食品の放射線量、食品衛生法で厳しく取り締まれ!

昨日は、四国観音寺での博士講演会だった。
久しぶりの観音寺・・・以前は、新幹線&在来特急で移動していたが、
ドアトゥドアで、たっぷり5時間かかるので、日帰りでの移動は、
飛行機にすることにしている。
昨日も、日帰りの予定だったので、羽田から高松空港への移動だ。

羽田発10:30のJAL便に合わせて、羽田空港に着くと、
「高松空港、強風のため、伊丹空港へ行くか、羽田空港へ戻るかする場合があります」
・・・ちょっと、ショック。
万一の場合、伊丹から新大阪に向かって・・・、とか、
羽田に戻ったら、講演会はキャンセルせざる得ないな・・・、
など頭がグルグル回るのであった。

いずれにしても、観音寺の主催をしてくれている、
I氏に連絡を、、、ということで、電話をすると、
何とか、来て欲しい・・・という一心からか、
徳島便とか、岡山便とかに変更できませんか?、、、と。
搭乗まで15分の時間帯で、乗換は不可能であるのに・・・。

久しぶりの観音寺での講演会、行けるか行けないかの、
ストレスを感じながら、高松空港への着陸時には、さすがに強風下、
これでもか!の揺れに耐えて、何とか無事に高松空港へ着いたのだった。

ストレスの塊り状態の中で、このまま講演会突入は・・・?ということで、
講演会会場である観音寺市民会館の周辺を、軽く散策。
のどかな、川と魚とカメと鳥と、そしてきれいな花の風景が
僕のストレスをしっかり無くしてくれたのだった。
さらには、会場には、僕のためにお茶とお茶菓子が・・・、これらもしっかりストレスを除去してくれる。

こうして始まった、久しぶりの講演会は、会場一杯の方にお越しいただいて、
大いに盛り上がったのであった。

さて、食品の放射性物質検査をめぐって、農林水産省は20日、
スーパーや食品メーカー、外食産業などの業界団体(270団体)に対し、
国が設けた放射性物質の基準を守るよう求める通知を出したという。
本当におかしな通知である。
より安心な食品を提供するという業者に対しての通知・・・、
食品衛生法の基準に準じて甘くしろ・・・、ということとしか受け取れない。

声を大にして言いたい!これはおかしい。

食品衛生法の基準というならば、それ以上の放射線量の食品を作ったり、
販売したりする業者には、厳しい罰則を課すべきなのだ。

各地で、基準値以上を示す食品が見つかっているが、
その都度、農水省の指導は、出荷の自粛要請・・・である。
おかしいではないか!

例えば、同じく食品衛生法で決まっている、細菌の菌数、
これなどは、基準以上が検出されたら、即刻、営業停止処分など、
厳しい処分が下される。

これらの処分に合わせて、放射線量に対しても、厳罰を処するべきなのだ。
厳罰の元は、国が作ったわけだから、国が責任をもって、対処する必要もある・・・。

僕は、僕が主宰する【本物の市場】では、自主的検査を行い続け、
本当に安心安全な【食】を提供し続けるつもりだ。

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