原発に代わる発電を、国民主体で考える

昨日の午後、僕が紀文食品に勤務時代から
お世話になってきた、保険のセールスのKさんが、
その支社長、支店長とともに事務所に来られた。
支社長の新任の挨拶だったが、
どうしても、話題は、3月11日の大震災と
今進行中である原発事故のことになる。

Kさんは神奈川県の鎌倉に住んでいる。
東電が行った計画停電の時には大変だったらしい。
計画停電が予定されていても、実施されなかった地域が多い中で、
鎌倉は何度も実際に停電があったという。

Kさん曰く・・・
「オール電化にしていたものだから、寒い、調理出来ない、暗い
・・・何重もの不便を強いられた」
「今年の冬に備えて、昔の石油ストーブを買い、ガスコンロも考えたい」
・・・。

そういえば・・・計画停電はどうなったのだろう・・・。
あれだけ、電力が不足するとのことだったのに。

聞くところによれば、理論的には、原発による発電が無くても、
夏場のピーク時の電力は確保できるという数字があるらしい。
東電の計画停電は、「原発を止めると、こんなに不便となりますよ」
という脅かしだったとまことしやかに囁かれてもいる。

原発の推進をこれからも進めていくのか、
新エネルギーに移行していくのか・・・真剣に考えたいものだ。
電気会社の損得計算、経営効率計算・・・で、
エネルギー政策が左右されてはならないと考える。

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