今、大切なこと・・・前向きに生きること

福島原発事故、原子炉3基とも、少なくともメルトダウン、
さらには、メルトスルーとなっていることは、周知の事実だ。

メルトスルーして、文字通り、原子炉建家基礎のコンクリートを通過し、
岩盤まで到達・・高濃度の放射性物質が、地下水から海へ流れ出る・・・。
反原発の立場から原子力研究に取り組んでいる
小出裕章先生 (京大助教) は、
「今の状態では、いくら水で冷やしても、意味はない」
「原子炉建家を岩盤まで届く防護壁で、囲うことを速やかにやるべし」
などと、現在の政府、東電・・・の取組に対して、意見を述べている。

素人ながらも、僕も一刻も早く、防護壁を地下深く作るべきと考える。
そうしないで、高濃度の放射性物質を海に垂れ流せば、
日本の漁業は壊滅的な状況になるだろうし、
国際社会からは、国際的犯罪国家として永遠に非難されるだろう。
しかし・・・東電は動かない。
理由は・・・、防護壁の建設費用が膨大になるからだという。
利益追求の企業姿勢を貫き通しているに過ぎない。

あの3月11日の大震災・大津波・大原発事故の際に、
国家非常事態を宣言して、東電を国家管理下に置いて、
原発事故対応を国家主導で、迅速にして欲しかった。
同時に、震災・津波の被害からの復旧・復興に取り組んで欲しかった。
それらが、全く出来ていない・・・返す返すも、残念だ。
政治や原発には素人の僕でさえ、やりきれない気持ちになってしまうのだから、
政治家や原発の専門家は、居ても立っても居られない気持ちになっている
人が多いのではないだろうか。

国が、史上最悪の原発事故の対応を国民に示し・・・、
復旧・復興への希望に満ちた道筋を国民に示し・・・、
国民が一丸となって、日本の底力を世界に見せつける・・・
そんな日が、一刻も早く訪れない限り、
日本の明るい未来は、無いのではないか・・・と思ってしまう。

ただ祈りながら、毎日、国の動きを見ているだけだけれど、
こんな時にこそ、大切なのが、
今自分が出来ること・・・どんなに小さな事でも良いけれど、
出来ることをしっかりやって、前向きに、明るく生きることも大切なのだと思う。

ガッカリしたり、落ち込んだり、諦めたりしていると
・・・生きる根本である「免疫力」が下がってしまう。
反面、前向きに、明るく生きてさえいれば、
・・・生きる根本である「免疫力」は、アップし、
生きる根本が強くなって、放射性物質、ウィルス、細菌、病気そのもの
・・・などとしっかり戦うことが出来るのだ。

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