衆議院議員 原口一博氏講演「危機の指導者とは」を聴いた

福島原発の事故・・・事故のレベルを5から7に引き上げたことに対し、
国民はじめ、世界各国から、日本への不信感が広がっている。
しかも、官房長官が会見で述べたように、3月中にはレベル7相当と、国は分かっていたという。
一説によれば、統一選挙が行われた10日までは、発表しないと決めていたという。
まったくもって、国民の命を何と心得るのか・・・。

さらには、菅総理が、福島第1原発から半径30キロ圏内などの地域について
「そこには当面住めないだろう。10年住めないのか、20年住めないのか、ということになってくる」
と発言したという。
その後、訂正しているが、総理と会談した松本健一内閣官房参与が、
会談直後に総理の発言として記者に言ったのだから、事実なのだろう。
リーダーとして失格だ。

代わりのリーダーは出てこないものか・・・、出てこないようなら、
本当に日本は、終わってしまう気がする。

新リーダーの元、一刻も早く、福島原発事故による飛散した放射性物質の
種類、量、拡散データー、今後の拡散予想、
土壌・水・海・作物・畜産物・魚など口に入るものの放射性物質量または、放射線量・・・
などのデーターを出して欲しい。

新リーダーの元、一刻も早く、暴れ狂う可能性のある原発事故の終息への道のりを示して欲しい。

新リーダーの元、一刻も早く、非常事態の元、超法規的な処置で、現場に権限を委譲し、
例えば被災した方々に、今一番必要な現金、そして仮設住宅がいきわたるようにして欲しい。

このような現在進行中の原発事故を終息させ、
被災なさった方々に生きる希望を持てるようにした上で、
新リーダーの元、一刻も早く、復興への道のりを歩んでいこう!と全国民に宣言して欲しい。

史上最大の危機に陥っている今の日本に必要なのは、真の指導者・リーダーの出現だと思う。

「危機の指導者とは」という題目の講演を聴きに、
昨日13日、午後6時を目指して赤坂区民センターに行った。
衆議院議員 原口一博氏の講演だ。
この講演会の存在を知ったのが、昨日の朝6時過ぎ・・・
経済学者 植草一秀氏のブログで知ったので、
急遽、申し込みのファックスを入れたのだった。

ファックスを入れただけだったので、会場には入れないかも・・・と不安があり、
「こんな時には、早い行動に限る」というわけで、開始の1時間前に、会場に着いた。
一番乗りだった。
早い行動は三文の得??というわけで、最前列に座ることが出来たのだった。
原口氏の講演は、1時間半にわたった。
原口氏の言う真のリーダーを我々国民は、一刻も早く持たねばならない。

では、何が出来るのだろうか・・・。
4月16日(土)、「『脱原発社会』こそ究極の『共生国家だ」を理念に、
菅首相の退陣を要求する「脱原発社会を作ろう
」デモが行われるらしい。
参加するのも一つの方法かもしれない。

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