アーカイブ : 2013年 7月 28日

料理のシズル感はアップの写真が良いと思う & 自家製さつま揚げ

昨年の8月頃から、フェイスブック上で、毎日、1品づつ、
僕が食した料理をピックアップして、写真とコメントを
投稿し続けてきている。

もう1年に近いので、投稿数は軽く300を超えるはずである。
まあ、好きと言えば好き・・・と言われれば、それまでだが・・。
投稿する写真は、僕のまさしく、口の中に入る瞬間の、
シズル感を表現したいと思っているので、
かなりのアップ状態・・・。
解説を見ないと、それが、どんな料理で、どんな器に盛られ、
どんな雰囲気で供されているのかが分からない場合も多い。

食事と言うのは、その料理の味以外に、食のシーン(ロケーション、
器、照明、テーブル、テーブルクロス、いす、、、などの種類)も
大切である・・・は、僕の持論で、
良く、講演会でも話をさせていただいている。

フェイスブックのダイレクトメッセージで、先日、ある方から、
「写真が近過ぎて、料理が写真だけではわからない」
「写真が近過ぎて、料理というトータルで評価すべきものが台無し」
「写真が近過ぎて、料理を提供する方の思いが伝わらないのでは?」
などど、ご指摘を受けた。

すぐに、僕の日頃の料理に対する考え方、フェイスブック上での
写真の考え方・・・を説明させていただき、
少しは、ご理解いただいた。
確かに、お店の名前を出すことがあるので、その方にとっては、
なおさら、お店の方にも失礼なのでは?・・・と思われたのだろう。

ただ、僕は、お店の名前を出す場合は、フェイスブック上で
紹介する旨を説明出来ていたり、馴染みのお店で、大将や女将と
しょっちゅう会っているお店の名前を出すように心掛けている。

コメントも、常に美味しいというものだけではなく、
僕だったらこうする・・・なんていうものもあるし・・。
こんな時には、恐れ多くて、お店の名は出したりはしない・・。

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≪フェイスブック130727投稿より≫

新橋の和食「陽」で、自家製さつま揚げを頂いた。
ニラ、チーズ、玉ねぎの3種盛だ。

噛みしめる度に、魚の旨みと、素材の旨みが
広がっていく。
その全てを補助的にまとめてくれるのが、
揚げ油の旨みだ・・・。

ちょっと、醤油を付ければ、さらに旨みが
増すのだから、堪らない。