アーカイブ : 2013年 7月 16日

熱中症、侮ってはならない & カツオのヅケ

猛暑が続き、熱中症で病院に搬送された・・・というニュースが多い。

熱中症・・?、僕には関係ないだろうな・・・なんて、
安易に考えていたころがあった。

2009年9月16日・・・、この日は、僕が土そのものから作った、
お米「うぃるまい」の稲刈りの日。
「うぃるまい」を扱う(株)本物の市場のホームページ用に、
僕の稲刈り姿を掲載する・・・ということで、
作業着を着て、稲刈り機で、、、、、パチリパチリ。

カメラマンや同行してくれたスタッフから、
「格好になってますね。」
「農作業の方が合っているのでは?」
「撮影だけじゃ、もったいないですね」
なんて、持ち上げられ、好い気になって、
結局、300坪の田んぼの全ての稲を刈ったのだった。

炎天下での作業・・・午前中とはいえ、日差しは強かった。
途中、指導してくれたI氏がしきりに、
「休みながらね、大丈夫?」
「水を飲んだほうが良いですよ。」
などと、心配してくれたのだが、
調子に乗った僕は、
「大丈夫、大丈夫・・」と作業に没頭したのだった。

稲刈りを終え、カメラマンやスタッフと、昼食を摂りに、
車でちょっと行ったところにある、蕎麦屋さんへ。

店に入って、オーダーを済ませたあたりから、おかしくなった。
体から急に力が抜けていくのだ。
???・・・これは、到底、食事どころではないぞ、ということで、
ちょっと休むから、僕の分は適当に食べて欲しいと、
店を出て、車へ。

クーラーをかけて、車のシートを倒して、休んだのだが、
ドンドン力が抜けていく。
「ああ・・・これが、熱中症なのかな・・?」
と気が遠くなりながら思ったのだった。

スタッフが持ってきてくれた、水やスポーツ飲料を飲み、
しばらくして、ようやく、力が戻ってきた。
軽い軽い、熱中症だったのだろう。
もしも、スタッフがいなかったら、今頃は・・・と
考えると、熱中症、、、けっして侮れないなと
思いながら、この夏も日々、猛暑の中を過ごしている。

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≪フェイスブック130715投稿より≫

和歌山の居酒屋で、「カツオのづけ」を頂いた。

出された、器には、見栄えが良いとは言えぬが、
いかにも、マスターお手製の一品と、自らが
主張しているカツオが、美味しそうなタレに
漬けられていた。

一口すれば、ニンニクの旨い刺激をたっぷり含む
甘辛い醤油ベースの味が、口いっぱいに広がっていく。

噛みしめれば、トローンとした身から、
カツオの脂と旨みが、タレに負けぬくらいの
インパクトで滲み出てくる。

和歌山へ出向いた時には、ぜひ食べてみたい逸品だ。