アーカイブ : 2011年 5月 12日

福島原発からの放射性物質拡散はずっと続いている・・・

毎週日曜日の朝7:45から08:00までの15分間、
ラジオ日本(AM1422KHz)で「若山祥夫 食の情報最前線」
という番組を放送している。
NPO法人 食の未来研究所所長として、
毎回、いろいろな分野のゲストの方をお招きし、
その方にあった食材を取り上げて、
ゲストと共に、掘り下げていくというスタイルだ。

5月22日放送予定の収録が明日ある。
今回は、韓国文化院にお邪魔し、院長との対談となる予定だ。
取り上げる食材は「トウガラシ」・・・。

この収録の準備をしなくてはいけないのだが、
昨日は、入れ替わり立ち替わり、来客があり、
収録の準備は全く出来なかった。
今日中にかなりの部分まで仕上げなくてはならない。

昨年の9月5日から始まった番組だが、
明日の収録は、38回目の放送分となる。
一回一回の積み重ねは、大きなものとなるものだ。

さて、福島原発・・その1号機の水棺作業が進められていたが、
実際には、水がほとんど溜まっていないことが分かったという・・・。
ということは、燃料棒はむき出し状態だから、
とんでもないことが起きる筈だが、起きていない。
あるニュースでは、溶解した燃料が、容器の底に溜まり、
そこにわずかな水が存在し、温度上昇を抑制しているのではないか
・・・と言っていた。

・・・うーん、気分は重くなる一方だ。
今、一番の危機である、福島原発・・・
この安定化を国家非常事態宣言下で、目指すべきではないのだろうか。