臨機応変の対応は、その程度によって違ってくる

女性店員さんとお客さんのやり取りが聞こえてきた・・・。

「免許証のご本人様はいらっしゃいますか?」
「家内だけど、今までいたでしょ?あなたも見たじゃない・・・」

「でも、ご本人様が目の前にいらっしゃらないと、ご本人確認にはならないのです」
「今、そこの車の中に戻っただけで・・・。駐車違反になりたくないから・・。」

「ええ・・・・、でも、やはり規則なので・・・。」
「理解できないよ。今までいたんだし・・・。」

・・・・・そこへ、上司らしき男性が駆け寄ってきて、
「ご本人様確認は、最後の最後でご本人様がお見えになればいいということで・・・。
その時は、奥様にお願いできますか?」
「ええ、もちろんです!」と。

一件落着だ。

何で、臨機応変に出来ないんだ・・・、という
お客さんの気持ちは十分に理解できるけれど、
女性店員さんの対応は合格点である。

現場の最前線においては、多少、お堅過ぎると言われようが、規則遵守が必要だ。
臨機応変の対応をしても良いのは、責任をしっかり取れる立場の人に限る。
現場に、責任を与え、臨機応変の対応を委ねるのも良いが、
規則の維持が困難になって、結果、会社全体の信用を失墜させる原因に成りかねない
・・・と僕は思う。

・・・が逆の立場になると、そのうえ、対応が悪かったりすると、
理不尽な、そして規則破りであるとわかっていても、
また、窓口の担当者では解決出来そうもない事でも、
ゴネてゴネて・・・粘ってしまうことがあるから、厄介?だ・・。

身分証明で免許証や保険証が必要なのはわかっていても、
たまたま、それを忘れたりした場合のこと、
ありとあらゆるクレジットカード、僕の名前が入った書類・・・を鞄から取り出して、
広げて見せて、、、
そんな場面を見ていたであろう、責任者が飛んできて、
結局、株式配当金を受け取ったり、
10万円以上の現金を「若山祥夫」名義の口座に振り込んだり・・・。

立場が変われば、考え方が変わってしまうのだ・・・反省・・・。

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