出張を楽しむ・・・

相変わらず、出張が多いが、出張中に起こること、見たこと、感じたこと・・・が、
刺激を与えてくれて、単調な移動も楽しいものとなる。

時には、こんな気付きがある・・・。
まず、普段から何気なく行っている手荷物検査場で・・・。
いつも通り、搭乗券のチェックを受け、荷物からパソコン、洗面具ポーチ
(その中のスプレー缶をチェックしてもらう)を取り出す。
僕の鞄の場合、別々のスペースに入れているので、
2箇所のファスナーを開け閉めせねばならない。
取り出したパソコンと洗面具ポーチをトレーに入れ、鞄を預けて、身体チェックゲートを通り、
検査機から出てくる鞄、パソコン、洗面具ポーチを待つ。

この時、必ずと言って良いが、まずは、トレーに乗った、パソコン、洗面具ポーチが出てくる。
その後に、鞄が出てくる。

先日の出張時、このことが非効率と気付いた。
鞄が先なら、2箇所のファスナーを開けて、パソコン、洗面具ポーチを待っていられる。
自然・・・時間短縮に繋がる・・・というわけだ。

小さなアイデアコンテストがあったなら、入賞するかも・・・。

時には、こんな失敗がある・・・。
福岡空港の出発ゲートは、例えば、3番、4番、5番ゲートが共通のゲートとなっている。
JALに乗る場合、ダイアモンド会員だから、優先搭乗が出来る。

先日も、優先搭乗が始まったので、多くの方の視線を感じながら、ゲートに進んだ。
ゲートに搭乗券のバーコードをかざす・・・何も問題無く、快適な合格音?とともに、
ゲートが開く・・・はずなのに、その時は、大きなブザー音が鳴ると共に、ゲートが開かない。

「バーコードの当て方が悪いのかな?」ということで、
冷静に、バーコードを、読み取り画面にしっかりと押し当てた・・・が、結果はブザー音・・・。

「数え切れないほど、利用しているダイヤモンド会員ですよ!」って感じで、
側に立っている係の方を見る。
「私がしましょう」と言って、僕の搭乗券を、僕と同じように・・・、
だが、結果は、虚しいブザー音。
ブザー音と共に、係の方は、搭乗券をチェック。

「お客様・・・今は、名古屋行きのご案内です。もうしばらく、お待ち下さい」
「あっ・・・スミマセン・・・。」

視点、定まらないまま、多くの方の、優先搭乗時の視線とは全く違う
視線の雨あられの中を、元の位置まで帰って行ったのだった・・・。

その後、ようやく、乗れた東京行きの飛行機・・・
僕は席に着いたが、まだ続々と、乗客が、自分の席を目指している・・・。
その時だった。
ある男性が、出迎えている乗務員に、「これ、東京行きですか?」と尋ねたのだ。

「東京行きじゃ無かったら、ゲートで、ブザー音が鳴って、乗ることは出来ないよ。」
経験者の僕は、心の中で叫んだのだった。

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