アーカイブ : 2011年 11月 11日

矢祭町での新たな展開に向かって・・

今日は記念すべき1並びの日だ・・・。
何となく、気分が良い。

昨日は、福島県矢祭町で朝を迎え、記者兼カメラマンのY氏と共に、
【本物の市場】矢祭農場からスタート。

【本物の市場】矢祭農場は、僕が杉の木の皮を2年間醗酵させて作った土で、
作物を育てている。
今の時期、大根、赤カブ、ブロッコリー、キャベツ、ほうれん草・・・
などが生きた本物の土の力、自然の力を目一杯吸い取って、スクスクと育っている。

農場に立つと、自然の香り、作物のみずみずしさ、のどかな風景・・・を目一杯、
僕自身も吸い取れるのか、急に体調が良くなるのを感じる。

この矢祭農場で、ある実験を行っている。
今では、珍しい実験ではないのだが、野菜に音楽を聴かせて、
成長の違いや、出来の違いを見るというものだ。
音楽は、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」。

昨日は、その実験の途中経過を見るのも、一つの目的だった。

ブロッコリー、キャベツに聴かせているのだが、
結果は、予想通り、農場を管理運営してくれているプロ達が驚くほどのものだった。

普通より2週間程度早い成長と、見た目で、野菜の力強さ・・
を音楽を聴かせた野菜に感じると言う。
まさしく、音楽の力!である。
音楽の力が、本物の土で育つ本物の野菜達に、更なる本物の力を与えてくれるのだ。

音楽の力を伝え続けている、僕のラジオ番組のYプロデューサーに早速電話。
この実験を、勧めてくれたのが、Yプロデューサーだ。
結果は、予想していた通りだったからか、
Yプロデューサーには僕の結果報告にはいたって冷静だったが、
報告が進むにつれ、次から次へとこれからの番組作りなどへのアイデアが
湧いてきたらしく、僕からの報告が進むほど、次の展開に向かっての話と広がっていった。

僕は、早速、次の展開に備えて、ラジカセ2台&CD2枚を、早速手配し、
農場を後にして、餌から作った卵(ウィルエッグ)を作ってくれている鈴木養鶏場、
純米酒「夢の結祥」を醸造してくれている藤井酒造とまわり、
それぞれの社長と次なる展開の話をさせていただいたのだった。