ラジオ日本の「食の情報最前線」でお馴染の若山祥夫博士のブログです。

来年のスケジュールを書き示しておくため、
新しいスケジュール帳を古いそれと、
入れ替えたりしていて、昨年のことを思い出した。

昨年の11月3日は、1日早かったのだが、
祝日ということを考慮して、この日に、父の五十回忌を執り行った。

僕の父は、僕が５歳の時に亡くなったので、
僕が満５５歳の昨年が、五十回忌だったのだ。
実の子どもが、親の五十回忌を行えるというのは、
余程早く、死に別れたケース以外にはない。
ましてや、その五十回忌は、母も一緒に執り行えたのだから、
これも稀なケースかも知れない。

母は、まさしく、女手一つで、僕と僕の妹の二人を育ててくれた。
かなり前から、「お父さんの五十回忌はキチンとやりたいね」と
言っていたが、この五十回忌を執り行うことが、
一つの生き甲斐・生きる目標になっていたのかも知れない。

１１月３日に執り行って、母は安心したのか、、、
年末の２７日に、倒れ、入院。
以来、５５日間の入院生活の末、父の元へ逝ったのだった。

もう今年も残り僅かとなっているが、毎日毎日をしっかり生き抜いて、
前進あるのみ！だが、
たまには、ちょっと自分の人生を振り返ってみるのも、
良いのかも知れない・・・。