アーカイブ : 2011年 5月 3日

「原発事故にどう立ち向かうのか?」講演会報告

先月26日の午後と夜、2回にわたって、
緊急の博士講演会を、僕が所長をしている、
NPO法人 食の未来研究所 主催で行った。

演題は、「今ある危機! 原発事故にどう立ち向かうのか?」だ。

急に開催が決り、しかも平日開催にも関わらず、多くの方にご参加頂いた。
参加費を2000円いただいたのだが、お約束通り、
当日の募金も含めて、全額を、
昨日(2日)、あしなが育英会「東日本大地震津波遺児への募金」へ、
寄付させて頂いた。

総額、236,853円。
NPO法人 食の未来研究所のホームページでもご報告させて頂いている。

あしなが育英会への寄付は、僕の一存で決めさせて頂いたが、
それは、僕とあしなが育英会との深い繋がりがあるからだ。
僕は、5歳の時に父を交通事故で亡くしている。
交通遺児として、育ち、高校・大学へは、
今は、あしなが育英会に引き継がれた
「あしなが運動」による交通遺児育英奨学金で、行くことが出来たのだった。
大学卒業後は、あしなが育英募金を、町で見かければ、募金をさせていただき、
また、あしながおじさんとして、僅かではあるが、災害遺児の進学の
お手伝いをさせていただいている。

あしなが運動で、高校・大学へ進学できた先輩・後輩には、
著名な医師・国会議員・大学教授・弁護士・芸術家・経営者・・・など、
優秀な人材が多い。
僕なんかは、まだまだその域には達しないけれど、育ててくれた、
あしなが運動を継承している「あしなが育英会」の
少しでもお役に立てればと日々思っている。