人生、積み重ねの集大成は独り死にいく時・・・

深夜というか夜明けというか・・・
わからないような時間帯で動いている今日この頃であるが・・・
そんな時間だから、当然、移動は車を使う。

運転していると、道路の工事現場を良く見る。

工事の規模から見て、あの赤色灯の誘導棒?を持った誘導員が、
異様に多いのが気になるが、
その一人一人を見てみると、

ほぼ立って寝た状態でいい加減に棒を振っているヒト、
考え事をしているのか疲れ切っているのか・・・身動きが全く見られないヒト、
おそらく見つかったら叱られるだろうに、携帯メールをしているヒト、、、

こんなヒトがいる中で、必死に、誘導をしているヒトが数人は必ずいる。

誰に見られるでもない、
また仕事内容によって得られる賃金に差があるわけでもないのに、
仕事に対する姿勢の違い・・・

こんな違いが、きっと、その人の将来構築していく人生の差となっていくのであろう。

その差は、お金が有る無し、有名で有る無し、家族が有る無し・・・
ではなく、ヒトに対する優しさや敬愛の気持ちを持てるかどうかに表れてくる。

そして、それが表面化する時が、必ず誰でもいつかは迎える、
独り死にいく時なのだと思う。

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