台風の中、観音寺での講演会・・・スリルあったなあ。

毎月、月初には同じ事を言っているような気がするが、
今日から新しい月が始まる。
今年も、残りわずか3ヶ月だ。

さて、昨日は、台風17号に朝から翻弄されっぱなし・・・で、
長い長い一日が終わった。
昨日は、香川県観音寺での講演会の日だった。
僕は、あまり、台風のことは気にとめていなかったのだが、
一昨日の朝方から、主催のI氏や、
高松空港から会場までの移動をお願いしているタクシーのU氏から、
心配の電話がかかっていた。

「台風が接近していて、、、」大丈夫でしょうか・・?」
「えっ?そうなのですか・・。大丈夫でしょう。」と
悠長に僕は構えていた。

ちょっとお気軽に・・・、空港へ行って、万一欠航だったら、
それから新幹線では間に合わないし・・・
どうやっても行けないわけで・・・。
そうなると、キャンセルさせて頂くしか無い・・・、
が、急なキャンセルは、
観音寺の方々を悲します結果となってしまう。
それでは、僕の良心が許さない。

昨日に日付が変わって、インターネットで調べてみると、
どうも、飛行機が着く時間と、
台風が最も高松空港付近に接近する時間が近そうと、
わかってきた。

そこで、明け方の決断・・・というほどの大げさなものでは無いけれど、
急遽、JAL便をキャンセルして、新幹線の移動を決定。
予定よりも3時間ほど早く出なければならない。
・・・が、ここは、前向きに考えることにした。

新幹線と在来線で、
ゆっくり本が読める、
雑誌が読める、
メールもチェックできる・・・
これは、飛行機移動ではなかなか出来ないことだ。

そうして臨んだ観音寺の講演会・・・、
Oさんが、チラシなどの紙を使って
織り上げた手作りの宝船などが、
僕の控えの机にお茶とともに用意されていたり、
いつものNさん手作りのパンを頂いたり・・・
至れり尽くせりの歓待を受けるのであった。
講演するもの冥利に尽きる・・・?。

会場は、足下が悪い中、沢山の方にお越し頂き、
大いに盛り上がったのであった。

講演終了後は、都内での打ち合わせが予定されていたので、
飛行機でのトンボ帰り・・・を決断。
講演が始まる前にチェックしたところ、
JAL便の最終は欠航、その前の便は、天候調整の可能性・・・、
ANA便は、通常運航とあったので、
最悪は、ANA便での帰京を目論んだ。

講演終了後、汗を拭き拭き、一路、空港へ。
タクシーに乗る前に、チェックをすれば良かった・・・と
思ったのも後の祭り・・・。

空港に着いてみたら、
すべての東京行きが欠航となっていたのだった。
そのころは、観音寺や高松は、やや風があるものの、晴れ間も
見えるようになっていたので、すっかり油断してしまったのだ。

躊躇している暇は無い。
すぐさま、タクシーで高松駅に。
岡山乗り換えで、東京着は21時過ぎ。
うーん、何とか、打ち合わせの相手に、待ってもらうか・・・と、
岡山からのぞみ号へ乗ったのだった。

うーん、順調順調・・・台風を上手くかわしたな・・・と
思っていた矢先、新神戸手前で、突然の車内放送。

「のぞみ136号は、台風の影響で、新大阪より先の
運転を中止させて頂きます」
・・・うんっ!!?ってなわけで、強制下車、強制乗り換えをさせられ、
そこからは、新大阪の駅で、2時間以上待たされて、
21時前にようやく、出発。
信号待ちなどが、繰り返され、結局、品川に降りたのが、零時過ぎ・・・。

予定はすべてキャンセルと相成ったのだった。
台風を甘く見てはいけないのだ・・・!
ちょっと、反省。

でも、いろんなスリルをしっかり楽しんだ、僕がいたのも事実である。

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