「食」の未来の一つの形が具現化していく・・・かも。

NPO法人 食の未来研究所は、その名の通り、
あらゆる「食」の未来の形を考えよう、ということを目的にして
2008年に設立したNPO法人だ。

来月の新たなる試験というか、研究に向けての準備が始まっている。

その研究は、杉のほだ木でのシイタケ栽培試験である。

シイタケ栽培において、通常使用するほだ木は、
クヌギなど比較的柔らかい木であり、木のリグニン質が堅い杉の木は、
シイタケ菌が繁殖出来ないので、使用しない。

日本の杉の木は、非常に多い。

もしも、杉の木をシイタケ栽培に使用できたら、
シイタケ栽培に革命(・・・ちょっと大げさかな・・・)が起こるであろう。

シイタケ菌が杉の木で生育できるためには、
シイタケ菌自体を、リグニン質を効率よく分解する能力の
あるものに変異させなければならない。

このシイタケ菌の改良に、実験室レベルで成功したので、
来月、いよいよ、実地試験を行うのである。

実地試験は、本物の市場矢祭農場がある、
福島県矢祭町のシイタケ栽培農家の方、つまり、プロの管理下で行う予定だ。

この試験研究も、「食」の未来を模索する、一つの大切な研究である。

今から、ワクワクしている僕がいる・・・。

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