短期間でも海外に出ると俄かバイリンガル・・・

昨日、9時半前のJAL便で福岡空港へ。
福岡での講演会のためだ。ちょっと余裕あるなあ・・・なんて思いながら
地下鉄に向かったその時に、「Excuse me」と声がかかった。
一昨日まで、ロサンゼルスにいた僕は、その程度はいろいろあるだろうが
・・・すっかり英語脳になっているわけで・・・。
バイリンガルになりきって、応対をするのであった。

ただ、問題は、こちらの地理脳力だ。
博多駅前のホテルにチェックインしたいという、
僕では持てないかもしれないな・・・というほど大きな荷物を持っている彼女に、
博多駅からどうやって、そのホテルへ・・・?と聞かれたのだった。

僕はそのホテルの名前は知っていたのだが、
二つある、博多駅の出口のどちらへ出たらいいかはわからない。
すぐさま、講演会の主催者であるYさんに電話して聞いて、
その結果を、彼女の持っていた、ホテルの予約表に書いたのだった。
「Tsukusiguchi Exit」と・・・。

それでも不安そうな彼女をしり目に、放っておくわけにもいかず、
ホテルまで送っていくことを決めた。

博多駅に着いて、数人に、「すみません・・・つくし口はどっちですか?・・・」
と尋ねたにも関わらず、だれも、一様に、「わからない」。。。という。

さらには、博多駅中央口方面・・・なる表示はあるのだが、
そもそも、博多に不案内な僕には目的の出口の方角は
全くわからない・・・、
こんな状況なら、外人はかなり困るだろうなあ・・・って感じで、駅員に尋ねると
・・・ちょっとクスッと笑われて、
「ああ、ちくし口ですね・・・」と。
そもそも、出口の名前を間違えていたのだった・・・トホホ。

でも・・・、その彼女をホテルまで送り届ける間に、
彼女がフランス人で、今日から博多で始まる、
農業関係の学会に出席する科学者であることが判明。
道中、話が多いにはずんだのであった。

夕方からは、中州六三亭で、美味しい料理を食べながら、
明日への展望が開くであろう、S社長、T氏との
濃密な打ち合わせの時間を持ったのだった。

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