イギリスの国民食に欠かせない調味料・・・

イギリスの国民食といえば、「Fish and Chips」だ。

白身の魚・・・日本で言うタラや、カレイなどの仲間の身に、
衣を付けて揚げたものと、フレンチフライが添えられてある。

これが、行く先々のレストランやバー、パブなどで、メニューに載っている。

まあ、「Fish and Chips」に限らず、ここまで、統一するかな・・・って感じで、
どこへ行っても、ほぼメニューは同じ・・。
前菜、メインに分かれ、それぞれの内容は、大抵が同じ・・・、
では、どこで店の差別化が出来るのか・・・、
それは、いかに地元の方に親しまれるか・・・、ということになるのだろう。

また、「Fish and Chips」に限れば、
その魚の種類、衣の種類、衣の厚さ、揚げる油の種類、
そして付け合わせの、ジャガイモの種類・・・などで、
「あの店は美味しい」・・・となるのだろうと、想像できる。

昨日までの間で、僕も、少ないながら、様々な「Fish and Chips」を体験した。

形と大きさで言えば、日本でいう、大き目のホッケの開きのような魚が揚げられて、
大皿に敷き詰められた、日本の一般的なジャガイモの
2倍以上はある大きな英国のジャガイモ、おそらく、一個分のチップスの上に、
皿からはみ出しそうになった「Fish and Chips」とか・・・
大きさにびっくりしながら、口に運べば、揚げ油がグレープシードオイルなのか、
妙に軽い。思わず、完食・・・チップスは、残してしまったが。。。
なんていう、「Fish and Chips」・・・。

さて、この「Fish and Chips」に欠かせないのが、塩と酢だ。
好みによるが、塩を好みで、たっぷり振りかけた上に、
酢をこれまた好みでかけて食す・・・これが、イギリス式食べかた。

最初は、えっ?お酢?って感じだったが、この酢によって、
味がすっきりして、思わず、うーん、旨い・・・ってなってしまうのだ。

この酢は、僕の初体験である、モルトビネガー(穀物酢)だ。
酸っぱさがまろやかで、そのままでも飲めそうなのだ。
大麦が原料なのだが、これは、いける。
今度、日本のてんぷらを食す時に、
塩とこのモルトビネガーの組み合わせを試してみようと思っている。

この「Fish and Chips」はじめ、体験した食は、
追々、「食の情報最前線」で、報告していこうと思う。

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