アーカイブ : 2012年 7月 15日

教訓・・・

昨日は、日帰りで、博多へ出張。

9時30分発、11時15分着予定のJALで、福岡空港へ行き、
11時半過ぎから1時間強、13時半から2時間強の打ち合わせ&説明会をこなして、
17時福岡空港発のJAL便で帰京というスケジュール。

もし、時間に余裕があるなら、昨日14日から15日未明にかけては、
博多祇園山笠のクライマックスだから、雰囲気に触れることも考えるのだろうが、
今日も朝から東京で予定が入っているので、日帰り予定なのだ・・・。

そんなわけで、昨日は、いつものように、
出発予定の1時間半前の8時に、新横浜の事務所をマイカーで出発。

羽田空港まで、30分見ておけば、大丈夫なので、
1時間半前に動き出せば、出発予定時刻の1時間前には、搭乗手続き完了となる。

昨日も、8時半に、羽田空港へ・・・。

ところが、状況がいつもとは違っていた。
4つある駐車場(P1~P4)の案内板に、この4つの駐車場すべてが、
満車であることを示す、赤字の【満】の表示・・・。

かなり前のことになるが、この状態で、かなりのピンチに陥ったことを、思い出した。
その時は、同行していた、部長が僕の車に一緒に乗っていたので、
僕が駐車場の入場待ちの列に並び、部長を降ろして、搭乗手続きをしておいてもらい、
駐車場待ちの車がノロノロではあるが進んだので、何とか間に合ったのだった。

そんなことを、思い出しながら、駐車場待ちの車の列へ。
かなりの長い列だ・・・。
でも、あまり焦りはしない。1時間も余裕があるし・・・。と

ころが、車の列は、動かない以前のピンチの時と何となく様子が違う。
5分経って、1,2台分、動いたろうか。
待っている車は、優に30台以上はある・・・。
10分経ってもほとんど動かない。
焦りがピークに達する。
こんな時には、ナビが役立つ、ということで、付近の駐車場を探す。

今まで見たこともない「P5」が、空港内にあるのを、ナビシステムで発見。
すぐに、列を離れ、P5を目指した・・・のだが、ナビの通り行ってみると、
途中で、道が無くなってしまった・・・、ピンチは広がる。

「こうなれば、奥の手だ・・・」と今度は、空港内のガソリンスタンドへ。
「すみません・・、駐車させてもらえませんか」と、
即答で返ってきた言葉は、「駐車は一切できません・・。」。

こうなりゃ、もう一度、ナビシステムに頼るしかない。

すると、空港の外に、「つばさパーキング」が見つかった。
駐車場から、送迎してくれる民間の駐車場だ。

「これだ!」
「これなら何とか間に合うな・・」ということで、ハンドルを切ったのだった。

さすがはナビシステム・・・。
僕を正確に案内してくれる。

「1台良いですか」
「はい、、、予約は頂いていますね?」

「いえ、飛び込みなのですが・・」
「スミマセン、本日は予約車で一杯なので」

古い表現だが、《ガーン・・・!》。

もう時間は9時を回っている。

再度、ナビシステム。
すると、「流通センター駐車場」が、見つかる。
これにかけるしかない。
所要時間10分強の「流通センター駐車場」を目指しながら、
「流通センター駐車場」からの足を確保するため、タクシーを手配・・
同時に、JALの予約センターへ電話して、遅れるかも・・・と、
搭乗カウンターに知らせておいてもらう。

そんなわけで、「流通センター駐車場」にマイカーを停めて、
タクシーで空港を目指したのが、9時15分。
搭乗手続き締め切り時間だ・・・。

タクシーから再び、JAL予約センターへ。
「ギリギリまで、お待ちしますが、出発時間には、出発することはご了承下さい。」
「次の便は予約できますか?」

「生憎、10時25分の次便からは満席ですから、キャンセル待ちでの予約となります」
つまり、乗り遅れたら、今回の福岡の仕事がパーになる確率が高いのだ・・。

こんなやり取りで、運転手さんもわかってくれたのだろう・・、
かなり無理してくれて、空港へ着いたのが、9時25分。
カウンターへは27分・・・。

カウンター職員の配慮と誘導で、飛行機に搭乗したのが、9時32分・・・、
綱渡りの搭乗だった。
搭乗すると、当たり前なのだが、そこには、なーんにも無かった、平穏な空間が
広がっているのであった・・・。

聞けば、3連休の初日で、駐車場が大混雑・・・、
ある家族は、父親が駐車場の列に並び、父親だけが乗り遅れた・・・、
なんていう例が続出したという。

連休などの初日には、車ではなく、交通機関を利用して、空港を目指そうと思う・・・。
昨日、身をもって得た教訓である。