アーカイブ : 2012年 6月 2日

ラジオで培ったコメント能力?発揮の巻・・・

昨日、通販関係でお世話になっている、I社長と昼食打ち合わせ。
いつもは、僕がセッティングするので、たまには、セッティングしてよってことで、
I社長が決めてくれたお店が、銀座の「鮨 からく」。

銀座へ行った際に良くお店の前を通ってはいたが、実際に入店するのは初めてだった。

あらかじめ、ホームページをチェックして見ると、
大将はじめ、若いスタッフ・・・すべて、かなりの強面・・・。

「まあ、お昼だし、気軽にいこう」と、店を目指したのだった。

11時半に到着すると、I社長はすでにお店の前で、僕を待ち構えていた。
「事前にお店に入店して、個室を予約しておきました」
・・・と得意げに言うI社長に、すぐさまダメ出し。
「寿司屋はカウンターでないと駄目だよ・・・」と、
ちょっと知ったかぶりの嫌なヤツ・・・と思われようが、ここは譲れない。

そんなわけで、いきなり、お店で、個室からカウンターへの移動をお願いしたのだが、
ホームページ上では、強面の大将が、ニッコリ微笑んでくれて、
大将の前の席に案内してくれたのだった。
初めてのお店での微笑みは、かなりの安心感を与えてくれる。

席に着くと、いきなり大将が、
「お客さん・・・今日、テレビの撮影が入っているので、
ちょっと、バタバタするかも知れません」と言う。
「全然、構いませんよ・・・、僕たちが逆に邪魔にならないようにしますね」
と軽く返して、食事が始まった。

「鮨 からく」のランチは、かなり人気らしく、
それは、お店の前の看板からもわかったけれど、
ちょっと、ゆっくりしたかったので、夜のメニューのように、
まずは、、、おつまみを注文したのだった。

そのうち、だんだんと店が混み出し、ランチの丼や
握り鮨が、どんどん注文されていく。

注文と共に、テレビの取材が、行われていく。

取材は、人気のこだわりランチ・・・なんていう特集なのだろう・・・
レポーターが、お店に入ってきて、お店の混み具合を紹介しながら、
ランチを食べているお客さんにコメントを求めるというもののようだった。

いずれにしても、僕たちのように、夜のお寿司屋さん状態のお客は、
当然、見向きもされない。

見向きもされないのは、ちょっと、癪だ・・・と言うわけで、早めの丼注文。

注文したのは、「限定 ちらし丼」・・・ちょっと高めの2500円だが、
もしかしたら、テレビに映るかも・・・なんていう下心見え見え・・・。
だが、この注文が効を奏したのか、レポーターからの突撃?取材を受ける事が出来たのだった。

コメントを出した後、ディレクターのような方から、
「コメント、お上手ですねえ・・・ありがとうございました!」
と褒められ、ちょっと、嬉しかった。

食へのコメントは、一昨年の9月から今年の3月まで放送していた、
僕のラジオ番組、「若山祥夫 食の情報最前線
(ラジオ日本(AM1422KHz)、毎週日曜日朝7:45~8:00)で、
しっかり培ったものであろう。

テレビの放送は、6月下旬になるらしいが、
読売系で、夕方の特集は、しっかりチェックしておこうと思っている。