場の考え方や自信をもってお勧めできる生産物を
一人でも多くの方々にお伝えしたい。

時間の無駄をしないためには用意周到が必要だ

昨日から、移動して、昨日から2泊の予定で宿泊するホテルにチェックイン・・・、
だが、相変わらず、ホテル内およびホテル周辺では、携帯電話の電波が全く届かない。

携帯電話、携帯メール、アイフォン・・・ともに、こちらの定額プロバイダーである、「vodaphon UK」への接続だ。

これ以外に、接続してしまうと、いわゆる高額料金請求が発生してしまう恐れがある。

特に、アイフォンの場合、自動ローミング機能をオフにしておかないと、
簡単に接続できるプロバイダーを自動ローミング、
そして、ソフト類を勝手に自動更新するので、高額請求のトラブルが多いらしい。

そのため、アイフォンのサービス?で、高額請求が発生すると、
その時点で、一切の接続をストップして、利用者の安全を確保する・・・が、
これがかえって、いけない場合がある。

僕が、使っているアイフォン・・・もちろん、海外パケット通信、定額契約はしていて、「vodaphon UK」への接続をして、自動ローミングはオフ・・・、
それでも、一昨日から、接続が出来なくなったのだ。

幸い、インターネット環境は確保できていたから、
アイフォンのトラブルセンターを検索。

電話番号を携帯に入力して、携帯電波が届くところまで、車で移動・・・、
「繋がらないのだろうなあ」と思いながら、ダイヤルすると、
すぐにオペレーターが対応してくれた。

結果、やはり、海外での使用料が、1万円を超えたので、ストップしたのだという。

海外の定額が1日最高3000円弱だから、すでに1週間以上いるわけで・・・
当然の結果なのだ。

こちらへ来る前に、警告というか、使用制限の制限を、大きくするか、
滞在期間をあらかじめ、伝えておけば良かった・・・と思うのであった。

「電波は通じているのに、なんで、接続できないのだろう?」・・・と
様々な場所で試してみたり、アイフォンのトラブルセンターを探して、
電話をかけてみたり・・・この労力と時間は戻っては来ない。

ちなみに、トラブルセンターへの電話料金は、
しっかり、ドコモから請求が来るはずだ。
アイフォンからの電話なら、無料らしいが・・・、
アイフォンの電話も使えない状態になってしまったので・・・、
トホホの時間が、空しく過ぎていったのだった・・・。

散策は、心身ともにリフレッシュさせてくれる

現在、イギリスのコッツウォルズ地方の小さな村を拠点としている。

昨日は夕方遅くにロンドンに出れば良かったので、日中は、近くの村を散策だ。

結構、精力的に動いている・・・、
時間は有限だから、有効に使わないと。ってことで、
出向いたのが、レッチレイドという、水門の村として知られる村。

ここには、テムズパスと呼ばれる遊歩道という、パブリックパスがある。

このパブリックパスは、コッツウォルズの端から端まで完備されていて、
しようと思えば、数日間かけて、歩いて、この地方を回れるという。

さて、レッチレイドにあるテムズパスは、
レッチレイドを流れるテムズ河に架けられた、
2つの橋の間を両岸でつなげているから、2つの橋を大きく一周で回れる。

ゆっくり歩いて2時間、急いで1時間少々・・・時間がかかるのだが、
やはりお勧めは、時間をかけてゆっくり回ることだ。

片岸は、森の中を歩く感じなので、景観は普通だ。
だから、もう一方の、草原をテムズ河を眺めながらあるく道を
単純に往復しても良いと思う。

昨日の日中、そのテムズパスを歩いてみた。

初めは、森の中を歩くパスしか見つけられなかったので、
片道は森の中・・・どうも様子が違うなあと思いながらの歩行、
当然、早足になってしまう。

橋のたもとに着いて、少し探すと、もう一方のパスが見つかった。
案内は、無いし、ヒトがほとんどいないので、
こんなところから、始まるの?って感じで、テムズ川沿いの草原の散策が始まった。

照りつける太陽の元、
すぐ目の前や周りで草を食べている牛達の間を縫って行く・・・。

草をむしり取って食べるその音は、生きる原点を思い出させてくれる。
こんなに間近で、放牧された牛が草をむしり食べ、
テムズ河の水を飲む姿を見れる・・・、

そして、さらには、白鳥達が、川では藻などの食を水中でむしり取り、
陸に上がれば、陸で草を食べる・・・、

カルガモの親子が、草原から、それこそカルガモの行進で川に飛び込み、
あとは、優雅に泳ぐ・・・、

非日常の世界が目の前に広がる。

こんな世界には、1秒でも長く接していたいものだ。

こうして、散策を終え、
これまた、テムズ河沿いにある、バーで、暫しの休憩。

こんな状態で、飲むビールは、僕を心身ともにリフレッシュさせてくれるのだ。

海外でのネット環境は、命綱だ

今の季節・・・といっても、それほど詳しいわけではないが、
こちらイギリスでは、朝は、6時過ぎから明るくなり、
夜は8時過ぎてもまだまだ明るい。

だから、時間が有効に使える。

6時過ぎからの夜のフリー時間となっても、まだまだ散策ができるのだ。

田舎道を歩くと、小川があったり、その小川で魚が泳いでいたり・・・
何となく、ホッとし、癒される時間を持てるのだ。

そんな時間以外は、時差として8時間遅れのイギリスにいて、
日本との連絡は、携帯電話、携帯メール、アイフォンによるインターネット
・・・が便利である・・・というか命綱だ。
もちろん、パソコンのネット環境も重要だ。

昨日から場所を移動している。

ロンドンからどんどん離れているのだが、昨日、ホテルにチェックインしてから、
焦りの連続だった。

山間にあるそのホテル・・・携帯、アイフォンの電波が一本もたたない
・・・というか、「圏外」表示のみ・・・。

「これはまずい」ということで、パソコンを開く。
パソコンのネット環境が無かったら、日本との連絡手段は無いのだ。
室内のデスク周りには、ラン環境は見当たらない。
無線・・・?ということで、パソコンを立ち上げた。
そこには、ホテル内WiHi環境の案内があった・・・
ほっとしながら、登録を終えたのだった。

パソコンのインターネット環境を確保し、メールのチェックをしてみると、
電波の強さが良いのか、非常に、サクサクと早く行く・・・、
こんな時には仕事がはかどり、気持ちも楽になるのだった。

光り輝く白亜の壁で、リフレッシュ・・・

昨日は、コッツウォルズから、車を飛ばして、一路、ロンドンへ。

1時間半のフリーウエイのドライブで、道に迷うことなく、
ロンドンへ着けるのは、装着したナビのお陰だ。

イギリスのナビは、ナビに住所を入れる代わりに、
ポストコード・・・日本の郵便番号を入力すれば、
その建物にピンポイントで誘導してくれる。

ロンドンで打ち合わせを終えてから、南に足を延ばし、
さらに1時間ほどドライブして、「光り輝く白亜の壁」で名高い、
遠くにフランスを望む、断崖絶壁・・・セブン・シスターズを目指してみた。

駐車場に車を停めてから、断崖の見える海岸まで、
のんびりと?平原を、30分強歩く。

この数日間は、イギリスには珍しいくらいの晴天が続き、
強い太陽に照らされながら、往復1時間強のウォークは、
僕の顔や、腕を容赦無く焼いていく。

まあ、こんな晴天だからこそ、行ってみようと思ったのだから、
日差しの強さや暑さに文句を言うつもりは無い。

平原には、大きな川が流れ、牛や、羊が放牧され、
本当にのどかなのだが、ちょっと目をやると、
強い海からの風に耐え忍び、風の方向に靡いている木・・・、
普段の自然環境を思うことが出来る。

ロンドンで会った人たちが一様に、
「こんなにいい天気は珍しい・・・来週からは崩れるよ」
と言っていたから、こんないい天気に恵まれたのは、
本当にラッキーと言えるのだろう。

目の前に広がる景色の素晴らしさ・雄大さ・雲一つ無い青空・・・によって、
あんな遠くまで行けるかな?との疑問は、吹き飛び、
瞬く間の平原ウォークの先に海岸が出現したのだった。

左手に目をやれば、そこには、「光り輝く白亜の壁」が・・・。

暫し言葉を忘れてしまう。

ちょっと足を延ばしてみようという軽い気持ちだったが、
結構、ハードなスケジュールとなってしまった・・・。

ウォークを終え、駐車場近くのビジターセンターに戻ってきた、
日焼けした僕を、クリーム&アイス入りのアイスコーヒーが待っていてくれた・・・。

ロンドン郊外の小さな小さな村々・・・

一昨日から昨日にかけて、ロンドンから西へ向かった、
コッツウォルズ地方の小さな村々を回っている。

レンタカーがフル稼働である。

途中、ラベンダーガーデンや、英国式庭園などに立ち寄って、
暫しの、目の保養と、癒しを得たのである。

移動中、小さなホテルの看板があり、その下に、
「アフタヌーンティー」なる表示が。

英国といえば、昼食が終わって、おやつの時間、
つまり、15時過ぎくらいから、サンドイッチ、スコーン、ケーキなどを
つまみながら、紅茶で喉を潤す・・・いわゆる「アフタヌーンティー」が有名だ。

朝は英国式ブレックファースト、
昼は、チーズとハムがたっぷりの焼きサンド・・・を
しっかり食べているから、ちょっと・・・という感じではあったが、
「アフタヌーンティー」にトライしようということで・・・。

その小さなホテルのバーの門を叩いたのだった。

オープンテラスで、きれいな芝生を見ながらの食のシーン。

あとは、ツリー状に重なった、サンドイッチ、スコーン、ケーキが
出てくるのを待つだけだ。

お茶を飲みながら、待っていると、想像とはかけ離れた、
スコーンが2つと、バターとジャムが乗せられたプレートが運ばれた。

そうか、このホテルでは、あとから、サンドイッチなどが出てくるのだな・・・、
と思っていたのだが、出てこない。

耐えきれず、店員に聞いた。

「これは、アフタヌーンティーですか。」
帰ってきた答えは・・・、「そうですよ!」。

ちょっと、解せないまま、まあ、こんな腹ぐあいでは、
どっちみち、サンドイッチやケーキまでは平らげることは出来なかったろうし
・・・なんて、負け惜しみを呟きながら、そのホテルを後にした。

仕事を終え、夕食を終えて、落ち着いてから、調べてみると、
その場所場所で変わるのだろうが、
「ライト・アフタヌーンティー」
「クラシック・アフタヌーンティー」
「シャンパーニュ・アフタヌーンティー」とあるらしい。

いつかは、正式な「クラシック・アフタヌーンティー」に
行きついてみようと思ったのであった。

郷に入れば、郷が最良・・・

現在、移動の手段は、レンタカーだ。

車といえば、ナビの存在で、移動の幅が広がり、
訪問先へのルートが簡単にわかるようになった。

今借りている車にも当然ナビは付いている・・・もちろんオプションだけれど。

日本でレンタカーを借りると、それはほとんどが、
料金の範囲内でナビが付いているのだが・・・。

さて、すくなくとも僕の日本で利用しているナビは、
例えば、1キロメーター先の角を左折するというルートの場合、
300メーター手前で、「およそ300メーター先角を左折です」なるアナウンス。
そして、手前で、「その先、左折です」「間もなく。。左折です」・・・となる。
ただ、絶妙のタイミングの案内があるわけでは無いので、
近づくと、ナビのモニターを見ながら、運転するということになる。

これが、少なくとも、今、僕がイギリスで使っているナビは、
400ヤード手前で「その先、400ヤード先を、国道○号方面へ左折です」
・・・となり、まさに曲がる角で、「今、左折です」・・・となるのである。

この、「今」・・なるタイミングが絶妙なので、迷うことが無い。

それに比べ、日本の僕が使用しているナビはその先、、とか、
間もなく、なる案内なので、手前の角を曲がってしまったり、
目的の角を曲がれないことが多々発生するのだ・・・。

これは、英国のナビの方が優秀だなあと思っていたのであるが、
良く良く考えると、曲がり角自体が少ない、イギリスの田舎と、
曲がり角が多数ある東京の道路事情では、状況が全く異なるのだと、気付いた。

郷に入れば郷に従え・・・との諺があるが、どうも僕は、
郷に入れば郷が最良だ・・・と思う性質らしい・・・。

食は進化し続ける

彼の昔・・・紀文時代のことだが、会社のはからいで、
英語の自主学習の機会が与えられ、
会社からの補助でグループ学習ではあるが、
英国人の背の高い男性の先生に英会話を教えてもらっていたことがある。

当時、会社は、アメリカはじめ、世界へ進出しようとしていたので、
英会話の出来る社員を育てようとの狙いがあったのだった。

結局、この企画は1年ほどでとん挫したのだが、
企画が始まってから、半年ばかりが過ぎたころ、
英国人教師が、僕ら5人ほどを、土曜日のディナーへ招待してくれた。

僕らは、夕方6時頃に彼の自宅へ行った。
彼は独身か単身赴任か・・・記憶の中に家族の姿は無く、
彼がひとりで家にいたのは記憶している。

5人揃って、彼の自宅の玄関のベルを鳴らす。
リビングルームに通される。
ビールなどを出してくれて、ディナーは始まるかに思えた・・・、

キッチンに引っ込み、時々顔を出して、ビールなどを勧めてくれる彼の姿・・・、
だが、時間が2時間も過ぎてくると、
さすがに僕らは、「どうなってんだろうね・・」などと囁くようになっていた。

それから小一時間後、彼が嬉々として、
「出来上がったよ。お手製のイギリス料理だよ」・・・と言いながら登場。

・・・出された料理は、各自一皿に、肉とジャガイモの煮込んだもの
・・・料理の名は知らないが、日本で言う、肉が大きい肉じゃが、
肉とジャガイモの煮物、肉がメインのポトフ・・・となるのだろうか。

「さあ、食べよう!」と彼は言った。

「待たせてごめんね。」なる言葉を聞いた記憶は無いので、
この料理を仕込む3時間は、既定路線だったのだろう。

腹ぺこの僕は、いずれにしても、目の前の肉を頬張った・・・が、
腹ぺこでも、不味いものは不味い

。あまり、僕は不味い・・・とは思わない鈍感さがあるのだが、
味にインパクトが無く、素材の味だけで食べる料理としか思えなかった。

それならそれで、もっとインパクトがあるなら、嬉しいわけだが、、、

そんな経験と、以来、いろいろな書物から、
英国の料理はそれほど美味しくは無い・・・と思いこんでいた訳なのだが、
今までの3日間で食した料理でまずいと思うものには一切出会っていない。

食文化は世界共通で、どんどん時代の流れに沿って進化し続けているのだろう。

今回の出張中で、「不味い」料理に出会うことはあるのだろうか・・。

入国管理・・・免疫下がるのが、常だった

いつものことだが、海外へ行って、まず、並ぶのが、入国管理の窓口となる。

僕の経験上、国によってその窓口の混雑ぶりは様々なのだが、
飛行機の到着便が重なる重ならないで、列の長さが異なるのだが、
一概に言って、最低でも20分は待たされる・・・。

良く行く、ロサンジェルスの空港は、特に、待たされる。
下手をすると、1時間を超えることもある。
長蛇の列の入国者を2-3人で捌いているのと、
どうも、それぞれの係官が、ゆっくりとこなしているように思える・・・
のが、混雑の原因だと僕は思っている。

入国管理を終えて、荷物をピックアップして、すぐに出れるわけでは無い。
その後の税関を通るための長蛇の列に再び並ぶのである。
まあ、こちらは、ほとんどの場合、税関申告書を提出するだけだから、
長蛇の列だが、流れは速く進む・・・が、
長蛇の列の連続は、僕だけかもしれないが、
機内でのゆっくりした時間を過ごしてきて、
免疫力がアップした状態の僕を、多大なストレスで包みこむのである。

今までの中で、最も混雑していてたのは、エクアドルのマリスカル国際空港だった。

入国管理窓口がいったいいくつあるのか、列はどうなっているのか・・・が
全くわからない、
入国管理のホールがヒトで満杯状態。

まあ、エクアドルへ行った初めての、たった一回の経験だから、
常時混んでいるのかどうかはわからないが。

さて、19日に着いた、ヒースロー国際空港では、
今までとは全く違う経験をした。

入国管理窓口が3重になっていて、、、つまり窓口の数がやたらに多い。
そんなわけで、入国者は、係官の華麗なる?誘導でスムーズに窓口にたどり着け、
スムーズに入国が出来るのであった。

僕の経験上、史上初めてのスムーズな入国管理だった。

さらに驚いたのは、スムーズに短時間で、手荷物カウンターに着いてみると、
すでに、ターンテーブルから下され、荷物がきちんと揃えてあったのだ。
税関手続きも無く、手荷物を受け取り後、すぐに外へ出ることができ、
結果、スムーズにタクシーのヒトとなったのだった・・・。

あっという間のフリータイム

昨日は、フリーな場面が多かったので、
こんな時には、一人行動・・・ごいうわけで、
地下鉄の一日券を購入して、観光名所を駆け足で見に行った。

日本にももちろんその存在があるのは知っていたが、
一日券があれば、かなり割り得で、地下鉄を利用できる。

この一日券とともに、役に立ったのが、アイフォンであった。

この地図機能によって、ロンドンの行きたい所へ、簡単に導いてくれるのだ。

こんなことなら、もっと使いこなせるように訓練しておけばよかった・・・
と思う場面も多かったのだが、
見知らぬ土地でそれこそ文字通りにしっかりと道案内をしてくれたのだった。

散歩の途中、午後近くにブランチを摂ったり、歩き疲れたら甘いものを。。。
とデザートを食べたり・・・、あっという間に時間が過ぎ去っていくのだった。

いろんな経験が出来るから、生きるのは楽しい

昨日の11時45分成田空港発のJAL便で、一路、ロンドンへ・・・の予定で、
いつものように、一昨日の夜は、それこそ一夜漬けの、準備で、
寝ている時間はほとんど無かった。

どこかで、ウトウトしているからなのか、
長期の出張に臨むある種の高揚感?からなのか、
妙に眠気を感じないで、搭乗の3時間前を目指して、
車のハンドルに手を伸ばすのであった。

8月に入ってからのフランスでの訪問先への土産を買うのを
忘れていたことに気づき、搭乗手続きカウンターにトランクを預けて、
お土産の購入。

選んだのは日持ちのする和菓子・・・。

カウンター前で、トランクを開けて、急遽の荷造り・・・
ちょっと恥ずかしいけれど、手荷物に加えて、
ただでさえ重い手荷物をさらに重くして、
気分まで重くなってしまうことを考えれば、
恥ずかしいなんて言っていられないのだ。

結局、ラウンジへ着いたのは、目標の、搭乗時間3時間前より30分の遅れ。

それでも、パソコンをチェックしたり、電話をかけたり・・・
軽く食事をしたり、軽くワインを飲んだり・・・、余裕の時間を過ごせたのだった。

そしていよいよ搭乗・・・、ここまではごく普通の風景だ。

ところが、昨日は違っていた。

出発時刻がとっくに過ぎても、なかなか機体はゲートを動こうとしない。
遅くなった乗客を待っている様子も無い。
・・・あまり気に留めることも無く、ウトウト状態に・・・、と、
その時、しきりに繰り返されるアナウンスが、
夢の彼方から聞こえるような聞こえないような・・・。
だんだんと意識が戻ってくる。

アナウンスの内容は、
「燃料漏れが改善できない」
「この機は使用できない」
「乗り換えて、改めて出発となる」・・・。

結局、約4時間遅れの15時35分発の便での出発と相成ったのだった。

まあ、今日は、午後に着いてからの予定は無かったので、
到着が夜になっても構わないから、良かった。

それにしても、燃料漏れ・・・おそらく微量の漏れなのだろうが、
よくぞ、地上整備官が見つけてくれたものだ。

飛行中だったらどうなるのか、わからないが、
深刻な状態に陥らないという保証は無いだろう。

緊迫感は一切無かったが、貴重な経験となったのだった。
まあ、長く人生やってると、いろんな場面に遭遇するものである。

情報発信は多岐にわたる

昨日は、今日からの長期出張のため、午前中、事務所の机回りの整理。

公私ともに渡る広報・広告を担当してくれている、
N社長ら3人と新横浜の事務所近くの、
滝が流れるレストラン「モダングリル」で昼食を摂りながらの打ち合わせ。

僕は、サラダバー付き、ハンバーグ・・・
トッピングにチーズ、ベーコン、目玉焼き・・を選択。

打ち合わせを充実させるに十分な美味しさであった。

打ち合わせでは、現在行っている情報発信の今後の展開について語り合った。

その中で、特に11日から始まったサイト「食の情報最前線」は、
NPO食の未来研究所の情報発信サイトで、
この中で、食の情報をいろいろ発信できそうで、楽しみである。

僕が土から作った農作物や、
僕のオリジナル技術で作った加工食品などを、
販売している(株)本物の市場の展開も楽しみだ。

僕個人でいえば、今読んでいただいている
このブログ、若山祥夫.com や、
このブログの自動転送であるツイッター、wakayamahakase
そして、最近始めた、フェイスブック、若山祥夫・・・
それぞれでいろいろな出会いがあって、楽しい。

そしてこれらの活動は、日本を離れていても、毎日欠かさず出来るのである・・・。

もっともっと、それぞれの情報を拡散させていければなあ、
と思っている今日この頃である。

議論の熱さ、梅雨明けの暑さを、吹っ飛ばす

昨日の日中は、新横浜の事務所中心で仕事。

午後からは、事務所内のセミナールームで博士講演会。
主催のHさんの名司会と段取りの上手さもあって、大いに盛り上がった。

夕方からは、都内に戻って、食事を交えての打ち合わせ。
20代後半から僕の年齢を上回る年齢のかたまで、
多岐にわたるメンバー構成だった。
総勢8人のこぢんまりした会合だったけれど、
目標を高く持つ、気の置けない仲間との打ち合わせは、
夕方から、10時半の閉店まで、あっという間に過ぎ去っていった。

料理は四川料理だったのだが、
その辛さは、梅雨明けした暑さとともに、

議論でヒートアップした心身の熱さをしっかり吹き飛ばしてくれた。

心身のリフレッシュ・・・時には必要だ

昨日は、朝から天気が良く、朝の5時半前、早朝の一仕事を終えた時、
フト、思い立ち、ちょっと歩いてみた・・・。

「さて、どこを歩こうか・・・」

実際に歩こうとすると、目的がないだけに、戸惑う・・・、

日差しがきつくなりそうな一日=ちょっと涼しげな、木立=公園・・・
とは思ってみたが、周辺には小さな公園しか思い浮かばない。

そんな時に思い浮かんだのが、神宮外苑の銀杏並木。
青山通りを車で通る時には、必ず、目に入るのだが、歩いたことはない。
そんなわけで、外苑へ。

銀杏の並木は、近くで見ると実に見事で、
みどりのトンネルを、ほぼ独占できたのだった・・・
やはり、早起きは三文の得ってあるんだな、と妙な納得。

外苑を後にして、向かったのは、青山墓地。
ここも、結構広い。
墓石に刻まれた、年号で、歴史を感じ、著名人の名で、歴史を感じ・・・
墓地歩きのおもしろさを知ったのだった。

ほんの、1時間強のウォーキングだったが、
充分に頭の切り替えと心身のリフレッシュが出来たのだった。

技術革新・・・

一昨日、朝方の羽田空港駐車場満車事件を乗り越え、
なんとか辿り着いた博多で、多くの方にお会いすることが出来た。

昨日の日曜日、朝から通常通りの動きをして、
途中、データー整理のためのハードディスク&メモリースティックを購入。

ハードディスクは、手のひらに乗るような小さなポータブルタイプだ。

この小さな箱?に、なんと、1テラ=約1000ギガ・・・の情報が入るという。
ギガという単位は、良く目にしているが、テラ・・・となると、
大量のデーターが入るのだな・・・としか思えない。

今回保存したいのは、ビデオカメラに収めた情報なので、
大きめの容量のハードディスクを探したのだった。

それにしても、こんな小さな箱に、大容量のデーターが保存できるなんて、
ほんとうに、技術革新は凄いなあ、とあらためて感じるのであった。

僕は僕の開発した技術で、食の革命を起こすつもりだが、
このハードディスクのように、多くの方々から、
いつの日か、認めてもらえる時が来るのを、楽しみにしている・・・。

教訓・・・

昨日は、日帰りで、博多へ出張。

9時30分発、11時15分着予定のJALで、福岡空港へ行き、
11時半過ぎから1時間強、13時半から2時間強の打ち合わせ&説明会をこなして、
17時福岡空港発のJAL便で帰京というスケジュール。

もし、時間に余裕があるなら、昨日14日から15日未明にかけては、
博多祇園山笠のクライマックスだから、雰囲気に触れることも考えるのだろうが、
今日も朝から東京で予定が入っているので、日帰り予定なのだ・・・。

そんなわけで、昨日は、いつものように、
出発予定の1時間半前の8時に、新横浜の事務所をマイカーで出発。

羽田空港まで、30分見ておけば、大丈夫なので、
1時間半前に動き出せば、出発予定時刻の1時間前には、搭乗手続き完了となる。

昨日も、8時半に、羽田空港へ・・・。

ところが、状況がいつもとは違っていた。
4つある駐車場(P1~P4)の案内板に、この4つの駐車場すべてが、
満車であることを示す、赤字の【満】の表示・・・。

かなり前のことになるが、この状態で、かなりのピンチに陥ったことを、思い出した。
その時は、同行していた、部長が僕の車に一緒に乗っていたので、
僕が駐車場の入場待ちの列に並び、部長を降ろして、搭乗手続きをしておいてもらい、
駐車場待ちの車がノロノロではあるが進んだので、何とか間に合ったのだった。

そんなことを、思い出しながら、駐車場待ちの車の列へ。
かなりの長い列だ・・・。
でも、あまり焦りはしない。1時間も余裕があるし・・・。と

ころが、車の列は、動かない以前のピンチの時と何となく様子が違う。
5分経って、1,2台分、動いたろうか。
待っている車は、優に30台以上はある・・・。
10分経ってもほとんど動かない。
焦りがピークに達する。
こんな時には、ナビが役立つ、ということで、付近の駐車場を探す。

今まで見たこともない「P5」が、空港内にあるのを、ナビシステムで発見。
すぐに、列を離れ、P5を目指した・・・のだが、ナビの通り行ってみると、
途中で、道が無くなってしまった・・・、ピンチは広がる。

「こうなれば、奥の手だ・・・」と今度は、空港内のガソリンスタンドへ。
「すみません・・、駐車させてもらえませんか」と、
即答で返ってきた言葉は、「駐車は一切できません・・。」。

こうなりゃ、もう一度、ナビシステムに頼るしかない。

すると、空港の外に、「つばさパーキング」が見つかった。
駐車場から、送迎してくれる民間の駐車場だ。

「これだ!」
「これなら何とか間に合うな・・」ということで、ハンドルを切ったのだった。

さすがはナビシステム・・・。
僕を正確に案内してくれる。

「1台良いですか」
「はい、、、予約は頂いていますね?」

「いえ、飛び込みなのですが・・」
「スミマセン、本日は予約車で一杯なので」

古い表現だが、《ガーン・・・!》。

もう時間は9時を回っている。

再度、ナビシステム。
すると、「流通センター駐車場」が、見つかる。
これにかけるしかない。
所要時間10分強の「流通センター駐車場」を目指しながら、
「流通センター駐車場」からの足を確保するため、タクシーを手配・・
同時に、JALの予約センターへ電話して、遅れるかも・・・と、
搭乗カウンターに知らせておいてもらう。

そんなわけで、「流通センター駐車場」にマイカーを停めて、
タクシーで空港を目指したのが、9時15分。
搭乗手続き締め切り時間だ・・・。

タクシーから再び、JAL予約センターへ。
「ギリギリまで、お待ちしますが、出発時間には、出発することはご了承下さい。」
「次の便は予約できますか?」

「生憎、10時25分の次便からは満席ですから、キャンセル待ちでの予約となります」
つまり、乗り遅れたら、今回の福岡の仕事がパーになる確率が高いのだ・・。

こんなやり取りで、運転手さんもわかってくれたのだろう・・、
かなり無理してくれて、空港へ着いたのが、9時25分。
カウンターへは27分・・・。

カウンター職員の配慮と誘導で、飛行機に搭乗したのが、9時32分・・・、
綱渡りの搭乗だった。
搭乗すると、当たり前なのだが、そこには、なーんにも無かった、平穏な空間が
広がっているのであった・・・。

聞けば、3連休の初日で、駐車場が大混雑・・・、
ある家族は、父親が駐車場の列に並び、父親だけが乗り遅れた・・・、
なんていう例が続出したという。

連休などの初日には、車ではなく、交通機関を利用して、空港を目指そうと思う・・・。
昨日、身をもって得た教訓である。

新サイト、「食の情報最前線」

一昨日のよみうりテレビ系の、夕方の情報番組「news every.」・・・
【ワケありランチ】特集で、たまたま席にいて、取材された。
運良く?ビデオに撮ることが出来た・・・
まあ、どうでも良いことだけど・・・

さて・・来週から、海外への長期出張を予定している。

ヨーロッパへの更なる可能性を、見出すとともに、
普段触れられない、食文化に直接触れてくることが、目的だ。

それに合わせて、昨日午前中一杯、8月中旬までの諸事項を、
確認し合うため、幹部スタッフと打ち合わせ。

午後から夜にかけては、都内での打ち合わせ。

夕食を摂りながらの、昨日最後の打ち合わせは、定例のK社長との技術打ち合わせだ。

約20年ほど先輩にあたるK社長・・・いつもながら元気だ。
元気の源は、美味しい食事とウオーキングと仕事だという。
毎週の週末は、近郊の山をハイキングなさるのだという。

「踏み外したら転落する」
「落雷に注意する」・・・など、
非日常の頭を使うことで、明日への仕事がリセットされるのも
ハイキングのメリットなのだそうだ。
見習うことが多い。

さて、僕が所長を務める、NPO法人 食の未来研究所 では、
生きる根本である、「食」について、その未来の形も含めた、
様々な側面からの研究を続けている。

この度、食の未来研究所のブログを開設した。
その名は、「食の情報最前線」。

研究所からのお知らせ、
「食」に関する最新ニュース、
僕やスタッフがお邪魔した美味しいお店とメニュー紹介・・・等を軸に、
僕とスタッフ(研究員Yと研究員M)の3人でお届けする予定だ。

テレビ出演!!・・・誰も気付かなかったろうが・・。

関東地域限定と思うが、よみうりテレビ系の、
夕方の情報番組「news every.」(ニュース・エブリー)という番組がある。

昨日の夕方6時過ぎに放映される「特集」で、僕のインタビューが放映された・・・、
一瞬の事だったけれど・・・。

「特集」の内容は、【ワケありランチ】。

通常の夜メニューに比べ、お得な値段で、ランチをいただける・・・といった内容で、
ワケありランチを提供する4店舗が紹介された。

この1番目に紹介された店、銀座にある「鮨からく」にたまたまランチを
食べようとしていた時に、丁度、取材があったのだった。

取材されたのは、6月1日だから、そのインタビューのことは、ほとんど忘れていた。

その時に、ディレクターに言われた放送予定日は、6月末頃・・・ということだったので、
チェックはしていたのだが、あっという間に7月になってしまって、
インタビューを受けたことさえ忘れていたのだ。

昨日は、バタバタした移動の多い一日だった。

バタバタの中で、夕方、世田谷の事務所で所用をこなしていた時、
フト、観ていた、よみうりテレビから、「今日の特集は、ワケありランチ・・・」と聞こえてきた。

忘れかけていた、記憶が一瞬にして蘇った。
・・・そうして、一番目に取り上げられた、「鮨からく」での、
お得なランチメニューの紹介とともに、あるお客の=僕の、ランチの感想が放映されたのだった。
ハードディスクには録画したので、いつの日か、「若山物語・・・」なるものを作る時の、
資料になるかも知れない・・・。

その時のランチが、限定丼・・・。

ちなみに、バタバタしていた、昨日のランチ・・・は、
麺・粥が有名な中華「糖朝日本橋高島屋店」で、五目冷やし麺+アンニン豆腐・・・。

自分一人だけで生きている訳じゃない・・・。

昨日は、京都で朝を迎え、新幹線で岡山へ。
岡山で、3組の方と、連続でお会いし、また新たなる可能性を語り合うことが出来た。

その合間をぬって、昼食は、ホテルの和食ランチ。
天ぷら、寿司、稲庭うどん、茶碗蒸し・・・それぞれがコンパクトで、
いろいろな種類を食べることが出来た。
こんなランチは、忙しい合間に、ホットさせてくれる時間を僕に与えてくれる。

岡山から、夕方便の飛行機で羽田空港へ。

夜の打ち合わせが控えていたので、時間を気にしながら、
到着スポットから、羽田空港の駐車場を目指した。

そんな時、携帯メールをしながら、ゆっくり歩いているヒトに、
行く手を遮られるとイライラするものである。

昨日・・・、歩く歩道を使った方が、速いぞ・・・との判断が間違っていた。

僕の前を、歩く歩道の中央で、歩きながら、携帯メールをしている、
サラリーマン風の男性。

「おいおい、自分が遅いって、わかっているんだから、
左右どちらかに寄って、急ぐ僕のようなヒトに道を開けろよ・・・」
「・・・って、わかっていないから、中央を歩いているんだろうな・・・。」
「これなら、歩く歩道を使わなければ良かった・・・」

僕のイライラ感は頂点に達するのだ。

自分の行動が、周りの方々にどのように、迷惑かけているのか
・・・そんな気配りが欲しいな・・・と強く感じるのであった。

歩く歩道が終わって、さあ、横をすり抜けるぞ!と思って、
横に出ると、なぜか、その人も、僕と同じ方向に、身体が動いて、
またまた動きが遮られる・・・悪い時には悪いことが重なる。

京都・・・美味しい時が流れる

昨日は京都での講演会。夜の講演で、
講演前に打ち合わせが予定されていたので、正午ころ出れば良い
・・・ということで、いつものように、6時過ぎに新横浜の事務所へ。

事務所に着くと、徹夜で仕事をしていたスタッフが・・・。
無理難題を言う僕の要望に応えて、頑張ってくれているのだ。

午前中、事務所で事務ワークをこなして、新幹線へ。
最近、新幹線での移動が多くなっているが、
京都までのたっぷり2時間強の時間を有効に使えて、有意義な時間を持てる。

京都での講演会は、T氏が主催してくれた。
京都の地理は良くわからないが、車で駅まで迎えに来てくれて約10分で会場へ。

昨日もまた多くの方とお会いすることができた。
嬉しいのは、僕のことを事前にかなり宣伝してくれているので、
お越しいただく方々が、僕をしっかり迎えてくれる。

だから、僕にとっては、初めてお会いする方なのだが、
相手は、僕の事をしっかり理解してくれているのだ。
こういう状態だと、講演のし甲斐がある、講演冥利に尽きる
・・・ということになるのだ。

講演会後、事前に、「京都駅 居酒屋」のキーワードで
調べておいた、京都高瀬川にある「葱や 平吉」で、食事。
京都らしい食事をリーズナブルに味あうことができた。

今後、通ってみたいお店と出会えたのだった。

僕の心の中での訴え・・・

ほとんど毎日、出張がある時以外は、新横浜の事務所に行く。

新横浜に着く時間は、大抵、6時から7時の間だ。

駐車場に車を停めてから、徒歩で3-4分のところにある、
事務所に有る途中のコンビニに立ち寄って、
雑誌やら飲み物やら・・・を購入するのが日課となっている。

昨日の朝、コンビニで、いつも会う夜間勤務の店員、M氏に、声を掛けた・・・。

「給料、上がった?」
「えーっ?」とM氏、やや驚く。

実は、そのコンビニのオーナー夫妻も僕と同じ駐車場を利用していて、
朝、駐車場で良く会うのだが、
ある時、「あの、夜間勤務のMさん・・・本当にテキパキと良くやってますね。
Mさんが休みの時、他の方がやると、とてもあのようにはいかない・・」
と僕がオーナー夫妻に言ったのだった。

オーナー夫妻が、
「Mは、結構長いので、深夜に行う商品の入れ替えなどをテキパキやってくれます」と。

僕はさらに、
「そうだね。慣れもあるだろうけど、レジでのお客さんの捌きも、本当に速いよ。
あのようなヒトは、給料ちょっと上げて、評価してあげたいよね」
というと、オーナーは
「ありがとうございます・・・、給料・・考えましょう」と・・・
こんな会話があったものだから、冒頭のM氏への言葉となったのだ。

「オーナーにMさんのテキパキぶりを言っておいたから・・・
給料上がったんじゃないかな?・・と思ったんだ」
「わー、それは嬉しいな、あすが給料日だから、明細を楽しみにしていますね」

そんな会話を交わして、コンビニを出て、事務所を目指したのだった。

新幹線のみどりの窓口、飛行機の搭乗カウンター、銀行や郵便局の窓口、
スーパーのレジ、入国管理・・・ヒトが窓口にいる場面は多くある。

テキパキと仕事が速い窓口に並んだ時には、
時間の節約が出来た喜びと、手際の良い応対に触れることが出来た喜びで、
僕の免疫力は大いに上がる・・・のだが、
それと真反対のヒトにあたった時には、時間が掛かるストレスと、
手際の悪い対応に触れるストレスで・・・僕の免疫力は下がりに下がるのであった。

・・・・・こんな場面が有るから、一律の給料ではなく、
一人当たりの処理能力をしっかり見た上で、加減される、
能力給の導入をすべきと思うのである・・・。
サービス業でのチップ制の導入とともに、僕は、訴え続けたい・・・が、どこに訴える?

今のところ、僕自身の心の中への訴えだ・・・。

免疫力が上がる毎日を過ごす

昨日は、岐阜での講演会。先週の日曜日に引き続いての講演会だ。

先週は生憎の雨で、移動が大変だった記憶があったのだが、
昨日は、朝方の雨が嘘のように晴れ渡っていた。

こうなると、なんとなく、気持ちも晴れやかになり、
結果、講演も上手くいくのであった。

といっても、講演内容の良し悪しを決めるのは聞いてくださった方々だから、
評価を自ら下すわけにはいかない・・・。

昨日の講演会には、初めての方が、多くいらっしゃった。
ちょっと話し辛いかも・・・と、思ったのだが、司会のM氏が、
僕を上手く紹介してくださったので、会場全体が、話の冒頭から、
僕の話を聞いてくださる体勢になっていた。
嬉しいことだ。

トンボ帰りで、夜は都内で、遅くからの夕食を兼ねてのY社長とA氏との打ち合わせ。
1時間ほど、待たせてしまったが、気心知れた仲なのと、
遅くなるかも知れないということは、あらかじめ知らせておいたので、
A氏の誕生日の祝いを兼ねた食事会は、楽しい一時となった。

そんなわけで、昨日は、気持ち良く講演が出来、
気持ち良く夕食を摂れ、しっかりと免疫力を上げる事が出来たのだった。

ちょっとした時間の有効活用・・・

今日は日曜日・・・先週に引き続いて、岐阜への出張だ。
今日も先週に引き続いての講演会なのだが、引き続いての日帰りだ・・・。

新幹線での往復約3時間強を有効に使えるから、それほど苦にはならないが、
いずれは、地元の料理などを囲んでゆっくりしてみたいものだ。
この新幹線の3時間もちょっとした息抜きに繋がる・・・。

さて、昨日は、空いた時間で、自宅の書斎の片付け、
撮り溜めてあるビデオのチェック・・・、
とても全てを短時間で出来るものではないのだが、
出来る時に出来るだけ多くこなさないと・・・。

ビデオは、毎週番組を決めての予約録画してあるから、
チェックしないとどんどん溜っていってしまい、
終いには、ハードディスクの残量が無くなり、
結果、いざ、必ず見たい番組がある時に、その番組を録画できない
・・・なんていう事態が引き起こされてしまう。

こんな経験は、度重なってしたくないので、
小まめなチェック&消去が必要なのだ。

予約している番組は、NHKの「プロフェッショナル~仕事の流儀~」をはじめとする、
ビジネス番組を毎週4番組、
報道番組を毎週2本、
料理情報番組を毎週3本、
バラエティーを毎週2本・・・
だから、どんどん溜っていくのだ。

しかも毎日それほど時間があるわけでもないし、
深夜や早朝に観るテレビは、大抵がニュースやワイドショーと来ているから、
昨日のような少し時間に余裕のある時に、倍速に近い速度で再生するというわけだ。

書斎の片付けや、雑誌類の整理や、書類の整理や、電話対応・・・
などをこなしながらの、いわゆる「ながら・・・」チェックだが、
いろいろな意味でのちょっとした息抜きとなる。

食の情報をお伝えしていく新しい試み、進行中!

昨日は、朝からお昼過ぎまで、久しぶりにデスクワークに集中できた日だった。

数多く来るメールは、ベッギーというメールソフトで受信している。
3つあるメインのアドレスを一つに集中して受信しているのだが、
相変わらず、迷惑メールが多い。

この受信メールをGメールに転送し、ここでは、迷惑メールを振り分けているから、
Gメールで作業をすればいいのだろうが、どうも、使い勝手が悪いような気がする・・・。
でもこれが快適に出来るようになれば、
どのパソコンでも、スマートフォンでも、インターネット環境さえあれば、メールがやり取りできる。

受信したり、発信したりするメールで重要なものは、
エバーノートに、その他の情報と共にインプットして保存している。
昨日は、デスクワークに加えて、迷惑メールの整理、エバーノートのタグ付け、
Gメールでのフィルター分類設定・・・などをすることが出来た。

そんなわけで、メールソフト、エバーノート、Gメールなどを使いこなしている
・・・つもり、、なのだが、実際に重要な書類や、重要な仕掛かり案件は、
やはり、紙媒体で鞄に入っている・・・。
こうなると、昨日の整理の時間は、一体何なのだろう・・・ということになる。

・・・あまりつまらぬことを考えていると、免疫力がダウンするから、
無駄な時間は過ごしていないのだ!!と考えることにしよう。

いま、このブログや、ツイッターや、フェイスブックなどを総まとめにして、
例えば、今年3月までの1年半行った、
ラジオ番組「若山祥夫 食の情報最前線」の番組名をいただいて、
「食の情報最前線」のような、サイトを立ち上げ、
その中で、食の情報はじめ、ブログなども、集中させて、
食の未来の形をトータルで考えていく計画を進めている。

こんなデスクワークなら、未来へ繋がるから、
ワクワクしてきて、結果、免疫力はアップするのである。

免疫力がアップしたりダウンしたり・・・

昨日は、午前中、役所や銀行の所用で行ったり来たり・・・。
いずれも役人仕事。
自分の担当のことにしか責任を持とうとしない。

変な怒りを感じるのだが、ここは、敢えて根に持ったり後ろ向きになってはいけない
・・・免疫力が落ちてしまうから。

イライラしながらも、午前11時半からの、
食事をしながらの打ち合わせに何とか間に合ったのだった。

打ち合わせの相手は、初めてお会いしてから2週間ぶりの再会となるO社長だ。
植物素材の開発に関する話題で盛り上がり、
今度は食事を交えながら・・・ということで、昨日が実現した。

O社長も良くアメリカに行かれるとのことで、アメリカン的な食事・・・で思い付いたのが、
アメリカでチェーン展開しているステーキの「アウトバック」。

調べたら、六本木など、都内に数店有るのがわかったので、
昨日のランチビジネスミーティングは、六本木の「アウトバック」。

お昼時だったので、ランチメニューしかないのだが、
ディナーメニューも可能な場合がある・・・とのことで、
ディナーメニューから、料理をチョイス。

まず選んだのが、「アウトバック」名物の、
たまねぎ丸ごとをフライにした、ブルーミン・オニオンだ。
真ん中にあるピリ辛マヨネーズソースでいただく・・・。

サラダは、海老をトッピングしたシーザーサラダ。

そして、メインのステーキは、アメリカでは必ず食べる「リブアイステーキ」だ。

そして、そして・・締めのデザートは・・・クラシックチョコレートサンデーで、トドメとなったのだった。

どの料理も、本場アメリカのそれと比べて、3分の1くらいはこぢんまりしているのは、
日本人向きにしっかりアレンジされている結果だろう。
僕としては、ちょっと物足りないのだが。

14時から僕には別の方との打ち合わせがあったため、
ちょっと慌ただしい食事とはなったのだが、
美味しい食事は、打ち合わせも加速させてくれる。

食事後、赤坂のホテル内コーヒーラウンジで、初めてお会いする、
某メーカーの企画室長H氏と待ち合わせ。
メールでのやり取りで、14時に約束し、
ラウンジに着いたら、あらかじめ知らせておいた、
僕の携帯に電話を頂くことになっていた。

昨日は、蒸し暑い一日で、ちょっと動くだけで、汗が噴き出す状態が続いたのだが、
14時少し前に着いたので、14時になる頃には、すっかり汗は引いていた・・・。

準備は万全・・・だが、14時を過ぎても、携帯電話は鳴らない。

こんな時にも、イライラしてはいけない・・・。
電話、メール、メモ取り・・・やることは沢山あるのだから、
それをこなして待っていれば良いのだ。

・・・とは言え、14時を30分も過ぎる頃には、さすがの僕でも、ちょっと焦ってくる。
なにしろ、こちらからは連絡のしようが無いのだ・・・。
それから十数分・・・14時45分過ぎ、携帯電話に着信が・・・。
H氏からだ。

僕が座る場所を教えると、H氏は僕に近づいてきて、口を開いた・・・
「ずいぶんお早いですね」。
僕は、ただ「?????ええ・・・」。

名刺交換を済ませてから、軽い自己紹介、会社の概要説明・・・
そして、先方が僕に頼みたいこと、逆に僕が頼みたいことを言いながら、
打ち合わせは進んでいった。

約1時間の打ち合わせ終了後、お互いが連絡し合うことを確認して、
別れようとしたその時、僕は堪らず言ったのだった。

「Hさん・・・約束って14時でしたよね」
このことは、メールのやり取りを見直せばわかることなのだ。
「えっ??、そうでしたか・・これは失礼しました!15時と勘違いしていました!」
H氏は完全に勘違いしていたらしい。

ちょっと喉に引っ掛かっていたことを、最後の最後に言えたので、
僕の免疫力はダウンすることはなかったと思う。

それに、素敵なパワーランチで、しっかり強力なパワーをもらっていたのだから・・・。

出張の手配は、ちょっとした頭の休息&体操になる・・

出張が続くとそれに伴う、交通機関の手配や、宿泊の手配が必要となる。

秘書がいて、それらを手配してもらえるような、
身分には、残念ながら成っていないので・・・
当然のことながら、自らが行う事になる。

予定が急に入ってきたり、急に変更になったり・・・ということが、
結構多く、このことが、僕に直接入ってくる状態だから、
臨機応変に対応するには、やはり僕自身がスケジュール管理をしなければならないわけだ。

しなければならない・・・のだが、インターネット上で、飛行機をキャンセルしたり、新たに予約したり・・・、
宿泊を手配したり・・・するのは、機上のヒトになったつもりになれたり、
その地域のどんなホテルが有るんだろうかと考えながら、
たった数日ではあるが、その地域のヒトとなったつもりになれたりするから、
結構楽しい作業でもある。

飛行機の予約で、満席でどうしようかという場面は極めて少ないが、
宿泊の場合は、大きな学会や、イベントなどと重なると、
どこをどう探しても、宿泊施設が満室で、困る場合がある。
こんな時は、近くの別の地域の宿泊場所を探さなくてはならない。

この14日には、昨日までいた、博多どんたく の最終日。
15日の未明がクライマックスという。
こんな時は、14日の博多市内のホテルは、満室間違い無しとなる。

この14日に、博多に来ることが急に決まり、
ホテルを探したら、満室だらけ・・・。
何かあるんだな?・・と調べたら、博多どんたく だったというわけだ。

さあ、どうするか・・・頭の体操が始まるのであった。

出張先の地で名物を食べるのが、楽しみだ

昨日は、九州柳川での講演会だった。

柳川へは、西鉄天神駅から、特急で40分くらいで、行ける。
11時発の特急で、行けば、柳川で有名な鰻を食べれる・・・とかなり楽しみに、
天神駅を目指した。
駅に着くと、さかんに、明け方の大雨の影響で、列車に遅れが出ていると
構内放送が・・・。

結局、15分以上の遅れで、柳川駅に着いたのだった。

柳川での講演会を主催してくれたF社長の出迎えを受け、会場を目指した。

鰻が目に浮かんで、お腹ペコペコの僕は、
「柳川名物の鰻を食べてから、会場へ向かいましょう」
と言うF社長からの言葉を期待していた・・・。

もちろん、紳士たるもの、自ら、う・な・ぎ・・・のうの字も口にしてはならぬ。

F社長によれば、僕以外に、もう一人、僕の話を聞きに来られる方がいて、
20分後の電車で、柳川に来られるので、その方を待って、一緒に会場へ
・・・という予定になっているという。

ちょっと、イヤーな予感。

こんな時には、ものの見事に、予感は的中する。

客人が来られ、車でいよいよ、鰻屋さん経由、会場へとなったところで、
ものの見事に、F社長・・・
「今日はねえ、電車が遅れず着いていたら、柳川の鰻をと思っていたとよ、
でも時間が無くなったとよ・・」

僕のお腹は、失望とムシの音色の雨アラレ状態・・・。

まあ、講演会開始が、13:00というからしょうがないといえばしょうがない・・・。
13:30からとばかり思っていた僕の大誤算というわけだ。

会場に向かう道中には、鰻屋さんの看板が並ぶ・・・さすがは、柳川だ。
F社長は、やれ、ここのウナギは美味しいとよ、
柳川はウナギのせいろ蒸しが美味しいとよ、、、
と盛んに説明してくれるが説明されればされるほど、
看板が、店が、目に飛び込んでくれば来るほど、
お腹はよじれていったのだった。

こうして、講演会場へ着くと、そこにはすでに30名弱の方がいらっしゃった。
これでも、明け方の大雨で、10名近くの方が来られなかったのだという。

こうして、初めてお会いする方々に、僕の技術をしっかりお話しすることができた。
講演が始まってしまえば、よじれたお腹のことは、すっかり頭から消え去る・・・
プロ?の証だ・・・。

講演会後、特別に質問&ディスカッションタイム。
全てが終了し、会場を後にしたのが17時過ぎ。
特急に乗って、博多に戻り、19時から長崎からの方とお会いして、
個別の打ち合わせ。

夕食の時間となったのが、21時前・・・。
こんな時には、気軽に行ける、長浜の屋台「さよこ」が有りがたい。

出張が続く・・・

昨日は、羽田空港からJALの2便、07:25発で、福岡空港を目指した。
福岡空港で、S社長と待ち合わせ、ANAに乗り換えて、空路30分で着く、
対馬を目指した。

福岡空港は、第1~第3までのターミナルがあり、
九州の空港間や対馬のような島へ行く場合は、
第1ターミナルであることは知っていたので、
JAL便で着いた第2ターミナルからの移動はスムーズだった。
万一、福岡空港の仕組みを知らないと、大変な事になる場合があるだろう・・・。

ただ・・・、手荷物検査場から、
ちょっと通常の飛行機での移動がちょっと違っていた・・・
たいしたことでは無いけれど・・・。

まず、手荷物検査・・・、
いつものようにパソコン、シェービングクリーム缶、携帯電話、アイフォンを取り出し、
鞄を預け、身体チェックゲートへ・・・。
「ピー!!」警告音が鳴り響く。

このような時には、もう一度戻って、ゆっくり通過すると、
今度は鳴らないこことが多い・・・ことを経験上知っているので、その通りにしてみる。

だが、3回やっても3回とも「ピー!!」と警告音・・・。
こうなるともう観念するしかない。
係官に近寄って、身体チェックを受けるべく、両手を上げる・・・、いつものように。。。

だが、昨日は違っていた。

いきなり係官が、「ベルトを取ってください!」と。
僕は思わず、「えっ!?ベルト?」と。
「はい、ベルトです・・・」係官は有無を言わせない。

そうして、国内の空港では初体験となる、
手荷物検査場でのベルト外しと相成ったのであった・・・。

すんなり検査場を通過したS社長には笑われるし、
ベルトを外して、また着ける恥ずかしさに、しばし曝されたのだった。

そうして、いよいよ、機上の人となったわけだが、
いよいよ離陸という時の、アナウンスも、
僕の数ある搭乗経験において初めての経験だった・・・。

CAが、発したアナウンスは・・・、
「離陸する瞬間まで今しばらくお待ちください」。
???と感じたのは僕だけだっただろうか。

そんな初体験が続いて、着いた対馬は、真夏の陽気。
福岡の曇天とは全く異なり、真っ青な空がまぶしい晴天だった。

対馬でお会いした方々に、
僕の考え方や、僕の開発した技術を説明させていただいたのだが、
おそらく、しっかり理解していただいたに違いない。

夕方、福岡空港に戻り、博多市内で、個別の打ち合わせ。
お会いする方々全てが、一生懸命に聞いて下さるので、
話す僕の方も、話しがいがあるというものだ。

その感激を胸に、ちょっと遅めの夕食。
一人、カウンターで、大将、女将などと軽口を交わしながら・・・・・
これで、しっかり、明日へのチャレンジが生まれる・・・。

矢祭町、もったいない市場の品川駅前での展開は4周年・・・

あることがきっかけで、福島県矢祭町に縁を持たせていただき、
杉の木の皮を2年間かけて醗酵させて作った土で、農場を持ち、
米・野菜・果物、酒米からは純米酒「夢の結祥」を作り始め、
微生物酵素を利用した餌で、卵「ウィルエッグ」の生産を開始し、
さらには、矢祭町の特産品開発協議会とのタイアップで、
100年前の雨水の地下水、国内トップクラスのアルカリイオン軟水「矢祭の水」
の生産を始めた。

この生産物を、僕が代表を務める、(株)本物の市場で、展開している。

昨年の原発事故以降、福島と言うだけで苦戦は免れなくなっているが、
運良く放射性物質の飛来が極めて少ない矢祭町の特徴を逆に生かし、
ここ最近では、海外への輸出に目を向けての展開を図っている。

さらには、この4月に、(株)本物の市場の本社所在地を、
今までの新横浜から、矢祭町に移し、名実共に、
矢祭町から安全で美味しい生産物を国内外に展開していこうと考えている。

また、矢祭町商工会議所が、展開している「もったいない市場」との
タイアップも積極的に図っている・・・。

この「もったいない市場」が、品川駅前の東横イン駐車場スペースで、
第一、第三日曜日に開催し始めたのが、四年前。

この品川での、もったいない市場が、
昨日、四周年を迎え、セレモニーを現地で開催した。

四年前のオープニング時には、町長や来賓の方と肩を並べ、
テープカットの大役を仰せつかったが、
今回は、祝いの餅まき、という、大役を果たさせていただいた。
小雨交じりの天気の中、多くの方々が集まって下さった。

餅まきのセレモニーを終えてから、新幹線に飛び乗って、岐阜で行われた、講演会に向かった。

昨日も、多くの方に出会うことが出来、講演会後の、ちょっとした交流会も楽しみ、
未来へ向かう実感を胸に、夕方遅くの新幹線で、東京へ戻ったのだった。

今日は、対馬・柳川・・・での3日間にわたる講演会のため、
また、機上のヒトとなるのだが、充実した時間は、疲れを感じさせることはしない・・・。

食の革命を目指して・・・

昨日で、今年も、丸半年が過ぎた・・・。
月並みな言葉だけれど、日が経つのが本当に速い。
日が経つのが速く感じる=人生が充実している、と考えているので、
充実している人生を送っていると自覚している僕にとっては、当然の事かも知れない。

更なる充実を目指す僕にとっては、
今後は、さらに日が経つのが速く感じることになるに違いない。

だからこそ、日々、さらに悔い無く生き抜いていこうと思うのだ。

僕は、食の革命を起こそうと考えている。
自分の技術が、世に広まれば広まるほど、
世界の老若男女に革命が起こると信じている・・・。

話は、全く違うが、革命といえば、今後の展開では、歴史に残るであろう、
日本では初めての市民による、「紫陽花革命」が起きようとしている。
毎週金曜日、インターネット上の呼びかけによって、
回を重ねる度に、参加人数が増えている、
大飯原発再稼働反対を総理官邸前で訴える、デモだ。
これを、「紫陽花革命」と呼ぶようになっている。

僕も原発の再稼働には、絶対に反対だ。

だから、、と言うわけではないが、一昨日の金曜日、
打ち合わせ前の空いた時間、18時過ぎから二十分足らずだったが、
総理官邸前に出向いて、再稼動反対!を叫んだ。

素敵な、綺麗な、安全な、地球を、後世にひきつがねばならぬのだ!

来週の紫陽花革命は、トンデモなく、多くの市民が、総理官邸前の道路を埋め尽くすだろう。

こんな歴史的な「紫陽花革命」には、遠く及ばぬ、僕の「食革命」・・・
僕のたった一人の思いで始めたものだが、
きっと、賛同してくれる方々の力で、大きな革命に結びついていくことだろう。

食の未来は、小さな小さな、研究所だけれど、
NPO法人 食の未来研究所、ここから始まるのだ!