後から自然についてくるものを、先に追う愚・・・

個人でも法人でも、立場は違えど、先に得られる利益の交渉を持ち出すヒトがいる。
これでは、決まるものも決まらない。

例えばこんな具合だ。

「○○円くれるなら、動きます」
「いくらで仕入れられるのか」
「売り上げの○%以上いただけるなら・・・」
「必要経費として○○円いただけるなら・・・」
「休みは、完全2日制、有給休暇は○日以上あれば・・・」

・・・仕事を始める前から・・・、取引が始まる前から・・・、
このような条件闘争?に明け暮れるヒトは、僕の経験上、あまり良い付き合いは出来ない。

付き合い始めたとしても、相手は、口に出すか出さないかは様々だが、
「こんな条件だから、出来ない」・・と出来ない理由として、自分の要求を正当化し始める。

「頑張って成果出します!」
「最初は少量だけど、将来は生産が追いつかないほど売って見せます!」
・・・と当初の採算は度外視して、結果次第の成果報酬的な条件闘争をするようなヒトは、
長く大きなお付き合いとなる場合が多い。
このような考え方のヒトは、まず、愚痴を言わない。
将来のビジョンに向かって、前向きだ。

どんなに給与や福利厚生が悪くても、仕事として捉えたら、
条件など気にせず、いずれ自分の力で夢のように多い給与や手厚い福利厚生を
勝ち取ってみせる!

どんなに、薄い利益でも、どんなに、採算度外視でも・・・取引先として選んだら、
相手がびっくりするくらいの実績を示して、
いずれ自分の力で夢のような好条件の取引や多額の利益を勝ち取ってみせる!

・・・僕は、幼い時から今に至るまでこのような考えで生き抜いてきた。
そしてこれからも、こんな考えで、生き抜いていく。

地位や名誉、お金やヒト・・・は、追わなくても、後から自然とついてくるものだ。

    • きょん
    • 2011年 11月 7日 9:53am

    全くです。良い勉強になりました

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