原発事故の対応は国民目線で実施して欲しい

明日、26日に午後と夜の2回にわたって、講演会を行う。

「今ある危機! 原発事故にどう立ち向かうのか?」
・・・なんていう凄い演題で、結構プレッシャーを感じるのだが、
事務局によると、お越しいただける方々が多いと聞いているので、
講演を明日に控えて、更なるプレッシャーを感じている。
さらには、今回の、新横浜での講演会に引き続いて、
各地での講演会開催の要望も来ていることも、
プレッシャーの要因となっている。

・・・というわけで、講演に向けて準備を進めているのだが、
3月11日の大震災、大津波災害によって、引き起こされた福島原発事故、
その後の放射性物質の拡散、政府・原子力保安院・安全委員会・東京電力
などの対応や発表・・・などを調べれば調べるほど、
この原発事故とその後の対応は、大人災として、
後世語り継がれるかもしれない、と思えるのだった。

僕より遥かに頭が良い、政府・原子力保安院・安全委員会・東京電力
などの当事者は、事故発生以前に言っていた内容、
事故発生直後に言っていた内容、
事故発生から現在に至るまでに言ってきた内容または実施した内容
・・・をしっかり検証してみると良い。
逆に頭が良いから、検証されても検証しても、いわゆるシッポは出ないのかな・・・?

事故の対応が、本来なら国民の命を守り、将来の国の形を守り、
原発の安全神話の崩壊を語っていくものでなければならないのに、
自分たちの責任の極小化、原発事業の将来にわたる継続化・・・
しか考えていないのではないだろうか・・・と思えてしまう。
常に、国民を主体に、国民目線で考えて欲しいものだ。

  1. コメントはまだありません。

  1. トラックバックはまだありません。