「一気!!」に至るまで、、が大切だ

消毒をして、指先で、場所を確認して、あとは、一気に針を差し込む。
どのような状態だったら成功なのかを確信できるのかは、僕にはわからないが、
その確信に基づいて、差し込んだ針が動かぬように、手で支えながら、
もう一方の手で、採血管を繋ぐ。
勢いよく、採血管が血液で満たされていく・・・。

昨日、10月初めに行う事の事前準備の検査で血液採取した時のことだ。
僕の腕の血管は、採血し辛いらしく、時々、なかなか上手くいかないことがある。
その時、一番焦るのが、当の看護士さんだ。
「ああ・・・ごめんなさい・・・」
なんて言いながら、血管の存在を、注射針で探し出したら、まず失敗だ。
そんな時は、「全然痛くないし、大丈夫ですよ」・・・と実はかなり痛いのを我慢して、
明るく言う。

普段から僕自身が開発した若返り美容食を食べているからか、
弾力のある血管が、注射針を刺す刺し方で、逃げてしまうのではないかと、
僕は考えているのだが・・・偉そうには言えないし・・・。

でも、昨日の成功を見て、確信した。
血管に逃げる暇を与えないくらい、一気に射し込むことが成功の秘訣だと・・・。

「上手ですね。」
「ありがとうございます」
なんていう会話が自然と看護士さんとの間で生まれる。

「今日の注射針は通常より細いのですか」
「いえ、普通のものです」

「やっぱ、一気に気合いで刺すからかなあ」
「一気にしないと、血管が逃げる場合があるんです」

「いやあ・・痛くも痒くもない・・・感動しています」
「ありがとうございます」

そんなわけで、昨日は、楽しく採血を終える事が出来たのだった。

ここ!と思う場面で、一気に事を決める、一気に事を進める・・・
これは採血に限ったことではない。
ビジネスの場面、人生の岐路の場面、ヒトとの出会いの場面、・・・
細かいところでは、何を食べるか決める場面、スケジュールを決める場面・・・・
決断の場面で、一気に!は大切と思う。
ただし・・・その「一気!」に至るまでには、
たゆまぬ技術向上の訓練や、たゆまぬ遠謀深慮や、たゆまぬ努力
・・・が無ければならないことは、忘れてはならぬ。

  1. たゆまぬ技術向上~良いお言葉を有難うございます。

    • Yukiko
    • 2011年 9月 12日 2:03am

    私は社会人になってからよく献血をしているので血管に針を刺されるのは得意です。
    ここ半年は毎月行っていますのでよくわかります。
    上手な人と下手な人では明らかに違いますよね。上手な人はほんとに痛くも痒くもない。
    それに一連の動作がスムースですよね。下手な人はやたらと血管を確認する・・・
    よく針を刺すところを見るんですが下手な人は針先に自信のなさが現れますね。痛いし…。
    たゆまぬ努力を重ねてきた看護婦さんに当たると気持ちよく採血ができますね。
    たゆまぬ努力と経験ですね。その今だ!という一瞬を逃さないために私もたゆまぬ努力をしていきたいと思います。

    • admin
    • 2011年 9月 12日 8:24am

    @Yukiko さま

    コメントありがとうございます。
    頑張っていきましょう!!

    若山祥夫

  1. トラックバックはまだありません。