食の場面の伴う打ち合わせ。

仕事がら、打ち合わせの機会は多いのだが、
打ち合わせに食の場面が伴うと、相手の思わぬ素顔がわかったりするものだ。

思いがけず、良い点を見出すことができる場面もあれば、
良いヒトだ・・・との思いを一気に崩壊させられる場合もある。

このような場面に遭遇できる、食を伴う打ち合わせは、
重苦しい雰囲気では成立するものでは無い・・・と思う。

先日も、N社長以下3人の方との、会食をしたのだが、
食をしっかり楽しみ、仕事の新たなる方向性を確認し、
会話をしっかり楽しみ、笑いをしっかり腹を抱えながらしたのだった。

今後のN社長との新しい仕事に大いに夢を、大いに可能性を、
持てるものになった。

その会食の際、いつものように、食の場面を撮っていると、
隣に座っていたN社長が、口を開いた。

「その撮った写真は、どうするのですか?」
ここから、他愛の無い会話が始まった。

「僕は、パソコンに保存して、時にはブログなんかで紹介したりします」
「いろんな方が、料理を撮っているのを見るのですが、
私には、何が楽しいのか、わからない・・・」

「まあ、趣味で撮っているヒトもいれば、僕のように、
自分の食の記録として、また、ブログで紹介するために撮っている
ヒトもいて・・・。」

こんな会話から、広報を仕事にしているN社長と、
ヒトはなぜ料理を撮るのか、撮った料理の写真を何に活用しているのか、
保存はどうしているのか・・・、なんていう会話が始まり、
そのうち、その会食に参加した5人全員で、
こんなどうでもいいような話題で、わいわいがやがや・・・。

今後の仕事の中で、ひとつのチームとなるメンバー同士が、
しっかり、目標に向かって一丸となって歩んでいける、
連帯感が生まれたような気がする。

食を伴う打ち合わせで、
N社長が持つとは思えぬ素朴な疑問を知り、

普段はクールに決めているY氏のさらなる真面目さと、
その真面目さを崩壊さすようなオッサンギャグを知り、

これまたクールなMさんは、お酒がどんなに進んでも、
クールさは微動だしないことを知り・・・、

こんな打ち合わせをこれからも続けていきたいものだ。

  1. 日本人は特に無口なので、食事の場面はお互いが心を開く良い機会なのだと何かで読んだことがあります。家族も仕事も、いろんな考えを言い合ったり、価値観を共有したり。なので、人生に約7万回ある食事の機会は、できるだけ大切にしたいなあと思っています。
    会話が弾むためには、食事が美味しいことはとても重要ですよね。

    • admin
    • 2011年 8月 22日 4:39pm

    ラ・コミック様

    コメント、ありがとうございます。
    確かに、食の場面を、大切にしたいと思います。

    若山祥夫

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