ロンドン五輪は、まだ終わっていないのに、何故、いま、パレードか?

昨日は、朝一番で・・・といっても、
「今から寝るの?今起きたの?」状態の僕にとっては、
また、早朝から動いている僕にとっては、
どこからが朝一番なのかは、わからなくなってきているが・・・、

僕が関わっている会社の中で、3つの会社の決算が8月ということで、
その打ち合わせを行う。

それを踏まえた上で、残り、約1週間の動き、
そして、新しい期の始まりとなる来月からの動きを、じっくり考える。
考える・・・これは、孤独な世界だ。
経営者は孤独だ・・・ということを、この様な時に、あらためて、知る事になる。
方針について、「朝令暮改だ」「支離滅裂だ」・・・と、言われるような、
決断がある時、これらを、しっかり支えてくれるのが、周りのスタッフだ。

優秀なスタッフに恵まれて、お陰で、僕に関わる、どの会社も、どの団体も、
しっかりと、未来を見据えて、活動が出来ている。

さて、先日の、ロンドン五輪のメダリストの銀座パレードの様子が、
テレビや新聞などで、大きく報じられた。
50万人ものヒトで沿道が埋まったという。

パレード自体をうんぬん言いたくないが、僕は素直に喜ぶことは出来ない。

五輪でメダルを獲得することは素晴らしい。
そして、それを皆で祝福することも素晴らしい・・・が、
ロンドン五輪は、終わっていない。
来週の29日から始まる、パラリンピックの終わりが、
ロンドン五輪の終わりなのである。

このパラリンピックにも日本の方が多数、参加する。
メダル獲得する方もいらっしゃるだろう。
この方々も、立派な、ロンドン五輪メダリストだ。
もし、メダル獲得の祝福パレードを、そして首相官邸での感謝状授与を行うなら、
このパラリンピックの方々も、対象となるべきなのだ。

急遽、このパレードを実施した政府の意図が、
原発反対、消費税反対、領土問題、、など政府への大きな国民の
不満行動への、目くらましではないのか、と僕は思っている。

報道の姿勢にも納得できない。
確かに、パレードへ50万人が集まって、盛り上がったことを、
報道するのは良いだろう。
でも、反面、毎週、行われている原発反対や政府への不満を静かに訴える、
20万人規模のデモの様子は、ほとんど伝えない。
さらには、その何十倍もの、国民の不満の声も伝えない。

報道内容も、政府御用報道として、意図的に行っているとしか思えない。

我々は、しっかりと、現実を見据え、国の将来を
考えなければならないのではないか、と僕は思っている。

明日の金曜日は、先週に引き続き、出張のため、東京にいないのだが、
来週の金曜日には、首相官邸の前で、叫ぶつもりだ。

自分自身がまずは、変わって、行動を起こさねば、
少なくとも、現状は一切変わらないであろう。

国が駄目なら、国に頼れる時が来るまで、
自分自身がしっかり生き抜いていくことも必要だろう。

未来と、自分は、自分自身で変えられるのだから・・・!!

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