ある医師からの恐怖?体験

昨日の朝一番で、採血検査のため、新横浜の事務所近くのクリニックへ、
生命保険の担当のKさんと行った。
Kさんとは、紀文食品勤務、4年目くらいからのお付き合いだから
かれこれ30年近くのお付き合いとなる。

昨日の検査は、個人保険の掛け替えのための検査だが、
実は、27日の月曜日に、事務所にて保険会社の顧問医師によって、
血液検査以外の健康診断は終わっていた。
本来なら、同じ日に、採血まで終了して、
全てが済んでしまうはずであったが・・・、
いよいよ採血となった時に、
顧問医師は
「採血の時に腕の下に置く電話帳くらいの厚みの箱とかありますか?」
と言ってきた。
採血の時に、腕の下に置く枕の代わりを用意して欲しいと言うことだ。

僕の事務所内だったから、かっては知っているので、
手頃な段ボールを用意した。

すると、その医師は
「血が飛び散ったりして、汚れても良いですか?」
とその段ボールを見て言った・・・。
「血が飛び散る!・・・?」
採血は今までの人生で、死ぬ程行っているが、血が飛び散って、
周辺が汚れるなんて事は経験したことは無い・・・。
変なこと言うなあ、と思っていながらも、言われるままに、
腕を出し、いよいよ、採血・・・と思った時に、
医師が再び口を開いた。

「普段は、このような段ボールは使わないで、いわゆる採血用枕と言うものを使う」「代替えの段ボールだから、採血時に腕が動き、
針が血管を傷つけたりすると、パンパンに腫れてしまうことがある」
(パンパンに・・・の時の医師の動作は、腕の太さの倍くらい・・!)

僕は、
「もう何回も採血してるけど、そんなことになったことは無いけど、
なんか、怖くなってきた」
「でも、もし、そんなことが起きたら、この事務所では、
設備もないし、救急車を呼ぶのか?」と質問。

すると、医師は、しばらく黙ってから、
「何かがあってからでは遅いので、今日は止めましょう」
「新横浜周辺でも、保険会社の契約クリニックがあるはずだから、
そこで採血してもらうと言うことで、同意してもらえますか?」
「クリニックへの予約は、保険会社から行ってもらえるように
言っておきますから・・・」

僕は言った。
「それは良いけど、今週、空いている日は29日しかありませんが・・」

そんな会話を経て、昨日のクリニック行きとなったわけだ。

クリニックでは、看護士さんが、事も無げに、
簡単に採血をしてくれたのは言うまでもない。

月曜日の医師との密室での会話は、
まさに真夏のミステリー?といったところか。
まあ、滅多に出来ない恐怖の体験をさせてもらったことだけは間違いない。

    • きまこ
    • 2011年 7月 4日 3:47pm

    なかなかスプラッター映画を思わせるような話でゾクっときました。
    採血の時の枕って重要な物なのですね!看護士さんの技術もだけど。
    今月採血検査があるんですが、針が刺さる前に、多分博士のこの日記を思い出すでしょう。ちょっとドキドキします(ノ∀`)

    • admin
    • 2011年 7月 4日 7:52pm

    @きまこ
    コメント、ありがとうございます。
    採血、頑張って下さい。
    若山祥夫

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