作物にとっての土は、ヒトにとっての【食】

杉の木の皮を出発として、それを発酵させて、2年間で
出来上がる土・・・この土で、育ったミニトマト「アイコ」が
今年も、好評だ。

農業法人 甚右衛門 あってのことだが、この「アイコ」・・・
土が良いと、作物が喜び、生き生きと育つことを証明してくれる。
生き生きと育った結果は、食べて、美味しいことで解る。

「アイコ」は全国的に出回っている品種だから、その土地土地で、
味が変わってくるのが良く解るのだ。

作物にとっての土は、ヒトにとっての【食】だ。
作物は自分で考えて土を選べない。
でも、ヒトは【食】を選べる・・・。

だから、僕はヒトにとっての本物の【食】を追求し続けるのだ。

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≪フェイスブック130730投稿より≫

割烹で、伊勢エビを頂いた。
伊勢エビの分厚く切った身に、ゴマベースの
タレが、ゼリー状に固めて挟んである。

そのゼリー状のたれと一緒に、伊勢エビを
口にする。

噛めば、プリッとした上品な伊勢エビの存在が
良く解る・・・その後から、上品な、ゴマベースの
タレが溶けるように、その身に絡みこんでくる。

ゼリー状になっているから、その上品な味と
伊勢エビの旨みが良く絡み合う。

ちょっと、ゼリー状が厚いので、タレの味が
伊勢エビの上品さを殺してしまうように思えた。
大将が、しきりに、ちょっと厚すぎた・・・
と言っていたが、厚みがバッチリ決まっていたら、
更なる絶品な料理になったに違いない。

 

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