いろんな経験が出来るから、生きるのは楽しい

昨日の11時45分成田空港発のJAL便で、一路、ロンドンへ・・・の予定で、
いつものように、一昨日の夜は、それこそ一夜漬けの、準備で、
寝ている時間はほとんど無かった。

どこかで、ウトウトしているからなのか、
長期の出張に臨むある種の高揚感?からなのか、
妙に眠気を感じないで、搭乗の3時間前を目指して、
車のハンドルに手を伸ばすのであった。

8月に入ってからのフランスでの訪問先への土産を買うのを
忘れていたことに気づき、搭乗手続きカウンターにトランクを預けて、
お土産の購入。

選んだのは日持ちのする和菓子・・・。

カウンター前で、トランクを開けて、急遽の荷造り・・・
ちょっと恥ずかしいけれど、手荷物に加えて、
ただでさえ重い手荷物をさらに重くして、
気分まで重くなってしまうことを考えれば、
恥ずかしいなんて言っていられないのだ。

結局、ラウンジへ着いたのは、目標の、搭乗時間3時間前より30分の遅れ。

それでも、パソコンをチェックしたり、電話をかけたり・・・
軽く食事をしたり、軽くワインを飲んだり・・・、余裕の時間を過ごせたのだった。

そしていよいよ搭乗・・・、ここまではごく普通の風景だ。

ところが、昨日は違っていた。

出発時刻がとっくに過ぎても、なかなか機体はゲートを動こうとしない。
遅くなった乗客を待っている様子も無い。
・・・あまり気に留めることも無く、ウトウト状態に・・・、と、
その時、しきりに繰り返されるアナウンスが、
夢の彼方から聞こえるような聞こえないような・・・。
だんだんと意識が戻ってくる。

アナウンスの内容は、
「燃料漏れが改善できない」
「この機は使用できない」
「乗り換えて、改めて出発となる」・・・。

結局、約4時間遅れの15時35分発の便での出発と相成ったのだった。

まあ、今日は、午後に着いてからの予定は無かったので、
到着が夜になっても構わないから、良かった。

それにしても、燃料漏れ・・・おそらく微量の漏れなのだろうが、
よくぞ、地上整備官が見つけてくれたものだ。

飛行中だったらどうなるのか、わからないが、
深刻な状態に陥らないという保証は無いだろう。

緊迫感は一切無かったが、貴重な経験となったのだった。
まあ、長く人生やってると、いろんな場面に遭遇するものである。

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