アーカイブ : 2014年 9月 7日

矢祭農場見学 & ≪若山祥夫ウイルサーチ フェイスブック140906投稿より≫

昨日はいつものように早朝から始動。
その後、僕が土そのものから作って農作物を育てている
(株)本物の市場 矢祭農場へ。
今回の目的は、農場の全運営をしてくれている農業法人 甚右衛門の
高信社長との打ち合わせと、(株)本物の市場の未来構想の中で
必要な飲食関係のA社長とH社長に農場見学をしていただくことにあった。
昨日朝の9時半に新橋で待ち合わせ、僕の運転でお二人をお連れしたのだった。
正午過ぎに矢祭町に着く。
まずは、矢祭町から数キロ先のもみじ苑で臼引きの蕎麦を堪能。
腹ごしらえの後、高信社長の案内で農場見学。
農場はチャレンジ精神旺盛で、イタリアの種苗会社とのタイアップで
様々な種類のトマトの試験生産をしながら、露地栽培で
ゴーヤ、白茄子、パプリカ、生姜、唐辛子・・・などを栽培。
すくすく育つ野菜達、広々とした農場、農場を囲む山々・・・
この矢祭農場へ来る度に元気をもらえる。


 

 
農場見学後、僕の作ったエサで卵を生産している鈴木養鶏場へ。
今年の猛暑によって、昨年に引き続き、全国的に卵の生産量が落ち、
卵の値段が上がっている中で、僕のえさに含まれる微生物の影響か、
鈴木養鶏場では生産量が昨年に引き続き落ちていない。
僕の微生物が猛暑から鶏を守り、結果、卵の生産量が落ちていないのである。
色々な可能性を感じた一日であった。
夕食は、矢祭に来れば必ず立ち寄りたい、「赤ちょうちん」へ。
美味しい食事と美味しく可能性のある会話で、あっという間に時間は過ぎ去った。
 
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≪若山祥夫ウイルサーチ フェイスブック140906投稿より≫
 
大阪の交差点でタクシーを拾おうと、携帯片手に立っていたら、
「あのーー、ちょっと良いですか?」と若い男性から声を掛けられた。
僕が答える間も無く「どこかのお偉いさんですか?」と・・・。
その声のかけ方と彼の笑顔が良かったので、
「えっ?そんなわけでも無いけど、ただのオッサンだよ。」と対応。
「ちょっと見てもらえませんか?」
そこで気が付いたのだが、彼が引いていたのは小型のリヤカーみたいなもの。
幟には「チーズケーキ」の文字が。
「今、大阪で話題のチーズケーキなんですよ。」
2つの発泡スチロールの箱の蓋を取ると、色々な種類のチーズケーキが・・・。
「手土産なんかにどうですか?」
 
そのテンポの良い口調と笑顔に、2000円分のチーズケーキを購入。
打ち合わせに向かう先への思いがけない手土産が出来たのだった。
どうして、彼から予定外のものを購入したのだろう?
彼の笑顔が僕を動かしたのだと思う。
ただの笑顔では無かった・・・笑顔には暑い大阪の街を歩いた汗が滴り、
笑顔の中の眼が未来を見据えて輝いていたのだった。