アーカイブ : 2013年 7月 1日

静岡講演会は大盛況 & 神戸牛の煮こごり

今日から早くも7月だ・・・。
今年残り半年間も、全力で駆け抜けようと思う。

昨日の6月最終日、静岡での講演会。
前回の静岡も、100人に近い方にお越し頂いたが、
昨日も、この蒸し暑い中、60人超の方々にお越し頂いた。

「若山博士、来る!」的な、講演会の案内チラシを工夫し、
メンバーが、持ち場を分担し、集客&会場作りをした結果が、
多くの来場者に結びついている。

彼是、10年になる講演会・・・。
今、静岡が最も賑わっているように感じる。
長年にわたって、H氏を中心に、S氏、A氏がきっちりと、
まとまった結果だろう。

講演をする側としては、駅までの送り迎え、会場に着いてから、
控え室までの誘導、司会の方による僕の紹介&登場の際の拍手・・・
そして、会場満員の方々の反応・・・。

こうなると、講演する僕は、心地良く話が出来て、
ノリに乗ってしまうのだ。
僕の方が興奮しまくって、伝えたいことのどれだけのことを、
お伝えできたかは、解らないが、僕の免疫力はしっかりアップしたのだった。

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煮こごり(煮凝り、にこごり)は、ゼラチン質の多い魚や肉などの煮汁が
冷えてゼリー状に固まったもの。
この煮汁がゲル化する性質を利用して、
煮込んだ材料ごと冷し固めた料理のことも指す。

煮こごりのゼリーと、いわゆるゼラチンを単に溶かして冷まして固めた
ゼリー状のものとは、成分にゼラチンが含まれているのは同じであるが
全く異なるものである。

ゼラチンは、魚や家畜の皮などを水で煮詰めてから冷やし、
さらに乾燥して作られるが、それ自体は特に味を持たない。
料理素材、もしくは工業原料として使われる原料である。

一方、「煮こごり」は、魚や肉を煮て調理した際に出た残り汁が
冷えて固まった料理の副産物で、成分にゼラチンが含まれているが、
調理の段階で使用された調味料の味や素材の風味が凝縮されているため、
濃厚なうまみがある。

煮こごりのゼラチンは加熱によって融解するため、
そのまま鍋に入れて煮溶かし、熱いうちに調味料として利用したり、
あるいは熱い食材にのせて融かしたりする。

フランス料理や中華料理でも煮こごりの料理は存在する。
フランス料理では「アスピック (Aspic) 」と呼ばれる。

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≪フェイスブック130630投稿より≫

ワインレストランで「ビーフの煮こごりパテ」を頂いた。
本当は、もっとお洒落な料理名だが、失念してしまった。

出てきたそれは、前菜なのに、堂々としたものだった。
煮こごりの部分と、肉を、上手に切り取る。
プルンとまでは、いかないが、煮こごりの感覚が
ナイフに伝わってくる。

フォークで掬うように、腹の部分に乗せて、
口に運ぶ。

瞬間で、パテから、ホワーンと、ビーフの匂いが広がって、
一瞬で溶けていく・・・。
その後に残る、小さなビーフの肉片を、噛みしめると、
更に、そこから、旨味が蕩けだしてくる・・・。

軽めの赤ワインが良く合う。