可能性を見過ごさないために・・・
昨日は、終日、デスクワークと、留守中の諸事項の報告などを受け、
今日以降のスケジュール調整に追われた。
多くのスタッフから、
「ジャングルに居た割りには、日焼けしていませんね」
「お帰りなさい、お元気そうで」・・・などと、声を掛けられたが、
実は、こんがりと、日焼けしている実態、
さらには、体中に、蚊や蟻や毛虫や、正体不明の敵から攻撃されて、
もがき苦しんだ痕跡といまだにもがき苦しんでいる箇所があること、
さらには、日中のジャングル探索歩行で、ちょっと油断して、
蛭(ヒル)よけソックスを履かなかったら、早速、山ヒルに足の脛のところを攻撃され、
足とズボンが知らぬ間に血だらけになって、
その吸い口の痕跡は今でもくっきり残っていること・・・
などは、誰も知らない。
それにしても、蚊にしても、ヒルにしても、血を吸いやすくするために、
血液が固まらなくする酵素液のようなものをしっかり注入してから、
血を吸いまくる・・・という仕組みは、大したものである。
ヒルのそれは、吸い終わって離れる場合は、痕跡のみが残るのだが、
なんかの拍子で、吸っている途中に離れた場合などは、
血液が止まらず、知らぬ間に、血があふれ出している・・・
この時に、痛みや痒みといった、自覚症状が全く無いから、
ズボンの血による汚れを指摘されたり、流れ出てくる血を見た時に、
かなりのショックを受けるのだ。
自然界には不思議なことが多い。
今回も、多くの食虫植物を観たが、植物が強力な消化液で、
昆虫や蛙などを溶かして、生きる糧にしてしまう様には、いつもいつも驚かされる。
こんな自然の中に、まだまだ多くの可能性が潜んでいると思うと、
その可能性を現実のものとするために、
もっともっと勉強して、もっともっと視野を広げなければならないと思うのである。