千葉の、演者冥利に尽きる講演会&岩ガキ

昨日は、午後から千葉での講演会。
車で向かったのだが、車での移動で、一番困るのが、
思いがけぬ渋滞に出会う時である。

特に昨日は、何年かぶりかの、京葉道路を通る、
本当に馴染みが無いルートをナビが指し示す。
ちょっと余裕を持っての移動開始だったが、
ものの見事に、渋滞にはまってしまった。

だんだんと開始時間が迫る中、運転席でのイライラは
つのっていくばかり・・・。
こんな時には、免疫力はかなり低下するはずだ。

結局、講演開始10分前に到着。
近くの大型ショッピングモールの駐車場が空いていて
良かった・・・。

講演会は50名近くの方にお越しいただき、盛況だった。
終了後には、ちょっとした名刺交換会となり、
名刺交換した方々は、経営者の方が多く、
そのほとんどの方が、講演の内容を評価してくれた。

講演会場を後にして、駐車場から車に乗る前に、
ちょっと見てみよう、ということで、ショッピングモールを
歩いていたら、「先生!今日は素晴らしかったです!」と
駆け寄ってきてくれて、ここでもまた名刺交換・・・。
演者冥利に尽きる・・・とはこういうことを言うのだろう。

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岩ガキとマガキの違いは、その食べる時期の違いが大きい。

カキは生殖巣が成熟することにより旨味が増すことから、
産卵期の違いによりその旬の時期が異なる。
ところが、マガキとイワガキについては両種ともに夏が産卵期。

だったら、美味しい旬の時期が同じになるはずだが、
実際はマガキが10~4月、イワガキが6~8月と、旬が大きく異なる。
これは、成熟スピードの違いによるものだ。
このおかげで日本ではほぼ一年中カキ類を食することができるのである。

カキの栄養価は高い。
完全栄養食品と言えるため、別名『海のミルク』と呼ばれるのだ。

糖質の50%以上が、効率よくエネルギーに変わるグリコーゲンなので、
肝臓の機能を高め疲労回復を助け、筋肉や脳の働きを活発にする。

鉄や銅などのミネラルを多く含むので、貧血予防に効果が期待できる。

味覚障害の予防に必須の成分である必須ミネラルの亜鉛を
多く含んでいる。

また、タウリンを非常に多く含んでいる。
タウリンは、乳酸の増加を防ぎ、スタミナ増強、
疲労回復に効果が認められている。
また、胆汁酸の分泌を促し、コレステロールの上昇を抑える作用や、
眼の疲れや、視力の衰えを回復する効果がある。
こんな作用を有するタウリンをたっぷり含むのだから、カキは優れものだ。

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≪フェイスブック130625投稿より≫

岩牡蠣・・・を頂いた。
大きな殻に守られて、出てきたそれは、
縦横、優に15センチはあろうかという、巨大なもの。

「切りましょうか?」という、お店のヒトのお勧めを
断って、カブリつくことにした。

酢橘をしぼって、身を丸ごと、ポン酢の小皿へ。
小皿から、はみ出す迫力に、ちょっとニンマリ・・・。
皿の端に口を持っていって、カブリつく。

ポワーンと口の中に、強い磯の香とほんのりとした酢橘の香・・
が広がっていく。
噛みしめれば、海のミルクとされる、牡蠣のエキスが
口一杯に満ち溢れていく。

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