景気回復はもちろん大切だけれど・・・忘れてはならぬ事がある

昨日の日曜日・・・今年最初の日曜日だったが、
いつもの日曜日のように、報道番組が朝から目白押しだ。

先般の選挙結果によって、一党というか、
原発推進、消費増税、箱物行政、TPP推進・・・
という共通の方向性を持つ複数の政党が
日本の未来を決めていくような感じになり、
ちょっと、落ち込んでいる今日この頃なので、
あまり政治に関心が無いのだが・・・。

昨日に限らず、政治の話題は、目の前の、景気対策がどうこう・・・
という話題が中心だ。
昨日は、2020年に東京オリンピックを開催しよう!
なんていう話題も、放送されていた。
・・・思わず、最近、このブログからの転用だけで、
実際にはつぶやいていなかった、ツイッターで、つぶやいてしまった。

今、日本で一番、大切なのは、福島原発事故への対応ではないのか、、、と。

情報があまりないけれど、福島原発3号機では、
170℃くらいまでの温度上昇が見られるというし、
原発の事故処理に当たる作業員の方の確保が難しくなっていると言うし・・・、
本当に日本は大丈夫なのだろうか。

10兆円規模の補正予算を組む方針を政府が出し、
大手ゼネコンはじめ、その業界の方々は、喜んでいるらしいが、
本当に、それで良いのだろうか。

景気が良くなったとして、それを横目で見ながら、
膨大な費用をかけて、福島原発の後処理をしなければならない、
東京電力は、はたして本気で、自己の後処理を出来るのだろうか。
今こそ、国の総力で、福島原発事故の終息、廃炉、原発政策の見直し
・・・をしなければならないのではないだろうか。

もし、日本が、この事故の終息も目処を付けられない状況で、
原発の再稼働や原発の新設を進めるとしたら、
それこそ、世界中から笑いものにされるのではないだろうか。

だから、今の政治は、最重要課題である原発問題をどうするか、
それこそ挙党一致で、真剣に議論して欲しいと思うのである。

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