命に関わる重要なデーター公開、いくらなんでも、遅すぎる

昨日のニュースで知ったのだが、
原子力安全委員会のホームページで、
緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の
計算結果が公表されるようになった。

早速、見てみたが・・・3月11日の当日から、現在まで、
1時間毎の放射性物質の拡散の様子とその濃度がしっかり見ることが出来る。
こんなに、重要なデーターを、なぜ公開してこなかったか・・・。
政府の言い方は「国民に無用な混乱を生じさせぬように・・・」だ。
国民は馬鹿ではない。
自分の判断で情報を把握し、行動出来る。
データーが当初から公開されていたら、政府の3キロ圏、10キロ圏・・・
などの避難指示が有る無しに関わらず、
自分で、様々な対応が出来たであろう。
そのことによって、初期の大量被曝を防ぐことが出来たであろう。

このデーターの公開が50日以上にわたって、
また一番危険であった3月15日の大爆発後の数日間にわたって、
なされなかったこと・・・
これは、必ず糾弾されなければならないだろう。

国は、我々の命を守ってくれるものだと、
信じていた僕も含めた多くの方々は、
真剣に、国のあり方を考えなければならないと思う。

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